ひょんなことから手に入れた「みじん切りはさみ」
筆者は「3COINS」の商品を購入するとき、自宅近隣に店舗がないのでネットショップを利用しています。
でも、3COINSのネットショップでは購入金額の合計が1650円(税込)以上にならないと発送不可のため、発送可能金額に足りないときは、気になる商品を一緒に購入することにしています。
以前、記事で紹介した「取り外しポーチ」を購入する際、合わせ買いアイテムとして一緒に買ったのが、写真の「みじん切りはさみ」。これが思いのほか便利なアイテムだったんです!
見た目のインパクト大!
この「みじん切りはさみ」は、使いやすいキッチングッズを多数取り揃えている、3COINSのオリジナルブランド「KITINTO」シリーズの商品。
写真のように、よくあるキッチンバサミとは異なり、刃が複数ついています。見た目のインパクトがかなり強い商品ですよね!
お値段は1つ550円(税込)で、スリコらしい手に取りやすい価格が魅力です。
大きさは約縦19×横7cmと、普通のキッチンバサミと変わらないサイズ感になっています。
一方、重さは129gとちょっと重め。
試しに我が家にあったキッチンバサミの重さを測ってみましたが、約80gほどでした。「みじん切りはさみ」と比較すると、約3分の2程度の重さ。
通常のキッチンバサミより刃が多くある分、はさみ自体も重くなっているようです。
何に便利?5つの活用方法
1. 刃がたくさんあるから、みじん切りラクラク!
刃が5枚もついているので、ジョキジョキと切っていくだけで簡単にネギなどの食材をみじん切りにすることができます。
包丁を使って切るよりもラクチンです。
2. 千切りもOK
「みじん切りはさみ」で海苔や大葉をカットすれば、千切りだってできちゃいます!
3. まな板いらずで、洗いもの削減
もちろんまな板も不要。鍋やうつわに食材を直接切り落とすことができ、必要な分量だけをカットすることが可能です。
洗いものが減りますし、手も汚れにくいのが嬉しいポイントです。
4. 便利な「掃除用ブラシ」付き
刃が5枚重なっているので、食材をカットしていると刃と刃の間に食材が詰まったり、挟まったりしてしまいます。
そんなときは、付属の「掃除用ブラシ」を使って、食材を簡単に掻き出すことが可能。
カットしているときやはさみを洗う際、きちんと食材を落とし切ることができます。
5. 食洗機も使えます!
使い終わったあとは、食洗機で洗えるので後片付けもラクチン! 隅々まできれいに洗うことができるので、衛生的に使い続けることができます。
なお、はさみ本体は食洗機OKですが、付属の掃除ブラシは食洗機NGとなっています。掃除ブラシはスポンジで洗うようにしてくださいね。
使ってみて気がついた、使い方のコツ
「みじん切りはさみ」を使って実際に食材をカットしてみたところ、切るたびに食材が飛び散ってしまうことがありました。
食材をカットする際は、ボウルなど深さのある容器を使い、下にある容器に向けて切り落とすことで、飛び散りがなくなります。
また、ネギなどは最初から少なめの本数で切ると、スムーズにカットできます。
大葉などを千切りにするときは、刃先まで使ってチョキン! と切るより、刃の根本から中央あたりを使って、ザクザクと切っていく方が切りやすかったです。
多少の工夫は必要なものの、一度コツさえつかんでしまえば、とっても便利!
でも、ここはちょっと気になる……
食品カットの際に掃除用ブラシが必要
食材を切る際、1〜2回カットするだけでも食材が刃の間に挟まってしまいます。
カットする途中で何度も掃除用ブラシで掻き出す必要があるのは、ちょっと面倒かもしれません。
また、はさみを洗う際にも掃除用ブラシが必須となります。
布巾で拭き取りできない
「みじん切りはさみ」は刃が5枚重なっていますが、刃と刃の間の隙間が狭く、洗ったあと隅々まで布巾での拭き取りができません。
表面を拭き取ったらあとは自然乾燥をするしかなく、乾くまで少し時間がかかります。
繊維を潰しながら切り落とすため、食材が水っぽくなる
ネギをみじん切りしたとき、食材や繊維を押し潰しながらカットすることになるため、ネギから水分が出て水っぽい仕上がりになりました。
忙しいとき、時短調理をしたい場合は便利に使えるのですが、時間と余裕があるときや、おいしく食べたいときは包丁を使う方がよいかもしれません。
また、大葉や海苔の千切りは、刃の隙間分の太さに切るため、細めの千切りはできないので、覚えておくと二度手間がないですよ!
日常使い&アウトドア、どちらも便利に使えます!
ネットショップの合わせ買いでたまたま購入した3COINSの「【KITINTO】みじん切りはさみ」。
使い方には多少のコツが必要ですが、包丁とまな板を使うよりも手軽で、毎日の調理がかなりラクになりました。朝食やお弁当作りにもぴったり!
我が家ではネギをお味噌汁に直接カットしていれたり、丼ものを作るときに海苔や大葉を直接切り落としたり。「ネギを切るのを忘れちゃった!」というときでもパパッと切ることができるのは、かなり助かります。
キャンプや車中泊ではもちろん、キッチンで毎日使い続けたいアイテムです。