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豪華客船が停泊する目の前でのキャンプは圧巻!(釜山港ヒーリングキャンプ場)

豪華客船の目の前でテント泊!?親子2人海外キャンプ旅Vol.3【釜山港ヒーリングキャンプ場】

キャンプ道具を持って、海外キャンプに出かけてみよう!

この連載では少しハードルの高い「海外キャンプ」に挑戦してきた様子を「準備編」「海外キャンプ場レポ」「海外ショップ事情」など段階を分けてご紹介していきます。

せっかくなら、キャンプ道具をフル活用して旅行に役立てて、今しか見れない景色を見に行きましょう!

目次

親子2人で行く、海外キャンプ旅

フォトグラファーの猪俣慎吾

プロフィール
キャンプフォトグラファー猪俣慎吾。2017年に星空 案内人®を取得。2019年から自ら開発した『プラネタリウムテント』で天の川の解説をし ながら全国を回っている。 2021年10 月に『絶景CAMPGUIDE』(JTB パブリッシング) を出版。
広告・料理・アウトドアの撮影が主な得意分野であり、アウトドアを中心にフォトグラ ファーとして活動する傍ら、キャンプコーディネーターとしても仕事をしている。外ごはん文化を広めるためのアウトドアパーティーグループ「KIPPIS」を主宰。現在は息子と2人で行く父子キャンプにハマっている

この連載では、日本全国の絶景キャンプ場を旅していた筆者が、新たに「息子2人と海外キャンプ経験を経て学んだこと」を通して海外キャンプ旅のレクチャーをしていきます。

ハードルが高いと思われがちな海外キャンプですが、まずは近場からの旅行を経験して慣れていけば案外かんたんなことだと気づくはず。筆者が体験した日本全国のキャンプ旅と、海外キャンプ旅で得たノウハウを余すこと無くお伝えしますよ!

それではVol.3となる本編へGO!

▼ほかのお話はこちら

【12:00〜】韓国・釜山に上陸!

今回の海外キャンプ旅はフェリーを利用

Vol.2の【渡航〜上陸編】でお伝えしたように、今回は飛行機を使わずに格安で旅するべく、福岡の博多港から高速フェリーを利用。

JR九州高速船が運航している高速フェリー「クイーンビートル」に乗船して3時間40分で、韓国の釜山港に到着したのは正午過ぎ。

隣の国なのにも関わらず、目前に見える建物が違うからなのか、船から降りるとすでに異国情緒がたっぷり

お〜ここが大昔に大ヒットした歌謡曲『釜山港に帰れ』の釜山港か、と感慨深い気持ちになったのも束の間。早速、釜山港から徒歩で釜山駅近くのレンタカーのお店に向かいます。

港から駅までは徒歩で15分なのはすでに調べ済み。少々重い荷物を担いで向かっても15分くらいなら問題はありません。

まずはレンタカーを借りる

今回は、釜山駅の近くにある「SKレンタカー釜山駅店」を利用しました。お店でバウチャーや国際運転免許証などを提示して手続きを済ませて、車のキズチェックなどを済ませたらすぐに出発です。

今回お借りしたヒュンダイ自動車のアバンテ、アウトドア感皆無だけど良い車だった

今回お借りしたヒュンダイ自動車のアバンテ、アウトドア感皆無だけど良い車だった

海外での車の運転の経験がある筆者とはいえ、緊張するのは当たり前。左ハンドルの右側車線であることを頭に叩き込んで、釜山の街並みを走り出します。

「うお〜〜〜!」「あ、そういうことね!」など無駄に大声を出しての走行は、初心者ドライバーに戻ったかのよう。海外の人の運転は荒いと聞くけど、印象としてはそこまで日本と変わらない運転マナーだったのか慣れるのはそこまで時間を要しませんでした。

韓国でのレンタカー運転事情

そうそう最初に言っておきたいのですが、皆さんもよくカーナビとして使っているGoogleマップですが韓国ではナビとしては使用できないのでご注意を。韓国国内ではNAVERマップ・Kakaoマップを使うようにしましょう。

【14:00〜】いざ!韓国のキャンプ場へ

釜山港ヒーリングキャンプ場の入り口

釜山港ヒーリングキャンプ場の入り口

とりあえず向かうのは本日泊まるキャンプ場。釜山港のすぐ近くにある「釜山港ヒーリングキャンプ場」です。駅からの運転時間わずか7分!

いくらなんでも近過ぎるだろって? いやいや最初は飛ばし過ぎないように、あえての近場です。今回の韓国キャンプは6泊7日もあるので、これからの準備も兼ねての措置でもあります。

▼「釜山港ヒーリングキャンプ場」の地図はこちら

予約は少し苦戦しました

韓国でキャンプ場を予約している様子

キャンプ場の管理室で予約作業をしている様子

到着して翻訳機などを駆使して直接泊まれるか管理人さんに交渉します。実は、日本でこちらのキャンプ場の予約をしようとしたんですが、システムエラーを起こしてどうしても予約ができなかったんです。

キャンプ場の予約状況を見ると空いている状況ではあったので、平日ということもあり飛び込みで大丈夫かと思った次第。

しかし、管理人さん曰くサイト上での予約はできればして欲しいとのこと。こちらのキャンプ場は行政が管理しているので致し方ないのでしょうね。

パソコンを出して管理人さんに教えられながら予約作業を進めていきます。管理人のおじさんは本当に親切で、息子にお菓子もくれました! カムサハムニダ!!

予約作業をするのですがやはりできない……。ヤバい、これでは泊まれない……なんて思いきや。

管理人さん
16時以降は当日の予約を締め切るから、16時以降ならお金を払ってくれたら普通に泊まれますよ

とのこと。……それならそうと早く言ってよ〜(笑)

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