気になる「キャナリーコット」の全貌!
以前からDODでは「キャナリーテーブル」という、コンパクトに収納できるテーブルが展開されていますが、今回登場したのは、コンセプトを同じくした「キャナリーコット」。
そのこだわりのギミックはのちほど取り上げますが、はじめにアイテムの概要をご紹介しましょう。
コットを展開したときのサイズは、座面が約190cm×D75cm。脚の高さはロースタイルで21cm。パーツを追加したハイスタイルなら38.5cmと、2段階から選択できます。
座面はメッシュ生地になっていますが、コット全体としての静止耐荷重は150kg。そこそこ身体の大きな人が寝るときや、大人2人で腰かけられるぐらいは問題なく、安心して使用できそうです。
ちなみにこちらは、兄弟分の「ジミニーコット」。基本的な構造は同じですが、こちらは張地が600Dポリエステル(PVCコーティング)となっています。
つまりキャナリーコットは、ジミニーコットのメッシュ版!……というのは早合点。半分正解で、半分不正解です。
何を隠そう、本作「キャナリーコット」には、先ほど紹介した本体とメッシュの座面に加えて、座面を覆う中綿入りのカバー(その名も「モフモフチェンジャー」)が付属。寒い冬にあったらうれしい、進化系コットなんです!
DODのニューフェイスは、ふたつの顔を持っている
さてここからは、「キャナリーコット」の優れている点を個別にピックアップ。
使用イメージを交えて、その魅力を探っていきます。多様なアレンジができるのが特徴のようですが、その実力やいかに?
スースー&ぬくぬく? 座面を変えれば使い勝手が180°変わる
ベースとなるメッシュ座面で使えば、通気性MAX。テントサウナのあとのほてった身体をあずける、“ととのいベンチ”、“ととのいコット”として最高です!
また、汗ばむ季節もムレ知らず。PVCコーティングされているようなシッカリ系の生地と比べ、湿気や体温やを跳ね返しにくいので、寝苦しい夏のキャンプも快適に過ごせそうです。
一方、冬には……!
しかし、メッシュの座面に中綿入りのモフモフチェンジャーを被せたら、その性質は一転。
ふわふわの毛布の上にいるような温かい寝心地に早変わり。ポリエステルの生地の肌触りは病みつきになります。
さらにさらに、モフモフチェンジャーはじつはリバーシブル。裏返して使えば火の粉が飛んでも燃え広がりにくいコットン生地がお目見えします。
こちらを使えば、中綿による保温性をお尻に感じつつ、焚き火にあたって暖をとることができます。
スタイルに合わせて選べるハイ&ロー
キャナリーコットのお家芸は、座面の変化だけではありません。
このように2段階で脚の長さを選択できるから、テントのサイズやお手持ちのキャンプ家具に合わせて設営ができちゃうんです。
ちなみにベンチとして使うなら、腰に負担がかかりにくそうなハイのセッティングがおすすめ。
一方のロースタイルなら、ソロテントや天井の低い小型のドームテントにもフィット。大型のシェルターでもスペースを圧迫せずに使うことができます。
ちなみに、最初からローでしか使わないとわかっているなら、ハイ用の脚パーツを自宅に置いてきて、荷物を削減するのも手。
ハイ用のパーツの収納袋も備わっているので、紛失も防げそうです。
細かいけど、こんな工夫もあるんです!
実はゆったり。横幅75cm
軽量なフォールディングタイプのコットの場合、一般的なサイズは横幅は60cm。
その点、「キャナリーコット」はいわゆるワイドコットで横幅はゆとりのある75cm。当然寝心地もよく、寝返りも打ちやすくなっています。
レバー式だから、少ない力で組み立てられる
座面の布地にテンションをかける必要があるため、数あるコットのなかにはセッティングに結構な力が必要となる製品もあったりします。
しかし「キャナリーコット」は、テコの原理を利用したレバー式を採用。比較的軽い力で組み立てることができます。
寝返りを打っても軋まず安眠!
これもかなり地味ですが、滑らかなポリエステル生地を採用しているので、擦れ合ってギシギシという音がなりにくいというのもポイント。
そして、寝転んだときに沈み込みすぎず、張りすぎない絶妙な生地の張り具合。これもDODのコダワリです。
この冬に備え、さらにその先の夏を見越して……
記事を通して、キャナリーコットがどれだけ個性的なコットなのか、お分かりいただけたでしょうか?
今は冬なので「モコモコで暖かいコット良いなぁ」と思っているかもしれませんが、きっと夏になったら「涼しいメッシュのコット良いなぁ」と感じるはず。この新作の発売を機に、あなたのサイトでもオールシーズン対応のコットを導入しませんか?
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