このサイズ感のカセットガスヒーターを求めてた…!
2023年7月に登場したFORE WINDSの「アウトドアヒーター」。
業界として初めてガス機器の検査機関である「一般財団法人 日本ガス機器検査協会」の認証を取得した直結型のカセットガス式屋外専用ヒーターです。
「このヒーター見たことがあるような……」と思った方もいるはず。実はコレ、惜しまれながらも販売終了したイワタニ「ジュニアヒーター」と見た目がそっくり。今回のリリースはそのリニューアル版と言ったところ!
ご覧の通りパタンと脚を折りたたみコンパクトに携行でき、カセットガス式のため燃料も入手もしやすく、点火もラクラク。
寒さ対策として一役買ってくれそうな「アウトドアヒーター」をキャンプで使ってみた様子をレビューします。
FORE WINDS アウトドアヒーター
サイズ | 【使用時】(幅)181×(奥行)261×(高)244mm 【収納時】(幅)181×(奥行)208×(高)169mm |
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材質 | 【リフレクター材質】スチール 【脚材質】スチール 【ガード材質】スチール 【器具せんつまみ】ステンレス |
点火方式 | 圧電点火方式 |
発熱量 | 約1.28kW (約1,100kcal/h 相当) |
連続燃焼時間 | 【NR、OR 使用時】約2時間40分 【IS、PG 使用時】約2時間48分 【JR 使用時】約1時間15分 |
使用可能ボンベ | ・FORE WINDS ノルマル(NR) ・FORE WINDS イソ(IS) ・イワタニカセットガス(OR) ・イワタニカセットガスパワーゴールド(PG) ・イワタニカセットガスジュニア(JR) |
「アウトドアヒーター」5つの“コレ良い”ポイント
まずは優秀ポイント5つをご紹介します。
1|調整器付きバルブの搭載
アウトドアヒーターには調整器(レギュレーター)付きバルブが搭載されており、使用中に持ち運んだり揺らしても炎が燃え上がらずに安定した動作が可能。
移動に便利な持ち手がついていて、使用中であっても持ち手は熱くならないので安心して持ち運ぶことができます。
2|パワーブースターの搭載
写真左のパーツがパワーブースター。ボンベを本体に装着後に取り付ける。
さらにボンベの温度を一定に保つパワーブースターも搭載! そのため低温時でも火力を落とさず最後までガスを使い切ることができます。
長時間使用が多いアイテムですが、時間経過で起こるドロップダウン現象(ガスが気化できなくなること)に有効なんです。
カセットガスと密着させて装着させることで、燃焼中の炎の熱がパワーブースターを伝ってカセットガスに届き、カセットガス自体をを加温することで出力を落とさない仕組みとなっているんだそう。
そのため使用中はカセットガスが温かいこともありますが異常ではないのでご心配なく!
3|コンパクトで持ち運びに便利
脚をパタンと折りたたむことができるので持ち運びもコンパクト! 収納サイズは、幅181×奥行208×高169mm。収納袋も付属しており、暖房器具としてはかなりコンパクトな部類に入るかと思います。
収納袋はクッション性があるわけではないので、運搬が不安な方はソフトコンテナなどに入れて持ち運ぶと良いかもしれません。
他メーカーからアウトドアヒーター用のケースも発売されているのでこちらを選ぶのもアリ。
FUTURE FOX アウトドアヒーター 専用ケース(FW-OH01)
4|手軽に使えるカセットガスを使用
入手しやすいカセットガスを燃料としている点も手軽で嬉しいポイント。取り付けや扱いも容易なのでハードルが上がりがちなヒーター類のデメリットを払拭してくれています。
また、他の調理器具もカセットガスを使用する「焼き上手さん」や「タフまる」などにすることでキャンプでの使用燃料を1つにまとめることもできそうです。
カセットガスは同メーカーの「イワタニカセットガス」、「イワタニカセットガスパワーゴールド」、「カセットガス FORE WINDSノルマル」「カセットガス FORE WINDSイソ」を使用しましょう。
5|2段階で角度調整が可能
足元だけでなく、上半身にもしっかり熱を届けることができるのも長所!
2段階で角度を調整することができるので、暖房効果の欲しい位置にピンポイントで当てることができます。点火後の移動も簡単なので、状況に応じて微調整できるのは嬉しいポイントです。
球状バーナーとリフレクターの組合せで正面方向の広い範囲を暖めることができるので、効率よく暖房効果を得ることができます。
実際にフィールドで使ってみた!
では早速キャンプで使ってみましょう。