ワークマンのペグが前作から超進化!
昨年キャンプ用品に本格参入したワークマンからは二種類のペグが販売されていましたが、一部のヘビーユーザーからは強度面を心配する意見が出ているんだとか。
批判的な意見を参考にしつつ製品に改良を重ねてきたワークマンが、新しくリリースしたペグが「25cmチタン合金ペグ」です。
チタンペグの登場により、ワークマンのペグの種類は3種類に。今回新発売となった「25mmチタン合金ペグ」を紹介しつつ既存の製品との比較をしていきたいと思います。
ワークマンのペグは全部で3種類「チタン」「鍛造」「スクリュー」
ワークマンから販売されているペグは以下のとおり。
新作「25cmチタン合金ペグ」
今回新作デビューしたチタン合金のペグ。長さは25cm。
既存品の「鍛造スチールペグ」
鍛造性のスチールペグで、一般的によく見かけるタイプ。
スクリュー式の「電動ドライバー対応スクリューペグ」
固い地面にも刺さるようにとスクリュー式にしたワークマンらしさのあるアイテムです。
以上、3つのペグがワークマンで現在販売されているものです。
ワークマンのペグ3種類のスペックを徹底比較
ワークマンのペグ全3種を、重さ・長さから打ち心地まで徹底比較していきます!
重さ
「25cmチタン合金ペグ」は46g。さすが金属の中でも軽量で剛性に優れていると言われているチタンです。
「鍛造スチールペグ」は88g。25cmチタン合金ペグ大体2本分です。
「電動ドライバー対応スクリューペグ」は146g。25cmチタン合金ペグ大体3本分です。
筆者愛用中の鍛造スチールペグは一本当たり190g。タープとテント用に20本用意しているので3.8kgです。全部25cmチタン合金ペグに変えれば920gで、その差は2.88kg。チタンペグがいかに軽いかがわかりますね。
重たい順で並べると、「スクリューペグ>鍛造スチールペグ>チタンペグ」になります。
長さ
長さはいずれも25cmです。
先端部分は打ち込みやすいようにシャープになっていますが「25cmチタン合金ペグ」と「電動ドライバー対応スクリューペグ」は先端1cmが細くなっている形状です。
それに対して鍛造スチールペグは先端2cmが細くなっています。
太さ
「25cmチタン合金ペグ」は直径7.14mm。丸形状です。
「鍛造スチールペグ」は幅6.93mm。こちらは四角形状を採用しています。
「電動ドライバー対応スクリューペグ」は根元部分が四角で幅は9.37mm。
先端部分は丸形状で7.52mmです。
ペグの直径(幅)が太い順に並べると、「スクリューペグ>チタンペグ>鍛造スチールペグ」になります。
ハンマーで叩く頭の形状とサイズ
「25cmチタン合金ペグ」は頭と棒の部分の形状が変わりません。フックだけ溶接されている形です。
念のため図ったところ7.01mmでしたが素人採寸ゆえの誤差でしょう。
「鍛造スチールペグ」は頭が六角形になっており一回り大きくなっています。幅は10.12mmです。
「電動ドライバー対応スクリューペグ」も頭が六角形ですが、電動ドライバーに対応するために十字の切れ込みが入っています。
直径は一番大きい11.03mmです。
フック
「25cmチタン合金ペグ」はフックの長さが約40mm。地面に差し込める長さは約25mmです。ペグ抜きを差し込む部分は六角形に抜かれています。
「鍛造スチールペグ」はフックの長さが約50mm。地面に差し込める長さは約30mmです。ペグ抜きを差し込む部分はこちらも六角形に抜かれています。
「電動ドライバー対応スクリューペグ」は鍛造スチールペグと寸法的には変わりませんが、ペグ抜きを差し込む部分は丸形に抜かれています。
ハンマーでたたいて地面に刺してみた
石などが埋まっていない河川敷の地面に、それぞれ同じぐらいの力でハンマーでたたいてみました。