快適なアウトドア料理を作るために。キャンプのキッチン、基本のき
キャンプサイトのキッチンは、料理をスムーズに作り上げるために重要なスペース。適当に配置してしまっては、料理を作るのに右往左往して、なかなか調理がはかどりません。
こちらでは快適に、スムーズに料理が作れるキャンプ・キッチンの基本を紹介します。
キャンプキッチンの基本① キッチングッズはひとつの場所にまとめる
調理台にバーナー、クーラーボックスなど調理に必要なキャンプ道具は多々ありますが、それらをひとつの場所にまとめてキッチンスペースを作りましょう。サイト内でバラバラの場所に配置してしまうと、作業ごとに移動が発生するのでスムーズに調理ができなくなってしまいます。
キャンプ・キッチンの基本② キッチングッズはテントやタープの外にセッティング
当然ながらキッチンに火は付きもの。バーナー類を使用するので、安全面を考えてテントやタープの外にセッティングするのが基本です。この時、火気類はテントやタープから一番離れた場所に配置するのがベスト。
キャンプキッチンの基本③ 動線を考えてアイテムを配置しよう
家庭のキッチンと同じような配置にするとスムーズに調理ができます。例えば、冷蔵から食材を取る→シンクで洗う→下ごしらえ→加熱、という流れをキャンプに置き換えると、クーラーボックス→ジャグ&水受け→調理台→バーナー類、の順に並べるのも一案。とは言っても使い勝手のよさは人それぞれなので、自分が使いやすい順にセッティングしましょう。
ただし、バーナー類は最もテントやタープから離れた場所に置くことをお忘れなく。
キャンプキッチンの基本④ 高さを揃えると調理が快適に
家庭のキッチン同様、高さを揃えると調理がしやすくなります。アウトドアブランドからリリースされているキッチンテーブルはバーナー置きが少し低めに設計されているものが多く、実際にバーナーを置いたときに高さが合うように作られているので快適。
またクーラーボックスやジャグも、スタンドを使えば屈むことなく使用できるので便利です。
キャンプキッチンの基本⑤ 雨のときは?暑いときは?
雨キャンプのときはタープ下などにキッチンスペースをセッティングしますが、バーナー類は地面に近い位置にセットし、タープからの距離を必ず取るようにしましょう。
また夏キャンプの際はクーラーボックスの保冷力を守るため、タープやキャノピー下など日陰に置くといいでしょう。
快適に調理できるキッチンレイアウト!
キャンプで快適に調理するためには、キッチンスペースのレイアウトも重要。オーソドックスな2つのキッチンレイアウトを参考にしてみましょう。
I型キッチン
キッチングッズを横一列に並べたレイアウトはすっきりとシンプルな見た目。リビングに背を向けてセッティングすることが多いですが、リビングに対面するようセッティングすると子どもたちの様子も見守れて安心。
L型キッチン
L字型のレイアウトは自分の周りをキッチングッズが囲むので、調理中の動きが少なくてすみます。
それでは、あると便利なキッチンアイテムを見ていきましょう!
あると便利!なキッチンアイテム!
アウトドア料理をスムーズにするために、あると便利なキャンプのキッチングッズをご紹介!
キッチンテーブル
キッチンテーブルがあれば、食事スペースと調理スペースを分けることができます。また調理台のほかバーナースタンドやツールハンガーが付属しているものも多く、快適に調理できます。
コールマン オールインワンキッチンテーブル
ユニフレーム キッチンスタンドII
FIELDOOR アウトドア キッチンテーブル
スタンド
クーラーボックスやバーナー、ジャグなどは地面に直置きすると扱いづらいので、スタンドを使用するのがおすすめ。スタンドの上に載せると屈む必要もなく快適に使えます。
コールマン ハイスタンドIII ツーバーナー スタンド
ネイチャートーンズ フォールディングマルチスタンドII
キャプテンスタッグ ウォータータンク用スタンドベルトフック付
スパイスボックス
小さくて散らかりがちなスパイス類も、ひとつのボックスに収納してしまえば見た目がすっきり!
コールマン スパイスボックス2
ゴミ箱
せっかくおしゃれにサイトを演出しても、ごみ袋のビニールがむき出しのままだとだいなしに……。ゴミ箱を用意して、見た目のキレイさを心がけましょう。
スノーピーク ガビングスタンド
ルートート ルーガービッジ 30L 3ピース トリコ
自分の使いやすい快適キッチンを作り上げよう!
快適に調理が進む、キャンプキッチンの基本を紹介しました!どんなアイテムを使用するか、どう並べるかはキャンプ回数を重ねるごとにコツをつかんできますので、自分が一番使いやすいキャンプのキッチンを作り上げてみましょう!