夏の虫対策にマストな「蚊帳テント」
出典:FIELDOOR
川や海でのアクティビティも豊富で楽しい夏キャンプ。ただし、「虫だけは苦手……。」という方も多いのでは。
けれど、虫対策の最後の砦、かつメッシュ素材で風通し良く涼しい「蚊帳」テントがあれば、夏キャンプも安心して楽しめます!
出典:Instagram by@onetigriscamping_jp
また、大型テントの中に就寝用の小型テントをインストールする「カンガルースタイル」も人気。夏なら、タープ下にメッシュテントをインストールするだけの、さらにお手軽なスタイルも可能です。
実用的なだけではなく、一味違うキャンプスタイルにも繋がるメッシュ系「蚊帳」テント。今回は今、注目の7選をご紹介します!
夏キャンプの最適解!?メッシュ系「蚊帳」テント7選
1. テンマクデザイン「モノポールインナーテント メッシュ」
出典:Instagram by@wild1_mito(このアイテムの販売ショップはこちら)
まずは、テンマクデザインの自立式メッシュテント「モノポールインナーテント メッシュ」をご紹介。ポールで組み立てるタイプにも関わらず、とてもコンパクトかつシンプルなデザインが特徴的です。
組み立て時は約幅210×奥行き70×高さ97cmと、大人1人が就寝するのに十分なサイズ。ポール素材には軽量・高強度なグラスファイバーを採用し、1.14kgという軽さを実現しています。
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奥行きが小さめでスリムなので、画像のように上に載せて使えるコットの種類が多いのも優秀。ヘリノックスのローコットなら中にも入れられるなど、絶妙なサイズ感が人気です。
また、「モノポール」の名の通り、メインポール1本がテント上部を縦断する構造で、設営方法もシンプル。就寝に特化した設計によりコストダウンし、5,000円以下なのも魅力です。
さらに、全体に大きすぎず、テントやシェルター内に複数個レイアウトしやすいのもポイント。仲間とのキャンプでもプライベート空間を確保できたり、柔軟なスタイルに対応可能です。
寒い季節には、サイズが同じでメッシュ素材でない「モノポールインナーテント」も選べ、合わせて要チェックです!
テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュ
使用サイズ | (約)2,100×700×970(高)mm |
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収納サイズ | (約)510×110×110mm |
重量 | (約)1.14kg |
材質 | ウォール/ポリエステルメッシュ、フロア/ポリエステルタフタ68D(PUコーティング)、ポール/グラスファイバー |
2. フィールドア「カンガルースタイルテント100 メッシュタイプ」
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続いてご紹介するのは、フィールドアから発売中の「カンガルースタイルテント100 メッシュタイプ」。こちらは2本のクロスフレーム構造のスタンダードなドームタイプです。
基本的なコンセプトは「モノポールインナーテント メッシュ」に同じ。大型テントやシェルターでのカンガルースタイルに最適なテントです!
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実際に、一回り大型のテントにインストールした状態がこちら。組み立てサイズは約幅210×奥行き105×高さ110cmと少し広めなので、中に荷物を置いたり、ある程度の“過ごす”も可能な余裕が感じられます。
内部には、小物を入れるのに便利なポケットやランタンフック付きで、痒い所に手が届く設計!
出典:FIELDOOR
特筆すべきは、組み立てサイズの広さに反し、収納サイズが直径14×40cmと非常にコンパクトなところ!
重さも1.5kgと比較的軽量なので、夏ならタープ泊でのバックパックキャンプなどにもオススメです!
フィールドア カンガルースタイルテント100 メッシュタイプ
使用サイズ | 外寸 : (約)210×105×110cm 内寸 : (約)200×100×100cm |
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収納サイズ | (約)直径14×40cm |
重量 | (約)1.5kg |
材質 | テント/ポリエステル、グラウンド/ポリエステル、ポール/グラスファイバー |
3. フィールドア「ポップアップメッシュテント」
出典:FIELDOOR
同じくフィールドアからは、より簡単に素早く設営可能なポップアップ型もラインナップ! その名も「ポップアップメッシュテント」。
展開サイズは約幅230×奥行き70×高さ70cm。非常に高さが抑えられた設計で、車中泊などのシーンにもマッチします。
出典:FIELDOOR
出典:FIELDOOR
さらにこちら、コットとの相性が抜群! 裏面に長さ調節が可能なベルト付きで、さまざまなサイズのコットに取り付け・固定が可能なんです。
コットに固定することでペグダウンの一手間もなくなり、バタバタするキャンプシーンでは助かりますね。コットと一緒に簡単に移動できるので、設置後もレイアウトの微調整がスムーズ。
出典:FIELDOOR
収納時は一般的なポップアップテント同様、円形に折り畳む方式。サイズは直径70×4cmとやや大きめですが、約1kgと軽量で薄いので、車載時は柔軟に対応できます。
兎にも角にも設営のラクさではポップアップの右に出る者はナシ……、「テントやタープに追加して使うなら、メッシュテント設営はなるべく楽に済ませたい」という方にイチオシです!
FIELDOOR ポップアップメッシュテント
使用サイズ | (約)230×70×70cm |
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収納サイズ | (約)φ70×4cm |
重量 | (約)1kg |
材質 | 生地/ポリエステル、フレーム/グラスファイバー |
4. FLYFLYGO「モスキートネット」
出典:Amazon
お次はAmazonなどでお馴染み、高コスパアイテムが人気のブランド、FLYFLYGO(フライフライゴー)の「モスキートネット」。
ここまでご紹介してきた自立式のタイプと異なり、ペグダウンとガイロープ固定が必要な非自立式です。テントなどの内側に吊り下げる想定なので、ポールが付属していないのも特徴です。
出典:Instagram by@tomo.tomo.n
吊り下げずに使うには別途ポールが必要ですが、その分、3,399円〜とかなりリーズナブル。1枚目の画像のように、登山時などはトレッキングポールと兼用すれば荷物も最小に。
組み立て時のサイズは約幅200×奥行き125×高さ110cmと、本記事中で最大の奥行き。画像の通り、コットを入れてもまだ余剰スペースがあり、大切な荷物も虫から守りたい人にオススメ。
出典:Amazon
また、約70×115cmの出入り口が前後にあり、どちらからも出入り可能なのも便利です。
ポールなしだから必然的に収納サイズもコンパクトで、約幅15×27cm。付属ペグ&ガイロープと合わせて890gと非常に軽量で、ミニマム&UL派や高コスパを求める人におすすめのアイテム。
FLYFLYGO モスキートネット
使用サイズ | 約幅200×奥行き125×高さ110cm |
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収納サイズ | 約幅15×高さ27cm |
重量 | 890g |
材質 | 底面/210Dオックスフォード(耐水圧1500mm) |
5. ZIVETALIAN「ZIVE蚊帳」
出典:ZIVETALIAN
出典:ZIVETALIAN
ユニークな「蝦夷幕」が人気のガレージブランド、ZIVETALIAN(ジベタリアン)からは、これまたひと工夫光る蚊帳テントが! この「ZIVE蚊帳」の最も大きな特徴は、前面の角度です。
2枚目画像のように真横から見るとよく分かるんですが、一般的な蚊帳テントのようにアウターテントの前壁に沿う角度でなく、ほぼ垂直に立ち上がっているんです。
出典:Instagram by@zivetalian
その理由は、この画像で一目瞭然! 「ZIVE蚊帳」ならパップテント内に十分な前室を確保できるんです。蚊帳テントで埋まっていたスペースが有効活用できる画期的なデザイン!
さらに、前面下部の幅が約260cmなのに対し、背面下部は約180cmという台形フォルムの底面にも注目。大人1人が横になっても蚊帳テント内に荷物を置けるスペースを生み出しているんです。
出典:ZIVETALIAN
そして、上部両端のループにはグロメットが3つもあり、ループ自体の長さも調節できるので、ポール間の距離が約160〜200cmまでの幅広いパップテントに対応可能です。
また、非自立式ゆえにポールは付属しておらず、ペグやガイロープもナシ。その分、640gと軽量で、軍幕派のみならずUL派にもマッチする蚊帳テントです。
ZIVETALIAN ZIVE蚊帳
使用サイズ | 上部:約160cm(ポール間160cmから200cmくらいまで対応) 前面下部:約260cm 背面下部:約180cm 高さ約110×奥行き約80cm |
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重量 | 650g |
材質 | メッシュ部分/高密度B3メッシュ、底面/210Dオックスフォード(耐水圧2,000mm) |
6. ワンティグリス「メッシュインナーテント」
出典:OneTigris
続いてはワンティグリスから「メッシュインナーテント」をご紹介。「ZIVE蚊帳」と同様、前室を確保できるデザインの蚊帳テントです。
約幅200×奥行き85×最大高125cmと、大人1人ならゆったりめのサイズ感です。
出典:Amazon
最も特徴的なのは、ループ付きで補強されたタイアウトポイントが2箇所あって、95・125cmの2段階に高さ調節できる点。
125cmの高さで開放的に過ごすも良し、一般的な高さのパップテントなどに合わせるも良しと、2WAYで使えるのが魅力です。
出典:OneTigris
また、底部には引き裂き強度の高い70D ナイロンが使用され、耐水圧は3,000mmと本記事中最高のスペック。耐久性&耐水性に優れる高機能アイテムです。
非自立式でポールは別売りなので、付属のペグやガイロープを含めて約810gと軽量。ゆったりソロからULなバックパックキャンプまでカバーする、マルチなアイテムです。
ワンティグリス メッシュインナーインナーテント
使用サイズ | 約幅200×奥行き85×高さ95/125cm |
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収納サイズ | 約幅14×高さ28cm |
重量 | 約810g |
材質 | 70D ナイロン メッシュ、YNS クリップ/ジッパー |
7. DDハンモック「DDスーパーライトソロメッシュテント」
最後のアイテムは、DDハンモック「DDスーパーライトソロメッシュテント」。吊り下げポイント、もしくはポールでの支えが一箇所で済むピラミッド型なのが特徴です。
軽量かつ高品質なアイテムが人気の同ブランドですが、本商品も例に漏れず477gと記事中最軽量なのは流石。そしてその軽さの秘訣は、小さな虫も防ぐ極細バグメッシュと単層のSuperLightリップストップナイロンにあり。
軽いだけでなく、底部は本記事中最高の耐水圧3,000mmに加え、完全防水PUコーティングまで施されたクオリティの高さも魅力です。
さらに画像のように、同ブランドの「DD SuperLight-XL Pyramid Tent」などのワンポールテントと組み合わせれば、前室スペースもしっかり確保。組み立て時は約幅240×奥行き90×高さ135cmと、ゆったり過ごせるサイズ感です。
頂点が1箇所で天井が鋭角に狭まる圧迫感は否めないものの、本記事中最大の135cmという高さでそれも軽減。天頂部にはランタンフックも備え、使い勝手にも配慮。
吊り下げられないときも別途ポール1本用意すれば済み、ウルトラライトを極めたい人はチェックマストの蚊帳テントです。
DDハンモック スーパーライト ソロ メッシュテント
使用サイズ | 約幅240×奥行き90×高さ135cm |
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重量 | 477g |
選りすぐりの蚊帳テントで夏を攻略しよう!
出典:Amazon
メッシュ系「蚊帳」テント7選、いかがでしたか? 自立型や非自立型、パップテントに合うものからワンポールテントに合うものまで、実に豊富なラインナップでしたね。
メーカー純正のテントとのセットアップ使用が手軽なのは当然ですが、自分なりに編み出した独自のコンビネーションがうまくマッチしたときの感動はまた別格!
蚊だけでなくムカデなど多くの生き物に遭遇する可能性がある夏キャンプ。ぜひ自分のスタイルに合った蚊帳テントとのマッチングで、夏を攻略してください!