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ゼインアーツ新作は“爆安”ファミリーテント!開発者・小杉氏による徹底解説も【2024年春デビュー】

ゼインアーツ2024年の新作テントは“激安”……!? 同ブランド代表の小杉さんから連絡をもらったCAMP HACK編集部は、情報解禁に先駆けゼインアーツ本社へ直撃取材を敢行。

そこで見た、“激安”新作テントについての全貌を最速レビューしていきます!

構造的な特徴や設営のしやすさを追求した新たな設計から、コストダウンを実現した驚きの背景に至るまで、代表の小杉さんに詳しく伺ってきましたよ。

目次

記事中画像撮影:編集部

ゼインアーツの2024年新作テントは“激安”!?

ゼインアーツ松本本社敷地内の看板

なんとこの度、ゼインアーツの2024年新作テント情報が着弾! そしてじつは今回、一般情報公開に先駆けてCAMP HACK編集部による独占取材が実現。長野県松本市にあるゼインアーツ本社への直撃取材を敢行してきました! 

常に斬新な試みが話題を集め続けるゼインアーツですが、今回は、全く方向性の異なる新たな試みがあるのだとか……。

衝撃の価格設定が常識を覆す「ドームテント2種」

「クク1」と「クク2」のフロントドアから見える内部

小杉さんに事前に聞いた情報では、どうやら今回の新作テント2種はファミリーでも使えるドームタイプとのこと。さらに小杉さん曰く、どちらも“激安”なんだとか……!

これまでも「良いものを手頃な価格で提供する」というコンセプトを掲げてきたゼインアーツ。そのゼインアーツが、自ら“激安”と謳うテントとは、果たして……。

設営しやすさを追求したフレームワーク

「クク1」左サイドからの全体像

ゼインアーツと言えば「ゼクーM」などのワンポールがベースとした設営しやすいフレームワークが特徴的ですが、今作では新たな構造で、よりスムーズな設営を実現しているようなんです。

なぜ低価格を実現できたのか……?

インタビュー中のゼインアーツ代表小杉さん

そして、“激安”といわれるとやはり気になってしまうのが、その理由ですよね。

大幅なコストダウンを実現できた理由やその背景についても、じっくり小杉さんに伺ってきましたので最後までお見逃しなく!

「KUKU-1」と「KUKU-2」。気になる価格とスペックは?

「クク1」と「クク2」の2種横並び

画像左:クク1、右:クク2

今回の新作テントは、「KUKU(クク)1」「KUKU(クク)2」と名付けられた2型のドームテント。そして、今回最も気になるのがその価格……。

勿体ぶらずにお伝えしましょう! こちらズバリ、「クク1」が39,800円(税込)、「クク2」が59,800円(税込)! しかもインナーテントも込みでの価格ときたら、もはやちょっと不安になってしまうレベルです。

そんな不安を解消すべく、まずはスペックや機能から詳しく見ていきましょう! 

クク1|39,800円(税込)

「クク1」サイドドアの前に立つ松田編集長
「クク1」展開図

サイズ:最大幅540×最大奥行き320×最大高(室内)165cm
重量:10kg(ペグは含まず)
フライシート生地:75Dポリエステルタフタ、フッ素コーティング、PUコーティング(耐水圧1,500mm)
フレーム:アルミ(A6061)
発売時期:2024年春頃
価格:39,800円(税込)

クク2|59,800円(税込)

「クク2」サイドパネルの前に立つ松田編集長

※画像は「クク1」の画像とは逆サイドで、向かって右側がリビング、左側が寝室の向きになっています

「クク2」展開図

サイズ:最大幅660×最大奥行き395×最大高(室内)210cm
重量:15.5kg(ペグは含まず)
フライシート生地:150Dポリエステルタフタ、フッ素コーティング、PUコーティング(耐水圧1,500mm)
フレーム:アルミ(A6061)
発売時期:2024年春頃
価格:59,800円(税込)

基本構造はほぼ同じで、どちらも使用人数は4人

ですが、「クク1」はいわゆる1ルームテントで寝室にちょっとした前室付き。一方の「クク2」は2ルームテントとして寝室+快適に過ごせるリビングを確保したサイズというのが、大きな違いです。

名前の由来は「栩(くぬぎ)」から

名前の由来は、樹木の「栩(くぬぎ)」という字を繰り返した「栩栩(くく)」という言葉。

栩の葉がひらひらと舞う様子から「生き生きとした、自由で楽しそうな様(さま)」という意味があるのだそう。

収納サイズや付属品は?

収納時の「クク1」と「クク2」
収納時の「クク2」を持ち上げたところ

画像は「クク1」収納時

収納時のサイズは、それぞれごく一般的な4人用テント・2ルームテントのサイズといったところ。

重量は「クク1」が10kg、「クク2」が15.5kgとやや重めです。

画像は、身長約180cmのCAMP HACK編集長マツダが持っていますが、流石に「クク2」だと1人で持ち上げているのはなかなかに辛そう……という印象でした。

「クク1」に付属のペグ

そして今回、ゼインアーツとしては珍しくペグが標準装備。ステンレス製でしっかりとしており、地面が固くない芝生サイトなどでなければ、十分なクオリティです。

手頃な価格に加えてこの点も、キャンプ初心者でもハードルがグッと下がるモデルと言えそうです。

設営のポイントや構造的特徴は?

続いては、「クク1」「クク2」の設営のポイントや構造的特徴についてチェック! 開発者である小杉さん自身に、詳しく解説していただきましたよ。

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