はじめる人が続々増えてる、釣りキャンの波に乗りたい!
ミクニ
どうも釣りキャンプが最近盛り上がっているらしい。周りのキャンパーさんも続々はじめているけど、どうなんだろ……
こうつぶやいているのは、キャンプブロガーのミクニユウヤさん。キャンプを中心にDIYやバンライフ、サウナなど、好奇心のおもむくままに遊びのジャンルを開拓し続けています。
そんな彼の新たな興味は、どうやら釣りのようです……。
ミクニ
自分もやってみたいけど、道具を揃えたり、高度なテクニックが必要だったりハードルが高いのかな? 活き餌を付けるのもちょっと苦手だし……。
そうだ! あの先輩に聞いてみよう!
釣りの先輩が教えてくれた、釣りキャンプデビューにおすすめの釣りスタイルとは?
釣りキャンプをはじめてみたいけど、一歩を踏み出せない。そんなときにはその道の先輩に教えてもらうのが一番。
今回、ミクニさんに釣りキャンプの魅力と、今おすすめの釣りスタイルを教えてくれるのはこの方!
釣りの先輩に聞いてみよう!
雑誌や広告で引っぱりだこのモデル、Shogoさん。休みの日は、釣りをしに積極的にフィールドへ繰り出している釣りの先輩です。モデルの仕事をしつつ、農業でも精力的に活動中。
簡単に美味しい魚が釣れるスタイルがある!
ミクニ
Shogoさん、よろしくお願いします!
Shogo
よろしく! 今日はライトにはじめられて、簡単に美味しい魚が釣れるスタイルがあるから、それをやろうと思ってるんだよね
ミクニ
楽しみです! ちなみに何を釣るんですか?
Shogo
アユだね!
ミクニ
え? あのアユですか!? アユ釣りって、高価で長い竿とかオトリ用のアユの用意とか思いっきりハードル高いやつでは?
Shogo
実はアユ釣りはより簡単かつ、高価な道具も不要で楽しめるように進化しているんだよね。それが今回紹介する「アユイング」。さらにファッションもどんどんカジュアルになってきているんだよ!
ミクニ
格好もおしゃれになってきているんですね! The昔ながらの釣り人みたいな感じはちょっと……と思っていたので意外でした
Shogo
道具の説明に入る前に、忘れてはいけない遊漁証について話しておこう!アユ釣りの場合はこれが必ず必要なんだ
ミクニ
釣り券ってやつですね!
Shogo
これがないと密漁になっちゃうからね。漁協や一部のキャンプ場と当日でもコンビニで手に入るから、これもどこで買うのか確認しておくとスマート
釣りキャンの先輩が語る「アユイング」5つの魅力
2人がやってきたのは、神奈川県にある相模川沿いのポイント。まずはShogoさんに、アユイングの5つの魅力を紹介してもらいました。
1. 必要な道具が少ない!
ミクニ
アユイングってどんな道具が必要なんですか?
Shogo
まず最低限必要なのはロッドとリール、ルアー、フックの4つだね。当然リールには糸は巻いていないといけないけどね
ミクニ
思ってたより少ないですね!
Shogo
そうなんだよ。ちなみに今回使うロッドは、DAIWAの「AYUING X」。アユイング用に開発されたロッドだけど、とりあえずルアー釣り用のロッドとリールがあれば代用も可能だよ
ミクニ
かっこいい! でも僕、初心者なんですけど使えますかね?
Shogo
初心者ほど専用タックルの方が使いやすいから安心して!上級者になっても永く楽しめる作りなのもポイント。 次はルアーだね
DAIWAのアユイングタックルはこちら
ミクニ
アユイングってルアー釣りなんですね!
Shogo
そう。従来のアユ釣りは、オトリアユといって生きた鮎を使った複雑な仕掛けが必要だったんだけど、アユイングはライン(釣り糸)にアユを模したアユルアーをつけるだけなんだ
ミクニ
アユ用のルアーがあるんですね。でもなんでアユは、オトリアユやアユルアーにかかるんですか? 他の魚は、エサを模したルアーを使うじゃないですか
Shogo
いい質問だね! アユはナワバリ意識の高い魚なんだ。そこに他のアユが入ってくるとナワバリを侵されたと思って、体当たりして追い出そうとする習性があるんだよね。そこでオトリアユに掛けバリを付けて釣るのが日本伝統の友釣りなんだ
ミクニ
そうなんですね!
Shogo
でもオトリアユは用意の手間やコストもあるから、ちょっと敷居が高かったんだ。そこで最近でてきたのがアユイング専用のアユルアー。これのおかげでアユ釣りがより身近になったんだ。フックは友釣り用の3本イカリをワンタッチで付ければOKだよ
ミクニ
ルアーなら、もっと気軽にアユ釣りに挑戦できるってわけですね!
Shogo
他にあればベストな道具は、釣ったアユをキャッチするランディングネット、釣ったアユを釣り中に活かしたまま保存できる友舟、あとはクーラーボックスだね
ミクニ
これらを合わせても思ったより少なめですね
Shogo
荷物が多いと毎回大変だからね。ちなみにクーラーボックスは保冷力がしっかりしていれば、キャンプ用のものでもOK!
ミクニ
お、クーラーボックスは持ってるのでよかった!
Shogo
服装はこんな感じ。水の中に入るから、体温の低下と日焼けを防ぐスパッツとラッシュガード。速乾性のトップスとショーツってとこかな。あと、日差しから頭を守るハットとサングラスがあればOK
ミクニ
意外といつもの川遊びの格好にちょっと足すだけで揃う感じなんですね
Shogo
サングラスは光の反射をカットする偏光タイプのものを使うと、水の中がよく見えるよ!
Shogo
一番大事なのが、シューズ。これはウェーディングシューズといって、すべりやすい川の中でも安全に歩行するための重要な装備なんだ
ミクニ
どんなスポーツでもシューズが大事なように、アユイングもそうなんですね
Shogo
アユイングは川の中にガッツリ入っていくからね。ソールの部分がフェルト素材になっていて、コケやヌメりのある場所でもすべりにくくなっているんだ。さらに安全のためにライフジャケットも用意しておくと安心!
DAIWAのウェーディングシューズはこちら
2. 初心者でも簡単に楽しくアユが釣れる!
Shogo
アユイングの魅力はなんといっても、シンプルで簡単だってこと。道具が少なく、仕掛けがシンプルな分、現地に着いたらすぐに釣り始められるよ!
ミクニ
アユ釣りって高度なテクニックを習得するまで、なかなか釣れないイメージだったんですが、どうでしょう?
Shogo
決してそんなことはないよ! 初めてでも思ったより簡単に釣れるから、アユイングをきっかけに釣りに目覚めちゃう人も多いんだ
3. アユイングができる場所が増加中
ミクニ
因みにアユイングに適した場所ってけっこうあるんですか?
Shogo
正直いうと、アユ釣りができる川でもアユイングが楽しめるエリアは、まだまだ少ない。それでもメジャーで大きな川でも釣れるから、アユイングする人は増えているね。今回の相模川も人気のポイント
ミクニ
相模川、関東圏の人だと割と近場ですもんね
Shogo
アユイングができる川でもルール上、アユイングができる場所や時期が決まっているから、その川(エリア)のルール含め、事前の下調べはマストだね。
4. 川釣りだから、キャンプと両立させやすい
Shogo
アユイングのおすすめの楽しみ方は、朝から釣りをはじめて、お昼前後には切り上げて午後から近場のキャンプ場でゆっくり過ごすスタイル。
いつもより朝早く起きるのは慣れが必要だけど、休みを無駄なく楽しめるよ!
ミクニ
そのスタイルいいですね。アクティブなこともしたいし、まったりもしたい僕にもぴったり!
Shogo
日本は川沿いに人気のキャンプ場が多かったりするから、川釣りは相性いいよね。ちなみにアユは昼間が一番釣れるからキャンプサイトの準備のあと、夕食の準備までの時間を涼しい川で過ごすのもいいよね
5. アユだから食べて美味しい!
Shogo
あとはなんといっても、釣る魚がアユだから、食の面でも楽しめるってこと!
ミクニ
アユってなんであんなに美味しいんですかね。他の川魚と違ってワタも美味しいって言うし
Shogo
アユは草食だからね。幼魚のときには水生昆虫を食べるんだけど、成魚になってからは石に付いたコケをメインに食べてるから、臭みが少ない。だから「香魚」とも呼ばれてるんだ
ミクニ
だから、ワタごと食べても美味しいんですね!