ビール好きの皆さん、これ知ってる?
ビールが大好きな筆者。そんな私が最近見つけたのが、この「Draft Top LIFT US版」。
なんとこれ、飲料の上蓋をまるっと開けちゃう、斬新な缶オープナーなのです。
⚫︎価格:4,400円(税込)
⚫︎サイズ:18×10.2×2.1cm
缶ビールは、小さな飲み口でぐびっと飲むのが定番ですが、このアイテムがあれば、缶ビールをジョッキ感覚で楽しむことができるんです。
ホップの香り、ほどよい苦みなど、ビールの個性をよりダイレクトに味わうことができるのは、ビール好きにはうれしすぎます!
使い方は、ギュッと握って回すだけ
気になる使い方は、いたってシンプル。
中央の開口部に缶のタブを合わせてはめ込み、両サイドについているハンドルをギュッと握って回すだけで、上蓋がフルオープン!
両サイドにハンドルがあるため握りやすく、特に強い力は不要でした。
回すときは、缶の中央部分ではなく、下部を支えることがポイント。中央部分を握ると、ビールが吹き出してしまうのでご注意を!
「Draft Top LIFT US版」を裏側から見ると、こんな感じ。
本体裏にQRコードが刻まれているので、使い方に迷ったらすぐにスマホで調べることが可能です……こりゃ心強い!
女性でも片手に収まるサイズ感で、ハンドルをしっかり握ることができます。
切り口が滑らかで安全
切り口がギザギザにならないのかな? と心配でしたが、驚くほど滑らかに上蓋を開封できました。これなら使用時に、唇や指のケガの心配がなく安心! 手動なので、特に熱を帯びることもなし。
とはいえ、念のため……もし開ける際に手こずったり、引っ掛かりがあれば、突起部分がないか確認してから口をつけてくださいね。
開けた上蓋が落ちない
旧タイプの「Draft Top LIFT 2.0」は、開けた後に上蓋が落ちてしまっていたようですが、今回の最新版ではオープナーに蓋がしっかりくっつきます。
うっかり飲料の中に落ちてしまうことなく、プル部分を押すだけで蓋を簡単に外せる扱いやすさも◎。
どんなビール缶に使える?
(左上から)チャーン、ブリュードッグ、モレッティ(左下から)バドワイザー、グースアイランド、ビッグウェーブ、コパカバナ、ギネス。と、海外ビールをずらっと用意してみました。
タイ・スコットランド・イタリア・アメリカ・アイルランド……お国は違えど、缶の形状はほぼ同じ。海外のビール缶は、このように上蓋が本体に比べてきゅっとふた回りほど小さい作りになっているのが特徴。
上蓋の直径は、どれも5.5cm以内(5.2~5.3cm)。このサイズ感なら、どんな缶も基本的には、「Draft Top LIFT US版」で開封が可能。
国内ビール・チューハイ缶には使えない
「Draft Top LIFT US版」は2023年4月現在、日本メーカーのビール缶やチューハイ缶には未対応。最新版はあくまでもUS版なので、海外ビール缶専用なんです。
日本国内メーカーのビールやチューハイの缶は、海外ビール缶に比べて上蓋の直径がやや大きく、約5.5cm。調べてみると、日本の規格サイズが海外缶とは微妙に(2~3mm)違うんですよね。
チャレンジはしてみましたが、はめ込み部分とほぼ同サイズのため、うまく使えませんでした……残念!
ただし、上蓋の直径が5.5cm以内のスープ缶やお汁粉缶などは開封可能。コーンスープやお汁粉のつぶつぶ、フルオープンなら残さずすくって食べることができます。