乾杯にかかせない「ビール」をおいしく
アウトドアフィールドで飲むビールって、季節に関係なく、いつでも最高ですよね。
近年、アサヒビールから発売された、缶のフタがフルオープンする生ジョッキ缶の人気っぷりは目新しさもあって、即完するお店が続出するほど。
それに先行する形でいち早くアメリカで開発されていたのが、「Draft Top シリーズ」。今回は最新作の「Draft Top LIFT US版」がリリースされたのでご紹介します!
これを使ってグビグビっと豪快に飲めば、キャンプだけでなく、家でのお酒の時間がより楽しくなりそう!
開発したのはアメリカのチーム
ビール大好きなアメリカのチームが、ビールの持つ香りとおいしさをより簡単に楽しみたいという思いで開発した「Draft Top」。
2019年には「改良版Draft Top 1.0」をリリース。2022年には日本の缶に対応した「Draft Top 2.0日本版」をリリースし、ついに日本進出を果たしました。
「Draft Top 2.0日本版」はクラウドファウンディングで、5,600万円を超える支援を集めた大ヒット商品となったんです。
のどごしと香りを楽しむための「フルオープン」
通常缶ビールをそのまま飲む場合、プルタップの狭い飲み口では香りが制限されてしまうので、本来の風味が楽しめません。かといって、グラスやコップに移すのもうまく注がないと泡が立ってしまい、これまた風味が失われてしまいます。
それを解決したのが「Draft Top」シリーズ。フタをフルオープンにすることで、ビールの香りを楽しみつつ、缶のままジョッキで飲むような豪快な飲み方ができるようになりました。
お店でジョッキで飲むあの喉ごしを、ふだんの生活やキャンプでも体感できると思ったら、まさに幸せの境地だと思いませんか……!
挟んで、まわすだけ
「Draft Top」は、缶ビールのフタを落とさず、フルオープン状態にしてくれるオープナー。使い方も簡単で、缶の上に取り付けてグリップを握り、缶をまわすだけ。
前作の「Draft Top 2.0」からバージョンアップした今作の「Draft Top LIFT US版」は、フタを落とさない画期的な機構の他、ハンドルを両側に配置したことで開けやすさも大幅にアップしたんです。
切り口もなめらかで安全
普通の缶切りとは違い、Draft Topは上蓋を切り取るのではなく、缶の内側からフタを分離させているんです。そのため、切り口がギザギザにならずなめらかに。切り口に指を滑らせても切れることもないので、安心して口をつけてグビグビ飲めますね!
氷を入れたり、カクテルも作れる
サイズが合えばビール以外も開けることができるので、氷を入れたり、リキュールを追加してオリジナルカクテルを楽しむこともできますよ。
飲み物をグラスやコップに移さずに楽しめるのはうれしいところ。飲み終わったあとはサッと洗ってそのまま捨てられ、洗い物がでないのもうれしいですね。
開封できる缶には制限がある……
商品名にUS版とあるように、残念ながらまだすべての缶に対応しているわけではありません。日本でも販売されているバドワイザー、ギネス、レーベンブロイ、ヒューガルデンなどの輸入缶はきれいに開けることが可能。
また、国内メーカーの缶ビールには対応していませんが、缶コーヒー、コーンポタージュなどの缶スープ、「CHILL OUT」などの上蓋の径が小さめの缶は開けることができるので、コーンポタージュやおしるこのつぶつぶ残っちゃう問題もこれで解決!
主な国内メーカーの350mlサイズの缶(スーパードライ、檸檬堂、キリンレモン、ネクターなど)は対象外なのが惜しいところですが、日本版も開発中とのことなので、今後にも期待したいですね!
「Draft Top LIFT US版」を使えば、コップやグラスがなくても、キャンプでキンキンに冷えたビールをそのままゴクゴク飲めるなんて、ビール好きキャンパーの必携アイテムになりそうです。
・重 さ:約80g
・本体素材:高衝撃ABS
・2本のアーム素材:アセタール樹脂
・ブレード、ワッシャ、ピン素材:ステンレス
・開発国/生産国:アメリカ