風によるシートのめくれ、なんとかしたい!
強風でレジャーシートが何度もめくれてしまうあのプチストレス、みなさんも経験ありませんか?
筆者は子どもとよく公園に遊びに行くのですが、シートの上に荷物を置いていても、風が強い日は四隅のどこかしらがめくれてしまって、挙句の果てに飛ばされかけている……なんてことがしょっちゅうで。
でも、シートにはペグ用の穴がない。仮に穴が合ったとしても、そのためだけにペグを持っていくのは荷物が増えて面倒だし……と、これまでシートが風で飛ばされそうになってもやり過ごしていました。
しかーし! そんなとき出会ったマタドールの「ポケットブランケット3.0」により、キャンプはもちろん、公園ライフのQOLがいともカンタンに爆上がり!
とっても重宝する神アイテムだったので、筆者が日々愛用するうえで感じた9つの魅力と、実際に「あって救われた……」という経験による“敷物”だけじゃない、便利な使い方をご紹介します。
マタドール ポケットブランケット3.0
寸法 | 約160x112cm |
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収納時 | 約11x7x3cm |
【だから惚れた…!】ポケットブランケット9つの魅力
1、コーナーにペグが標準装備されている
一番のメリットなので、最初にいいます。ポケットブランケット最大の特長は、四隅にペグが装備されているところです。これにより風が強い日でも飛ばされにくくなり、わざわざペグを持ち歩かなくていいので、本当に身軽になりました……!
しかも、ペグには伸縮するゴムがついているのでピーンと張れます。ここも地味にいいし、使用後はペグがスマートに収納できる構造もめちゃくちゃいい!
ペグの長さは約5cmで、これも長すぎず短すぎないちょうどいい塩梅。
硬い土の地面などではペグが入りにくいこともありますが、そんなときは小石でトントン叩くと入りやすくなります(ただしやり過ぎるとペグの頭が潰れてしまいそうなので、こちらは自己責任で)。
シート開封からペグ打ち含む設置完了まで、たったの10秒。あっという間に公園ベースキャンプの完成です!
2、サンドポケットもあるから、ペグが打てない場所でもいける
とはいえ、シートを敷きたい場所がやわらかい地面とは限りません。そんなときに役立つ「サンドポケット」なるものも四隅に配置されています。
砂地や砂利などでペグが打てないときは、このポケットに砂や小石を入れて重みをもたせることで、風によるめくれを防いでくれます。
あと筆者の近所の公園でもそうなんですが、場所によっては芝生保護や怪我防止のためにペグを打つことを禁止している公園もあるので、そんなときにもサンドポケットが大活躍。
ペグと比較すると突風には負けてしまう印象がありますが、ちょっとした風なら十分に対応できます。
3、とにかく軽くてコンパクト
収納時は、11.4cm×6.6cm×2.8cm。手のひらに収まるくらいのコンパクトさ。
そして重さは、108g。筆者のスマホが137gなので、スマホよりも軽く、持ち運びが苦に感じないところも惚れたポイント。
4、だけど、大判サイズ
とても軽くてコンパクトなシートですが、広げたサイズは160cm×110cm。子どもと親2人が座るのにちょうどいいサイズ感です。リュックを置いたり、お菓子を広げたりするなら、子ども1人+大人1人が使いやすいかも。
ちなみに身長155cmの筆者は、子どもと一緒に寝っ転がれる! これが日々の公園ライフをより楽しいものにしてくれています。
使い勝手のいい大判サイズなので、キャンプの設営撤収時の荷物置きとしても活躍中。
5、耐水性がある
生地は防水のポリウレタン加工を施した軽量ナイロン。耐水性が◎で、地面が濡れているときはもちろん、雨上がりでイスやベンチが濡れているときにも頼りになります。
ジャブジャブ水洗いした後のシートがこちら。表面は水を弾いていますが、裏面はびっしょり。耐水性の違いがよく分かります。
6、破れに強い
オフィシャルサイトには「破れに強い素材を使用している」と書かれているだけあって、砂利の上で使ってもカンタンには破れません。
ただ生地が薄いので座ると少しオシリは痛いけど、河原などで遊ぶ際にちょっとした荷物置きスペースを作りたいときには重宝しています。
そして素材がとてもしなやかなので、ビニールシートのようなシャカシャカ音がなく静音なところも購入の決め手になりました。
7、折りたたみやすい
そして、ポケットブランケットの個性をより引き立たせているのが、縫い目に沿ってたたむと元どおりのサイズに収納できるというマタドール独自の工夫です。
使う前は「ほんとにきれいに入る〜?」と半信半疑でしたが、初見でやっても悩むことなく、すんなり収まりました(若干はみ出してますが許容範囲でしょう)。
ただ、急いでいるときは正直これすらも面倒なので……(笑)。ざっとたたんでバッグに突っ込み、帰ってから折りたたむこともしばしば。
収納ケース一体型なので、やりがちな「あれ袋どこいった?」がないところもストレスフリーでいい!
8、カラビナをつけられる
ポケットブランケットはその小ささゆえに、大きめのリュックやトートバッグに入れておくと探すのにひと手間かかる……なんてことがたまにあったのですが、これはカラビナを取り付けることで難なく解決。
収納ケースのフチにあるタグに、細めのカラビナなら通すことが可能です。こうすることで、バックパックの外ポッケに入れていても落とす心配がなくなりました。
9、そしてルックスも申し分なし!
「ポケットブランケット3.0」という名の通り、このモデルは3代目。以前のモデルは、展開カラーによって鮮やかな色がシートの一部に入っていましたが、最新モデルの3代目は、収納ケースのみ色が選べ、シート部分はブラックで統一されています。
筆者はモノトーンなブラックをチョイス。シンプルなところもお気に入り。
“敷物”だけじゃない、こんな使い方もできます
単なるシートとしての役割だけでなく、個人的にはこんなときにも使っています。
傘がないときの一時しのぎに
水を弾く生地なので、突然雨に降られてしまったとき、傘がなくてもこのシートがあれば、屋根のあるところまでズブ濡れにならずに移動できます。
まぁ軽量な折り畳み傘を持ち歩けばいい話ではあるのですが、公園では身軽に動きまわりたいし、使うか分からない荷物はなるべく持っていたくない……というのがママのホンネ。大きな公園だとすぐ近くに屋根がなかったり駐車場まで遠かったりするので、いざというときに頼もしい!
緊急時のブランケット代わりにも
つい最近の出来事なのですが、子どもとハイキングに出かけた際、想定外の寒さで子どもの防寒対策が不十分で、困ったどうしよう……! ということがありました。
上半身は上着やポンチョでカバーできたのですが、ベビーキャリアで背負われている子どもの下半身まではカバーできず、そんなときにシートとして携行していたポケットブランケットを子どもの足が覆えるようにベビーキャリアごと包んで、下山までなんとか寒さをしのぐことができました。「あってよかった……」と心の底から思う出来事でした。
ポケットブランケットにはエマージェンシーシートのように熱を吸収する機能はありませんが、風を通しにくいナイロン素材のため、いざというときは防寒・防風対策のひとつとして役立つことを実感。
上記でご紹介した通り、スマホを持ち歩く感覚でスマートに携行できるので、防災用品としてつねにバッグに忍ばせておきたいと思っています。
これぞ、かゆいところに手が届くアイテム
シートで約5000円はちょっと高いな……と感じるかもしれませんが、今までありそうでなかった、かゆいところに手が届くギミックが散りばめられており、個人的にはお値段以上のはたらきをしてくれていると実感しています。
子どもを連れてお出かけすることが多いママ&パパ、公園ライフやピクニックをより快適にしたい方、キャンプはもちろん、アウトドアで幅広く使える機能的でスタイリッシュな敷物をお探しの方は、ぜひマタドールの「ポケットブランケット3.0」を手に入れてほしい……!
マタドール ポケットブランケット3.0
寸法 | 約160x112cm |
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収納時 | 約11x7x3cm |