寝袋の収納がタイトすぎてツラい……。
キャンプが大好きで、年中キャンプを楽しむ筆者ですが、実はずっとストレスを感じていることが……。それは、寝袋を付属の収納袋に入れるときのツラさ。
体重をかけて圧縮しながら、緻密に巻いていってはやり直し、なんとか収まった頃には手がプルプル震える始末……。みなさまも同じ悩みを抱えていませんでしょうか?
特に、筆者が愛用するダウン寝袋は、コンパクトになる分、付属の収納袋は小さめ。収納するときに一苦労することがあるんです。
ところが最近、このお悩みを解消してくれるアイテムを発見!
シートゥーサミット「ウルトラシルeVENT コンプレッション ドライサック L」
それが、こちらのシートゥーサミット「ウルトラシルeVENT コンプレッション ドライサック L」(以下「ドライサック」)。
寝袋の純正で保管用のメッシュバッグもあるんですが、こちらはあくまで保管用。やっぱりキャンプのときはコンパクトに携行&積載したい、でも収納時もラクしたい……。
シートゥーサミット「ドライサック」は、そんなワガママを叶えてくれるだけでなく、他にも魅力が満載のアイテムだったので詳しくご紹介していきます!
シートゥーサミット Evacコンプレッションドライバッグ 20L ハイライズ
サイズ | 直径23×50cm |
---|---|
容量 | 最大20から6.5L |
重量 | 約102g |
材質 | 70Dナイロン(高透湿防水素材eVENT)、30DウルトラSILナイロン |
「ドライサック」のココがすごい!
その1. ザックリ入れてもコンパクト!
最大の魅力は、圧迫しながら巻かなくてもザックリ入ってしまうところ! とにかく寝袋を詰め込むだけなのでとても楽ちん!
これで袋への収納は完了。入れ終わったら上部のバックルを留めて、「トップクロージャー」という丸い蓋のようなパーツを被せます。
この時点での実測サイズは約直径23×高さ55cm。さらに、入れるのがラクなだけじゃないのがこのアイテムのすごいところ。
コンプレッションベルトでここまでコンパクトに! その実測サイズは、約直径23×高さ30cm。なんと高さ約25cmも縮みました。
また、4本のコンプレッションベルトのおかげで、四方バランスよく圧縮できるのもポイントです。
その2. 空気は逃して水はブロック!
圧縮できるということは、空気が抜ける代わりに防水性のない素材や複雑なバルブ構造などを連想しがちですが、「ドライサック」はそれも良い意味で裏切ります。
こちら、バルブの代わりに防水透湿素材「eVent(イーベント)」を底部に使用。空気は外に逃がしつつ、水はブロックしてくれるという機能性抜群の素材です。
ボディには、タフな70Dポリウレタンコートが施された30Dウルトラシルナイロン、トップクロージャーにはその他のドライサック同様にハイパロンを採用。
防水透湿性と軽量・耐久性を併せ持ちながら、シンプル構造で壊れにくいというワケなんです。
その3. ディティールも抜かりなし
ディティールも抜かりなく、特に負荷がかかる部分はWステッチ仕上げに。圧縮時の強い負荷にも耐え得る、安心のクオリティです。
さらに、底部とボディとの境目にも防水シーム加工が施されて、ここから水が侵入してくる心配もないという徹底ぶり。
あえてのビッグサイズで衣類も圧縮!
超高機能な「ドライサック」で、寝袋の収納問題が解決したところで、実はもっと有効活用できるアイディアが。
それは、かさばる衣類まで一緒に圧縮してしまうというもの。これが本当に便利なんです!
寝袋よりオーバーサイズを選ぶ
実は、今回筆者が購入したのは「ドライサック」のLサイズ。NANGA900を中に入れてもこの通り、かなりの余剰スペースが。
あえてオーバーサイズを選んだのは、このスペースにかさばる衣類を入れて一緒に圧縮してしまうためなんです!
実際ここまで入ってしまう
それでは、画像の衣類全てを、実際に寝袋と一緒に「ドライサック」に詰めていきたいと思います!
寝袋、着替え、タオルを入れた状態での実測サイズは約直径23×高さ52cm。
さらにコンプレッションベルトで圧縮するとこの通り! 実測サイズは約直径23×高さ38cm。なんと約15cmもの圧縮ができました!
スペース効率が段違い
そして、付属の収納袋に入れた寝袋と着替え、タオル、ブランケット2枚をトランクカーゴ(ロータイプ)に入れようとした結果がこちら。
当然、溢れかえってしまうという結果に……。しかしドライサックを活用した結果、なんと……!
その差は一目瞭然! ちょっと信じられないくらい、劇的にスッキリと収まってしまいました。
寝袋の収納が少しでもラクになればと購入してみた「ドライサック」ですが、ウルトラライト派の知人のアドバイスに従い、オーバーサイズにして大正解!
普段、ウルトラライトなバックパックキャンプはあまりしない筆者ですが、季節の変わり目の予備ダウンやバスタオルなど、使用頻度の少ないアイテムを一緒に圧縮したり、今後もさまざまなシーンで活躍してくれそうです。
メーカーを揃えるなら公式オプションもあり
ちなみに今回使ったNANGAの寝袋には、公式オプションとして「コンプレッションバッグ」が販売されています。
筆者は使ったことがないのですが、機能面ではシートゥーサミットのアイテムと大きな遜色はなさそうな印象。
NANGAを使っていて、メーカーを揃えたいという方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
▼公式サイトはこちら
ドライサック1つで収納力爆上がり!
いかがでしたか? 今回はシートゥーサミット「ウルトラシルeVENT コンプレッション ドライサック L」を紹介させていただきました。
寝袋収納のツラさから解放されるだけでなく、膨らんでかさばる衣類まで劇的にスッキリ収納できて、これは本当に買ってよかったアイテムでした!
寝袋・衣類の収納問題に悩んでいる方、ぜひ収納力爆上がりの「ドライサック」を試してみてはいかがでしょうか?
シートゥーサミット Evacコンプレッションドライバッグ 20L ハイライズ
サイズ | 直径23×50cm |
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容量 | 最大20から6.5L |
重量 | 約102g |
材質 | 70Dナイロン(高透湿防水素材eVENT)、30DウルトラSILナイロン |