超使い回せる!自立式インナーテント
インナーが脱着できて、使用人数などシーンに合わせてマルチに使える大型シェルター幕。
とても便利なんですが、少人数でもっとリビングスペースを広げたいときや、外の景色に合わせてインナーの位置を変えたい……なんてとき、ありませんか?
そんな、より自由度が高くニッチなサイトレイアウトを求める人にイチオシなのが、「自立式インナーテント」なんです。
自立式インナーテントの魅力
「自立式インナーテント」とは、その名の通り、ポール付きで単体でも自立するテント。シェルター幕に付属のインナーテントと異なり、規定の位置に吊り下げずに使えるから、設置位置や向きなどレイアウトが自在なのが魅力です。
また、1人用のタイプを選べば、同一シェルター内でも各自のプライバシーが確保できるのもポイント。元々インナーテントが付属していない大型シェルターに、寝室を作ることも可能です。
もちろん単体でも使えるから、タープと組み合わせれば、フライシートがない分装備も実にコンパクト。
シェルターにINして自在にレイアウトできる“カンガルースタイル”から単体使用まで、便利に使い回せるのが魅力の自立式インナーテント。さらに一般的なテントに比べ、実はお値段もかなりリーズナブル。
今回は、そんなマルチでおトクな自立式インナーテント5選、じっくりご紹介していきます!
単体もカンガルースタイルも!おトクな自立式インナーテント5選
テンマクデザイン「モノポールインナーテント」
まずは、大人気のテンマクデザイン「モノポールインナーテント」。 あくまでシェルター内で“寝るだけ”の使用に特化したデザインにより、コストダウンを実現。お値段なんと4,378円と格安のアイテムです。
サイズは約2,100×700×970mmで、1人でゆったりと寝られる広さです。重さも1.28kgと超軽量で、UL派キャンパーにもおすすめ。
ただし、開口部が1つでベンチレーションもないため、暑い時期の使用は不向きです。
フロア耐水圧は1,200mmと、大雨でなければ直置きでマットを入れての使用も安心。ヘリノックスのローコットなら中に入れても使えます。
ハイコットも、サイズが合う場合は上にのせて使えるので、地面からの浸水が心配なときはこのパターンがおすすめです。
テンマクデザイン モノポールインナーテント
使用サイズ | 210cm×70cm×97(高さ)cm |
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収納サイズ | Φ11×51cm |
重量 | 約1.28kg |
テンマクデザイン「モノポール インナーテント メッシュ」
先ほどの「モノポールインナーテント」、開口部が1つでベンチレーションがないため、暑い時期の使用は不向き……という弱点を克服したのがこちら!
フロア以外全面メッシュなので、涼しさは言わずもがな。重さも1.14kgとさらに軽いので、さほどプライバシーが気にならない・開放感優先という人なら、夏はオープンタープと組み合わせたUL装備が叶います。
テンマクデザイン モノポールインアーテント メッシュ
使用サイズ | 210×70×97cm |
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収納サイズ | Φ11×51cm |
重量 | 約1.14kg |
DOD「フカヅメカンガルーテント SS」
お次は、DODらしいユニークかつニッチな配慮がうれしいアイテム。
今回ご紹介する1人用SSサイズのほか、2人用Sサイズも展開され、カラーもタンとブラックの2種が選べます。
サイズは215×95×116cmと広めの1人用。DODのマット「ソトネノサソイ S 」「ソトネノキワミ S」のほか、画像のコット「バッグインベッド」やマット付きコット「ハンペンインザスカイ」などがちょうど入ります。
また、テント生地は火の粉に強く風通しの良いコットン製。メッシュパネル付きドアも前後2箇所備え、焚き火の近くでも安心かつ、オールシーズン使えます。その分、2.4kgと本記事アイテム中ではやや重め。
そして最も特徴的なのが、名前の由来になっている“フカヅメ”フォルム。一般的な自立式インナーテントに比べて背面側ボトム付近が鋭角な形状で、デッドスペースを残しません。
さらに別売りのフライシートを追加すれば、Wウォールのテントとしても使えます。1つあれば、あらゆるシーンに対応できる汎用性の高いテントです。
▼フカヅメカンガルーテントSSの詳細はこちら
FIELDOOR「カンガルースタイルテント 100」
お次は、高コスパでお馴染みのFIELDOORのアイテム。2本のメインポールのみで構成されたシンプルなクロスポール構造だから、より感覚的に設営が可能です。
210×105×110cmとゆったりした1人用サイズで、前面にはメッシュパネル付きドアを備えます。本記事アイテム中最安値の3,960円(税込)という価格も魅力です。
シンプル構造とデザインは、収納サイズにも反映。直径12×40cmとこちらも本記事アイテム中最もコンパクトで、バイクツーリング時の積載もスマートです。重さも1.6kgと軽量だから、バックパックキャンプにもピッタリ。
さらに、まったく同じお値段&サイズで、ワンタッチタイプもラインナップ。ちょうど傘のような構造だから、設営は開くだけのあっという間。設営&撤収により早さを求める人にはこちらもオススメです。
FIELDOOR カンガルースタイルテント 100
使用サイズ | 外寸 / (約)210×105×110cm、内寸 / (約)200×100×100cm |
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収納サイズ | (約)φ12cm×40cm |
重量 | (約)1.6kg |
FIELDOOR ワンタッチカンガルースタイルテント 100
使用サイズ | 外寸 / (約)210×105×110cm、内寸/(約)200×100×100cm |
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収納サイズ | (約)64×14×14cm |
重量 | (約)1.8kg |
ビジョンピークス「TCルーテント ソロ」
最後にご紹介するのは、スポーツ・アウトドアショップヒマラヤのプライベートブランド、VISION PEAKS(ビジョンピークス)のアイテムです。
テント生地がTC(ポリコットン)素材なので、火の粉に強く通気性も遮光性も高いのがポイント。前後2箇所にメッシュパネル付きドアがあり、オールシーズン快適に過ごせます。
さらに、両サイドにはベンチレーションまで備えた本格派。フルクローズ時でも中に空気がこもりません。1人用ソロサイズは210×110×120cmと、本記事中最も天井が高く広々。
3人用の「TCルーテント」、4人用の「TCルーテント ファミリー」もラインナップされており、シーンに合わせて組み合わせれば、1つのシェルターを自在なレイアウトで使えるシリーズです。
ビジョンピークス TCルーテント ソロ
使用サイズ | 約210×110×120cm |
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収納サイズ | 約16×16×55cm |
重量 | 約3.8kg |
自立式インナーテントでレイアウトを遊ぼう!
カンガルースタイルで自在にレイアウトが楽しめるだけでなく、単体使用ならより身軽な装備が叶う自立式インナーテント。
寝るだけに特化したシンプルなタイプから、Wウォールテントになるタイプまでさまざまな5選でした。
ぜひ、この記事を参考に自分のキャンプスタイルにフィットするアイテムを見つけて、自在なサイトレイアウトを楽しんでくださいね!