玉ねぎを切って、炒めて……は卒業しました!
カレーやシチューといった料理には、じっくりと丁寧に炒めたタマネギこそが味の要!
よく「飴色になるまで炒める」なんて言いますが、キャンプ料理でそこまではなかなかできませんよね。
そこで大活躍するのが、油でカリカリに揚げられた「フライドオニオン」。なんと、玉ねぎを切って炒めるという工程をすっ飛ばし、超時短できる神食材です。
騙されたと思って、使ってみて欲しい……
一味たりなけれればとにかくフライドオニオンを混ぜる、見栄えが寂しければとにかくフライドオニオンを乗せる……そんな少々アバウトな使い方でも、まず作り手の期待を裏切ることはありません。
リピ買いしているのは、業務スーパーのフライドオニオン
筆者が愛用しているのは、業務スーパーの「クリスピーフライドオニオン」。フライドオニオン自体は、一般的なスーパーでも小袋で売っているのでどこでも手に入ります。
ただ業務スーパーのものは、圧倒的にコスパが良いです! 物価高な昨今、コスパは商品選びに大事な一つの基準。
購入時(2023年5月頃)の価格は1kgで848円。(ちなみに近所の一般的なスーパーでは、100gの小袋が189円でした)
業務スーパーには、同じく150gのミニサイズもありますが、1kgのものなら遠慮なく様々な料理に使うことができるので、筆者はこちらを愛用。たっぷり使っても惜しくありません。
小分けにして持参が便利!
キャンプには、食品保存用袋で小分けして持って行くのが便利。味に奥行きを出したかったり、見た目をよくしたかったり。とにかくフライドオニオンが大活躍です。
筆者は、ポリポリとそのまま食べてツマミにもしています。スナック菓子感覚でビールとの相性も最高です。
ここからは、フライドオニオンをどう使うか? そのヒントとなる料理3品のレシピをまとめてみます。
「なんか料理上手になったね〜」なんて褒められるかもしれません……!
【スピード調理】3つの時短キャンプ飯レシピ
レシピと言いましたが、この3品は味見をしながら大雑把に作っても大丈夫。
必要に応じてフライドオニオンなど各調味料を足していけば、料理初心者でも必ず美味しくなりますよ。
1. 包丁は使いません!10分で作る「キーマカレー」
ルーなしで作るキーマカレーも、フライドオニオンがあればコクうまです。
合い挽肉を使うことで包丁さえ不要。全ての材料を入れて煮込めば、ものの10分で「昨日から寝かせてた?」と言わんばかりの煮込んだ味に。
お米を炊いても市販のナンでも美味しく食べられますよ。
2. 混ぜるだけ「ポテトサラダ」
サイドメニューで欲しいポテトサラダは、フライドオニオンと乾燥マッシュポテトを使うと簡単。それさえ面倒であれば、市販のポテサラに混ぜてみてもいいかもしれません。
材料を全部混ぜ、仕上げにフライドオニオンと乾燥パセリを振りかければ完成。ゆで卵さえあれば、5分もかからずできあがります。
3. サクサク食感を楽しむなら「ホットドッグ」
簡単で美味しい朝食メニューといえばホットドッグ。定番料理ですが、一味工夫をしたいなら、フライドオニオンが効果的です。
マスタードをたっぷりパンに塗り、刻みピクルスを乗せてから、ソーセージを挟みます。その上にケチャップを塗り、さらにフライドオニオンを振りかけて完成。
ソーセージさえ茹で上がれば、あとは1分もかかりません。書いているそばからお腹が空いてきそうです。
料理の手間を減らし、美味しさもアップする神アイテム!
煮てよし、混ぜてよし、かけてよし。様々な料理で存在感を発揮するフライドオニオン。キャンプには、目的を特に決めずに持って行っても絶対に出番があります。
ふつうにタマネギを炒めると15分以上は炒めないと飴色にはなりませんから、これはなかなかすごい時短です。
フライドオニオンが気になるという方は、まずは少量のパックを試してみてください。カレーなどでタマネギの代わりに使うとその便利さにびっくりすると思いますし、いろいろな料理に使いたくなること間違いなしですよ!
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