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ベアキャニスター

まるで巨大ナルゲン!?アレンジ無限の最強ボックス「熊缶」がキャンプでめちゃ便利でした【私的神アイテム】【ベアキャニスター】

先日、アメリカで全長340kmのロングトレイルを踏破してきた筆者。絶景の中でのキャンプ生活は最高の体験でした! 実はそんな最高の体験の中で、アメリカならではのアイテムを発見。

そのカッコ良さや機能性など、意外にも、日本のキャンプシーンにもマッチするアイテムだったので詳しくご紹介しちゃいます。

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目次

記事中画像撮影:筆者

アメリカをハイク旅して得たモノ……。

アメリカロングトレイル中の風景_たかにぃさん

2022年9月の約3週間、アメリカで「ジョン・ミューア・トレイル」という全長340kmのロングトレイルコースを踏破してきました!

広大な地を1日歩き続け、適当な場所を見つけてはテントを張ってご飯を食べて焚き火もする……。絶景の中でのそんなキャンプ生活は、強く心に刻まれる経験となりました。

アメリカで新アイテムを入手!

アメリカキャンプ中にベアキャニスターを抱えるたかにぃさん

得難い経験となったアメリカハイク旅でしたが、実はもう1つ得たモノが。画像で筆者が抱えている円筒形のアイテムです。

こちら「ベアキャニスター」というアイテムで、「ジョン・ミューア・トレイル」でのキャンプ中に携行が義務付けられているんです。

アメリカの川辺に置かれたベアキャニスター

出典:Instagram by@bearvault

そして実は、日本でも通称「熊缶」として知る人ぞ知る存在。とにかくタフで見た目もカッコよく、日本のキャンプでも使えそう……。

というワケで、今回はこの「ベアキャニスター」について詳しくご紹介していきます!

「熊缶=ベアキャニスター」とは?

ステッカーチューンカスタムされたベアキャニスター

出典:Instagram by@bearvault

アメリカでは、ステッカーチューンカスタムしてカッコよく使う人が多い「ベアキャニスター」。カラーリングがアメリカンなので、割とどんなステッカーを貼ってもキマります。

こんな風にハイカーに親しまれる「ベアキャニスター」ですが、そもそもどんな用途のアイテムだと思います?

本来の用途は?

4サイズのベアキャニスター

本来「ベアキャニスター」とは、熊対策用の保存容器。食料やお酒など、匂いのある物をこの中に入れてテントから離しておくことで、就寝時に熊などの動物が寄ってくるのを防ぐためのアイテムなんです。

熊がベアキャニスターを触るところ

出典:Amazon

匂いをシャットアウトするだけでなく、熊のパワーでも破壊できない耐久性に加え、熊が開けれない蓋の構造や食べられないサイズ感まで熟慮されており、リアルに熊の脅威から守ってくれます。

熊よけだけじゃ勿体ない!

たかにぃさんオリジナルステッカーチューンのベアキャニスター

早速、筆者も真似してステッカーを貼ってみたら……、なんだか熊よけに使うだけじゃ勿体ないカッコ良さに!

カッコいいだけじゃなく、高い耐久性や透明で中のモノが視認しやすい点など生かして、せっかくなら日本のキャンプでも使ってみることにしました。

Bear Vault BV500 Journey

サイズ22.1×32.3cm
容量11.5L
重量1.16kg
材質ポリカーボネート

キャンプでも使いたい!ベアキャニスター!

というわけで実際に日本のキャンプでも使ってみたところ、さまざまな用途が見つかりました!

その1. お菓子や乾物を入れて

お菓子を入れたベアキャニスター

まずは、お菓子の缶詰として使ってみました。ボディが透明なので、お菓子の位置をひと目で確認して取り出す事ができます。

お菓子を入れたベアキャニスター_上から

また、アメリカンなデザインがカラフルなお菓子のパッケージとマッチして、見た目もいい感じ。

ベアキャニスターお菓子を取り出すたかにぃさん

ただ、あんまり底の方に入れてしまうと取り出しにくくなってしまうので、入れる順番は考えておいた方が良いかもしれません。

筆者が今回入手したのは「BV500」というモデルですが、小さいサイズもラインナップされており、使う人数や入れる物の量に合わせて使い分けするといいですね。

BearVault BV450 Jaunt

サイズ直径22.1×21.1cm
容量7.2L
重量940g
材質ポリカーボネート

卵や乾物を入れたベアキャニスター卵や乾物を入れたベアキャニスター_上から

さらに、ハードなケースと考えれば、実は卵や割れやすい乾物などの運搬にも最適! クーラーボックスに入れる必要がない、常温保存可能な食料を入れておくのにもピッタリです。

たかにぃさんのサイトに置かれたスーパーの袋

常温保存可能な食材ってスーパーの袋まま放置しがちなんですが……。ベアキャニスターに入れておけば、サイトインテリア的にも実にスマートです。

その2. テーブル&チェアにもなる

ベアキャニスターに座るたかにぃさん

耐久性が非常に高いので、食料を入れておきながらも蓋を閉じればチェアとして座ることが可能です。

実際アメリカハイキング中のキャンプでも、ベアキャニスターをチェア代わりにして足を休めるシーンが多々ありました。

テーブル代わりに使用中のベアキャニスター

コップや食べ物を置いたりして、ちょっとしたテーブル代わりにも使えます。テーブル使いする時は、中に沢山物を入れて重くしておくと非常に安定感が増しておすすめです。

その3. 最強のゴミ箱として

ベアキャニスターにゴミを入れるたかにぃさん

匂いを閉じ込めてくれる特性を生かせば、ゴミ箱としての用途にも最適。

日本のキャンプでも、寝ている間にタヌキなどの夜行性動物にゴミが荒らされたり、日中でもカラスなどが狙っていたりしますよね。ベアキャニスターにゴミを入れておけば、絶大なる安心感が得られます!

ベアキャニスター導入でアメリカンテイスト!

ベアキャニスターのあるたかにぃさんのサイト風景

筆者にとってはアメリカでずっと使ってきた愛着もあり、眺めていると旅のことを思い出させてくれる感慨深いアイテム「ベアキャニスター」。

ですが、アメリカンテイストなデザインはイエティやオレゴニアンキャンパー等のアイテムとの相性もよく、耐久性など機能面でも日本のキャンプシーンにマッチ。

皆さんもぜひ、「ベアキャニスター」を導入してみてはいかがでしょうか?

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