いる?いらない?秋冬のクーラーボックス事情
暑い季節は、保冷のために欠かせないクーラーボックス。でも、秋冬は、外気温が冷蔵庫と同じくらいの寒さになり、エリアによっては冷凍庫の温度と同じくらいに冷えるところも。
それならば、「 クーラーボックスはいらないのでは?」と思ってしまいます。
キャンプ歴の長い皆さん、最近デビューされた皆さん……CAMP HACK読者の皆さんはどうされているのでしょうか?
読者アンケートを実施!92%の方が使っている!?
そこで、CAMP HACK読者の皆さんにアンケートをとってみました!「秋冬にクーラーボックスを使う?使わない?」と質問してみると……
92%の方が秋冬でもクーラーボックスを使っているという結果に!!
ほとんどの方が、寒い季節もクーラーボックスを使われていることがわかりました。
では、なぜさむーい秋冬もクーラーボックスを使われているのでしょう?
使う派の方に、理由を聞いてみました!
秋冬でもクーラーボックスを使う7つの理由
理由1:食材が凍るのを防ぐ
冬場になると、エリアによっては気温が氷点下になる場所もありますよね。そういったエリアでは、クーラーボックスの中のほうがあたたかい! 単純に冷えればいいということではないのです。
ちなみになのですが、冷蔵庫と冷凍庫の平均温度はこれくらいです! 雪国であれば、冷蔵庫の温度を下回る気温に……。
理由2:冬でも食材を冷やす必要がある
食料の鮮度を保つためには、やはり、ある程度一定の温度で冷やす必要があります。温かい車での移動や、ストーブで温まったテント内では、クーラーボックスが必須です!
また、クーラーボックス外での保冷は太陽の熱や気候の変化の影響を受けやすく、安心できる保冷とはいえません。
雪の中での食料の保存は、0℃~5℃で、肉や魚の保存には不向きです。「真冬に段ボールに入れていた牡蠣にあたった」という壮絶な回答もありました……。
理由3:飲み物をキンキンに冷やしたい
寒い冬でも、冷たく飲みたい飲み物ってありますよね。水やお茶、ジュースはもちろんのこと、キンキンに冷えたビールは通年最高! 薪ストーブにあたりながら、大自然の中でキンキンに冷えたお酒をグビグビ飲む……想像しただけで癒されるシーンです。
「キンキンに冷えたビールが飲みたいから」という回答が非常に多かったです!(笑)
理由4:野生動物からの保護
調理して、人間が活動しているときは警戒して近寄ってこない野生動物でも、食料や食べ残しを外に置いたままにしておくと、寝静まった頃に近寄ってくることがあります。
また、一度食料を見つけてしまうと、自分たちが帰宅したあとも、その場所を狙うことになり、他のキャンパーさんにも迷惑がかかります。
食料を密閉しておくためにも、クーラーボックスは通年のマストアイテムといえますね。
理由5:見た目的に
これはシンプルかつ重要な理由ではないでしょうか!?
ちょっと奮発して購入したもの、ステッカーを貼ってチューンナップしたお気に入りなど……皆さん思い思いのクーラーボックスがあるのではないでしょうか?
見栄えの良いアイテムは、キャンプを盛り上げてくれますよね!
理由6:なんとなく
いつものルーティンで、なんとなく、ついそこにいてしまうクーラーボックス。気が付けば、荷積みされているその存在は、もはや当たり前になっている方も多いのではないでしょうか?
秋冬だから……とか、夏だから……とか関係なく、キャンプに常備アイテムなクーラーボックス。「え、持って行かないの?」「使わないという発想がなかった」という回答もちらほら。
理由7:簡易的な机になる
天面がフラットなクーラーボックスは、簡易的な机にもなります。テーブルのサブとして、ちょっと物を置くのに使ったり、あると何かと便利!
筆者は、子どもが座るのにちょうど良い高さで、子ども椅子にもなっています(笑)
クーラーボックスは年中必要かもしれない!
他にも、衛生的な観点からクーラーボックスを使われる方や、「食料はクーラーボックスに入れるルーティンになっているから」といった回答もありました。
ご自宅に冷蔵庫があるのと同じくらい、キャンプの場面でも冷蔵庫の存在は四季を通してベーシックなのですね。
アンケートにご協力頂いた皆さま、ありがとうございました!