ソロストーブの新作がアツい……!
ソロストーブの焚き火台といえば、キャンプ業界に「二次燃焼焚き火台ブーム」を巻き起こした「レンジャー」や、同じ形状で大・中・小と3サイズ展開されている「キャンプファイヤー」「タイタン」「ライト」など、どれも超がつくほどの人気製品です。
お馴染みデザインのまま、なんと「卓上」で使える!
そんな人気焚き火台を開発し続けてくれるソロストーブから、卓上でも使用できる最新作「メサ」が登場しました。
「最新作」といってもデザインはお馴染みの円柱型。二次燃焼を促すべく二重構造となり、底部付近には空気を取り込む孔が無数に並びます。このデザインを見るだけで、キャンパーの方は燃焼効率の良さを感じるのではないでしょうか?
ソロストーブ メサ
サイズ | 直径:12.954 cm 高さ:17.272 cm |
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重量 | 635g |
素材 | Stainless Steel |
「メサ」の3つの特徴
それでは、期待高まる新作「メサ」の特徴をまとめてみます。記事後半では実際に使用してみたレポートも載せているので、ぜひ購入の検討材料にしてくださいね。
その1. 卓上で使いやすいコンパクトサイズ
タイタン(写真左)、メサ(写真右)
サイズは、高さが約17.5cm (スタンド使用時)、直径が約13cmと手元で扱うのにちょうどいいコンパクトサイズ。画像で分かるように従来モデルの「タイタン」と同等サイズです。
この精悍なスタイルの焚き火台が、ごうごうと二次燃焼を生み出して、しかもそれが卓上でも使えるというのだから、焚き火ラバーの心をくすぐるのも納得です!
その2. 豊富なカラバリ展開
他モデルを含め、これまで国内では正規流通してこなかったカラバリが展開されるのもメサの大きな特徴のひとつです。
スティール、アッシュ、ウォーター、マルベリー、ディープオリーブの全5色と豊富な展開なので、自身の好みやキャンプサイトに合った一台を選べそうですね。
その3. ペレットも燃料として使える
そして最大の特徴が、木質ペレットも燃料として使える点。なのでロストルの形状は、木質ペレットに対応した目が細かいものになっています。
エコな燃料「木質ペレット」とは?
製材工場などで発生する樹皮や木屑、端材などを圧縮して固めた小さな粒状の燃料。薪と同じように環境に優しいクリーンエネルギーですが、運搬しやすく、着火しやすく、圧縮されているのでチップや木屑を燃やすよりも大きな熱量を得られる。というメリットも持っています
【参考】ペレットの最大積載量約285g使用の場合、ペレットの燃焼時間:30~45分
自然物の小枝や薪と違ってペレットなら品質が安定しているので着火もしやすく、燃焼時間の管理がしやすいのが大きな利点。このことで就寝時間を逆算しやすかったり、調理がしやすかったりと、実際にキャンプで使うと便利な点は多々出てきます。
また、においや煙も少ないので、卓上で使う際にはペレット燃料は重宝するはず。「薪」と「ペレット」の2種で燃料を使い分けできるのは、使い手の遊び方を広げる大きな利点です。
今までなかった「折りたたみ式スタンド」
パーツは全部で3つ。画像左から、脚となるスタンド、本体、ファイヤーリングです。
中でも一番注目なのが「スタンド」です。画像のように折りたたむことができるので、本体の中に収納してコンパクトに持ち運ぶことができます。
収納袋もしっかり付いてくる
ブランドロゴがプリントされたオリジナルの収納袋付き。焚き火台の性質上、汚れるアイテムでもあるので、かなり重宝する付属品です。
メサを使うにあたって大事なこと
メサのスタンドは折りたたみ式なので、まずは本体が載るようにスタンドを開きます。
4つの脚部分にメサ本体は“嵌め込む”というより“載せる”という感覚で装着します。
ちなみにスタンドと本体が接する部分にはゴムパーツが付いています。
もし本体がテーブルの天板を焦がすほど高温になるのなら、このゴムパーツが先に溶けるでしょう。そういう点からも本当に安全なんだという印象と安心感を得ることができました。
ロストルの位置が少し高めの構造なので、普通の薪のサイズだと半分ほど飛び出してしまいます。
そのためノコギリで半分にカット。この作業が面倒だと感じる方は最初からカットしてある薪を準備するか、小枝などを拾い集めるか、もしくはペレットの準備をオススメします。
半分にカットすることで、収まりがちょうどよくなりました。