総勢99社が出展したビッグイベント
2023年1月13日(金)〜15日(日)に千葉・幕張メッセで開催されたアウトドアの大博覧会「TOKYO OUTDOOR SHOW2023」。このイベントいには総勢99のブランドが一堂に集結。
アウトドアギア、クルマ、アパレル、食品など様々なジャンルがジョイン。合計3日間に渡って開催された本イベントの入場者数は約18万人(同時開催展「東京オートサロン2023」を含む)と大盛況でした。
ここ数年アウトドア人気の勢いがすごい韓国ブランドにも注目。「ブルックリンワークス」や「ゼログラム」などが参戦し、流行感度の高いユーザーが大集結しました。
国内で絶大な人気を誇るガレージブランド集団「M16」のエリアは、チケット制になるほどの盛況ぶりで早朝から並ぶ人もいたんだとか!
そのほか、アウトドア好きに人気のFLEX・renoca(フレックス・リノカ)や、話題になったヤフオク1円スタートの超レア・ヴィンテージカー、ごりごりのキャンプ仕様になったカブなどもお目見えし、会場内はまさにアウトドアの大祭典。
今回参戦できなかった方たちは、ぜひこのレポートでその様子をお楽しみください!
CAMP HACK編集部注目ギアはこれだ!
圧倒的な数のアウトドアギアの中から、CAMP HACK編集部が見つけた「これいいね! 」なギアを5つご紹介。
こんなの初めてみた! というものから、なるほど〜と思わず声が出てしまいそうなアイテム、これどんな感じが知りたかったんだよね……というアイテムをチョイスしてみました。アウトドアイベントの最先端で見つけたアイテムとは!?
その1. エア式ハンモックEXOD「MONO LITH」
会場に入るなり目に飛び込んできたのが、宙に浮いたエアーフレーム型のハンモックテントEXOD「MONO LITH」(エグゾット「モノリス」)。
フランス発のアウトドアブランドで、2019年にこのテントのファーストモデルを発表したのだとか。
オールシーズン使用できるシェルターで、フライシートを外せばメッシュテントとしても使用可能。
ベッドとなる部分は、2本のカーボンロッドで支えられているので、体が沈み込むことなくフルフラットでくつろげます。
ベッドの下には広い収納スペースが。ベッドから収納スペースに直接アクセスできるので、荷物の出し入れも簡単。ザックや靴、キャンプ道具もそのまま収納できるので、狭い場所でも快適に過ごすことができそうです。
15秒ほどで自立するインフレータブル構造で、フライシートとインナーが一体式なので設営もあっというまに完了。
スマートでスタイリッシュなEXODのモノリスなら、いつもと違った目線でキャンプを楽しめそうです。
▼EXOD「MONO LITH」詳細はこちら
その2. サバティカルの人気テントの新モデルがお目見え
A&Fが手がけるアウトドアブランド「サバティカル」。そのサバティカルの人気テント「モーニンググローリー」と「スカイパイロット」から、ポリエステルモデルが登場。
どちらの幕も、テントの素材がポリエステルになり、ポールがスチールからアルミに、ペグがスチールからジュラルミンに変更。大きく軽量化されています。
具体的には、「モーニンググローリー」は現行TCモデルと比べて約5kg軽量化。「スカイパイロット」は約8kgも軽くなったんだとか。
テントのサイズなど基本的な部分はそのままで、ポリエステルになったことでメンテナンスも楽になり、軽量化されたことで持ち運びや収納もしやすくなりました。
こちらのテントは2023年4月頃発売予定。詳しくはこちらの記事をチェック。
その3. さらに便利に!ROOT CO. 「グラビティ マグリール スクエア」
ROOT CO.の人気アイテム「マグリールシリーズ」に正方形型の「MAG REEL SQR(マグリール スクエア)」が登場。
新作となるこちらは、これまでのカラビナタイプではなくベルクロタイプに変更。強力な磁石でしっかり固定されるので、ぶら下げたスマホが落下……なんて心配は一切無用。
さらに上部ループ部にスリットが入ることで、アウトドア用ザックやパンツ、ウェアに搭載されているウェビングテープへ直接装着が可能になりました。カラビナタイプと比べて、携行時の安定性・フィット感がさらに高まります。
今回の新モデルも、これまでと同じく一回り小さい「ライト」モデルも用意。鍵などの軽量小物なら「ライト」、スマホなど重量のあるものなら通常タイプを選ぶとよさそう。
登山やキャンプなど、アウトドア好きにはイチオシのアイテムです。
ルート コー グラビティマグリール スクエア
ルートコー グラビティマグリール スクエア ライト
その4. 三層構造で冷え長持ち!ブルックリンワークス「ウォータージャグ 2.5L」
インドアとアウトドアをMIXした暮らしにも馴染むアイテムが多い韓国のアウトドアブランド「BROOKLYN WORKS(ブルックリンワークス)」。
そんなブルックリンワークスから紹介するのは、ステンレススチール三層構造の保温・保冷力抜群な「ウォータージャグ2.5L」。欧米諸国では製品を選ぶ際の一つの指標ともなってきているBPAFREE製品というのも安心して使える嬉しいポイント。
開口部分は広く手を入れて洗いやすく、最大保温12時間・最大保冷48時間と使い勝手に優れたアイテムとなっています。
持ち手付きで持ち運びやすく、キャンプやアウトドアにぴったりですね。
その5. 汎用性の高さが魅力!THE IRON FIELD GEAR「ライトシェード」
オリジナリティ溢れるキャンプギアを作る鉄加工のプロフェッショナルブランド「ジ アイアンフィールドギア(TIFG)」がプロダクトしたのが、小型LEDランタン用の「ライトシェード」。
底部の高さは4段階にチェンジ可能。ゴールゼロ、レッドレンザー、ナトゥーラ、5050ワークショプの人気小型LEDライトならどれでも使用ができます。
このシェード一つでどんなライトにも使える汎用性の高さが魅力的なアイテムで、見て知っているだけでなく、実際に手に取って体験してみると「へえ」と思わず感心してしまうはず。
▼THE IRON FIELD GEAR「ライトシェード」の詳細はこちら
まだまだお届けしたい魅力がいっぱい!
「TOKYO OUTDOOR SHOW2023」は、数多くのアウトドアギア、食品、クルマなどが並び、イベント価格でアイテムをゲットできることもあり、会場内はたくさんの人で大賑わい。
1日だけではまわり足りず、2日目も参加したという強者もいるほど。確かに1周しただけではまわり足りず、3周目からが本番! というくらい会場の熱量は高めでした。
今回、CAMP HACK編集部が見つけたアイテムの紹介は5つでしたが、まだまだ他にも目を引くアイテムがたくさん。次回開催が楽しみですね!