クルマがなくても大丈夫!徒歩+電車でソロキャンプ
ソロキャンプに行くときの交通手段は? クルマがあれば自由にキャンプギアを持ち運び、行きたい場所に行くことができますね。
でも「クルマがない」「運転に自信がない」方もいるはず。筆者もそんな一人です。
そこであみ出したのが、駅からすぐのキャンプ場を目指す徒歩ソロキャンプ! 公共交通機関を使い、移動の頼りは自分の足だけ。道具を選び抜き、流れゆく車窓の風景を楽しみながら目的のキャンプ地を目指す、この達成感も最高なんです。
そんな筆者が実際に訪れたキャンプ場を詳細レポートしていきます。
今回は「みよりふるさと体験村キャンプ場」に行ってみました
今回訪ねたのは、なんと駅徒歩3分、ホームからキャンプ場が見えている超絶駅近キャンプ場、栃木県日光市「みよりふるさと体験村キャンプ場」です。
どんなキャンプ場かというと、以下のようなおすすめポイントが挙げられます。
キャンプ場のおすすめポイント
- ・駅から徒歩3分
- ・東京方面から特急1本で行ける
- ・温泉「男鹿の湯」に入り放題
- ・「ソロ専用サイト」がある
- ・「ソロキャンプ手ぶらレンタル」プラン導入予定
- ・4種のキャンプサイトから電車を眺められる
- ・タイ古式リラクゼーション「トークセン」が受けられる
それでは、詳しくキャンプ場についてご紹介していきます。
「みよりふるさと体験村キャンプ場」ってどこにあるの?
基本情報
住所 | 栃木県日光市中三依423 男鹿の湯 |
営業期間 | 3月春休み~11月中旬頃(積雪状況により変動) |
定休日 | 公式HPの営業カレンダーを確認 |
チェックイン | 12:00~20:00 |
チェックアウト | 〜11:00 |
アクセス | ⚫︎野岩鉄道会津鬼怒川線「中三依(なかみより)温泉駅」下車 徒歩約3分 ⚫︎東北自動車道『西那須野塩原IC』約40分 |
栃木県の山の中、明るく開けた谷間の麓に位置する「みよりふるさと体験村キャンプ場」は、標高およそ640m。
朝夕は野鳥のさえずりに満ち、新緑輝く春、夏は涼やかな風が吹き、紅葉が美しい錦秋の風景も楽しめる、自然ゆたかな場所です。
東武線・浅草駅から特急で1本
キャンプ場最寄り、特急が止まる無人駅「中三依温泉(なかみよりおんせん)」までは、東京方面からは東武-野岩鉄道・特急リバティを利用。指定席特急券と乗車券を購入してください。
特急に乗って出発!
浅草駅〜北千住駅から特急1本の好アクセス
筆者は北千住駅から出発しました。東武特急リバティに乗り、目的地の中三依温泉駅までは、およそ2時間半の旅程です。
中三依温泉駅は無人駅。交通系ICカードは使えません。その代わり、紙の切符を窓口で買うレトロなワクワク感がありますね。
車内の荷物置き場を利用しよう
筆者のソロキャンプ装備の荷物はこんな感じ。
大きな荷物を抱えての移動です。車内では、なるべく他のお客様の迷惑にならないようにしたいもの。ネットで検索し、車両の座席図をチェックしましょう。スマートな移動のためには、荷物置き場に近い座席を予約するのがコツです。
中三依温泉駅からキャンプ場は徒歩3分
どれだけ近いかというと…目の前!
中三依温泉駅に降り立ちました。「みよりふるさと体験村キャンプ場」は、なんとホームの目と鼻の先!
線路の向こうはキャンプサイト
後ろを振り返れば、そこはもうキャンプサイト。すぐ脇がBエリア・フリーサイト、左手の建物の向こうがソロキャンパー専用のAエリアです。
中三依温泉駅出口、ちょこっと頑張ろう
さて、電車を降りました。ホームから駅前広場に行くにはやや高低差があり、最後にちょっとだけ頑張るポイントが……。
移動は階段になります。のんびりゆっくり降りてください。
到着!
駅からの道のりは
駅ロータリー前の寺院を過ぎて左方向へ進み、イチョウの大木を右折します。
そのまま行くと、右側に案内の看板が見えてきます。矢印の通りに進んでください。
青々とした芝地とBBQ場、総合受付の屋根が見えてきました。
ちなみに道中に食料品を買い出しできる場所は?
※キャンプ場周辺にスーパーやコンビニはありません
「みよりふるさと体験村キャンプ場」の周辺には、食料品を購入できるスーパー、コンビニがありません。そのため筆者は、軽量で日持ちするフリーズドライやインスタント食品を多めに持ってきました。
簡単な食料品(野菜、肉、米など)については、必要な場合事前に管理人さんにご相談ください。可能な限り有料でお分けしますとのこと。
ちなみに最寄り駅近くに飲食店はあります
物産・お土産店
山の幸直売センター(徒歩約10分)
中三依16 電話0288-79-0722 詳しくはこちら
買い出しに行くなら?会津田島駅まで乗り鉄する手もアリ
キャンプの楽しみといえば「その土地の食材を味わうこと」という方もいるのでは? 時間に余裕があるなら少し移動して買い出しするのもいいですよ。
キャンプ場の最寄駅「中三依温泉駅」から特急乗車で約30分、会津田島駅まで行けば、駅前に物産館があります。筆者は2泊したので、2日目に買い出しに出かけました。
「物産館 やまなみ」
駅改札前には地域のお土産や食料品を扱う売店「物産館 やまなみ」があり、手軽に利用できます。(営業時間 8:30〜17:30 年中無休)
「物産館 やまなみ」の公式サイトはこちら
「南会津ふるさと物産館」
駅徒歩約10分の「まちの駅 南会津ふるさと物産館」は、地場産品直売所が併設され、地元の農産物をはじめ地酒、調味料などを購入可能です。(営業時間 8:30~17:00、1~2月は9:00~16:30 不定休)
「まちの駅 南会津ふるさと物産館」の公式サイトはこちら
キャンプ場の施設を紹介
総合受付・売店
立ち寄り温泉「男鹿の湯」そしてキャンプ場の受付はこちら。
チェックインとともに、温泉等、館内利用の際に使用するQRコードが配られます。利用料の支払いは基本的にクレジットカード後払いです。