雨すら心地いい大自然と音楽のマッチメイク
5月13日、14日に開催された「FUJI & SUN」。2日間ともに生憎の雨天であったものの、会場には多くのフェスフリークの姿が。
声出しが解禁された通常開催のフェスは久しぶりと、ステージを中心に楽しそうな歓声が会場内の至る所でコダマしていました。
個性が光る二大ステージ
「FUJI & SUN」を語る上で欠かせないのが、豪華な出演アーティスト。今年はハナレグミ、cero、木村カエラ、アジアンカンフージェネレーションなど個性豊かな全21組ものアーティストが登場しました。
サンステージ
メインとなるサンステージはまさに富士山の麓で行われている、「FUJI & SUN」の象徴。2日目の午前中にちらっと顔を出した富士山に、会場からは大きな歓声が上がっていました。
心地よい音楽に合わせて、楽しい光景が溢れているのもフェスらしいところ。見てる方も思わずニッコリとする微笑ましいシーンに多く出会うことができました。
ムーンステージ
サンステージから少し下った森の中の開けたところにあるのがムーンステージ。ここではカルチャー色豊かなアーティストたちがグルーヴィな音楽を奏で、居心地のいい空間を作り上げていました。
大きなシャボン玉を追いかけ回す子どもたち。ユルいムードが漂うムーンステージならではの光景です。
物欲を刺激するマーケット
フェスといえば多彩な出店者の下、お買い物も楽しみのひとつ。「FUJI & SUN」にも多くのお店が軒を連ね、参加者の物欲を掻き立てていました。
中でもサンステージ近くに一際大きなシェルターを連結させて出店していたのが群馬県桐生市の「Purveyors(パーヴェイヤーズ)」。もはや「FUJI & SUN」の名物のひとつですね。
大手セレクトショップであるジャーナル スタンダードも「FUJI & SUN」の常連メンバー。
この日は、福岡の期間限定ショップとして、GWに見事、完走を果たしたばかりの「Yoo-Hoo store(ヤッホーストア)」の商品がたくさん! 博多土産の新定番として人気を博している明太子のおせんべい「めんべい」とのコラボグッズなど、ヤッホーストアならではのご当地アイテムが人気を博していました。
そのほか、今やアウトドアシーンでは欠かすことのできない存在となった「NATAL DESIGN(ネイタルデザイン)」や、
「CWF(シーダブリューエフ)」といった人気ブランドが出店している一方で、
神奈川県綾瀬市に店を構え、アウトドアなライフスタイルを発信するショップ「NorMo Ayase Garage(ノルモ アヤセガレージ)」や、
なんと沖縄県の注目ショップ「Narrative outdoor supply(ナラティブ アウトドア サプライ)」も出店者に名を連ね、多くのお客さんで賑わっていました。
またムーンステージの方にもマーケットが展開。「COBMASTER(コブマスター)」や、
中古アウトドアギアを取り扱う「UZD(ユーズド)」など、こちらも個性豊かなショップが会場を盛り上げていました。
ライブにキャンプにショッピング。遊び倒した2日間
参加者の多くがキャンプインで参戦ということもあり、会場のいたるところにテント村が出来上がっていました。
いよいよ、本格的にキャンプインフェスが戻ってきた! そんなことを改めて実感できた今年の「FUJI & SUN」。フェスシーズンの開幕を告げるイベントながら、今年のハイライトといっても過言ではない、そんな盛り上がりを見せていました。