yozoraのファーストテント「kohaku」の全貌に迫る!
2023年9月に情報公開されたの新ブランドyozora(ヨゾラ)。アウトドア分野ではリリースのなかった、株式会社ほぼ日が立ち上げたブランドとして話題を集めましたよね。
しかもプロダクト開発には、あのゼインアーツ代表・小杉敬(こすぎ けい)さんが参画しているとのことで、アウトドア業界の内外から大きな注目を集めました。
これまでCAMP HACKでも、yozora誕生秘話や最新情報をお届けしてきましたが、今回遂に、ファーストアイテム「kohaku(コハク)」のサンプル設営に密着!
2024年1月末(予定)の発売に先駆け、これまでベールに包まれてきたその全貌について徹底レビュー! 開発者の小杉さんによる解説と共に、紐解いていきますよ。
基本スペックと構造をチェック!
まずは、サイズなどのスペックからチェック! 4人用ファミリーサイズの「kohaku」のほか、2人用の「kohaku duo(コハク デュオ)」の2サイズがラインナップしています。
kohaku
⚫︎サイズ:最大幅540×最大奥行き650×最大高260cm
⚫︎重量:約14kg(サンプル参考値/変更の可能性あり)
⚫︎生地:150Dポリエステルオックス
⚫︎フレーム:アルミ(A6061)
⚫︎発売時期(予約開始時期):2024年1月25日(予定)
⚫︎価格:kohaku ¥89,870(税込み)+配送手数料
:kohaku inner tent ¥16,830(税込み)+配送手数料
kohaku Duo
⚫︎サイズ:最大幅460×最大奥行き555×最大高220cm
⚫︎重量:約11kg(サンプル参考値/変更の可能性あり)
⚫︎生地:150Dポリエステルオックス
⚫︎フレーム:アルミ(A6061)
⚫︎発売時期(予約開始時期):2024年1月25日(予定)
⚫︎価格:kohaku duo ¥79,970(税込み)+配送手数料
:kohaku duo inner tent ¥15,730(税込み)+配送手数料
どちらもワンポールテントをベースとしながら、奥に向かって幅が狭くなる台形のボトムが共通しています。
別売りのインナーテントをセットすれば、2ルームテントとして使える構造も同じ。
そして、のちほど詳しく紹介しますが、最も特徴的なのが外側のバイザー(軒)部分と一体型の内壁による二重構造になっている点です。
収納サイズは……
写真上:kohaku、写真下:kohaku Duo
収納サイズについての詳しい情報はありませんが、キャリーバッグのサイズはそれぞれ、「kohaku」が幅78×高さ38×奥行32cm、「kohaku duo」が幅71×高さ35×奥行き30cmです。
手に持つとこのような感じ。収納袋もアイコニックな「ブルーグリーン」で可愛らしい印象ですね。
重量は、大きいサイズの「kohaku」が約14kg、小さめサイズの「kohaku Duo」で約11kgになる予定とのことです。
名前の由来は夜のシーン
ちなみに「kohaku(コハク)」というアイテム名は、夜のワンシーンに由来。
テントに明かりを灯した際に中に人がいる様子が、古代の虫を閉じ込めた黄色い琥珀(こはく)のように美しく見えたことがきっかけだそうです。
ゼクー・ギギの最終型たる「kohaku」の特徴とは……!?
ゼインアーツで数々の名作テントを手がけてきた小杉さんが、「ゼクー・ギギからの最終型」として位置づけるテント「kohaku」。
ここからは、その理由となる具体的な構造や特徴について、小杉さんによる解説と共に紐解いていきます!