コスパ優秀なコンパクト石油ストーブ
2021年に日本デビューを果たした韓国の老舗メーカーPASECOの石油ストーブ「WKH-3100G」。
コンパクトサイズで優れたスペックながら、16,940円という圧倒的なコスパの良さにより、他のストーブからの買い替えや買い足しすら発生するほどの人気ストーブになりました。
去年の段階でも充分なスペックではあったのですが、そこからさらに改良。より欠点の少ないストーブに進化したとの情報をキャッチしたので早速紹介していきます。
PASECO 対流型 石油ストーブ WKH-3100S
出力 | 3kW |
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タンク容量 | 5.3L |
燃焼時間 | 約18時間 |
製品サイズ | Φ325 x 441 (mm) |
重量 | 5.2kg |
使用場所 | 屋外専用 |
2022年バージョンはここが進化した
それではどこがどう変わったのか、2022年版の特徴を詳しく見てみましょう。
天板での熱効率が40%UP!
2021年版のレビューをした際、天板を利用した場合の水の沸騰時間が「アルパカストーブ」に比べて大幅に遅いことが発覚。なかなか沸騰しないので、量が多い鍋の調理などには適さないという欠点がありました。
2021年モデルのレビュー記事はこちら
今回のアップデートでとくに改善されたのはこの点。2022年版は天板の位置が下がり内部構造にも改良が加えられたことで、天板での沸騰までの所要時間がなんと40%も短縮! 調理にもしっかり対応できるストーブになりました。
アウトドアテイストなカラバリが追加
2021年はブラック、ホワイト、サンド(写真下段の3色)展開でしたが、今回そこにグレーとタン(写真上段の2色)が追加。
アウトドアテイストなカラーが増え、キャンプスタイルに合わせたストーブの選択が可能になりました!
若干コンパクトになった
天板の位置が下がったことは、燃焼効率アップ以外に本体サイズの縮小にも貢献。高さが2.5cmほど下がり、よりコンパクトなボディになりました。さらに、重量もわずかですが100g程軽くなっていますよ!
冬場の積載の負担になりがちな暖房器具。少しでもコンパクトに越したことはないですね。ちなみに運搬に便利な専用ケースは別売で5,500円(税込)です
出力や燃焼時間などの基本スペックはキープ
アウトドアで使われる石油ストーブは、高出力だけど大型なタイプと、コンパクトだけど出力はそこそこの2タイプに分類されます。
後者のコンパクトタイプに属するPASECOの「WKH-3100G」シリーズは、サイズが小さいわりに3.0kWの比較的高出力で、18時間と長時間燃焼するところも優れた点でした。
その点についてはスペックダウンすることなく、しっかり維持されているので安心です。
販売価格は若干アップ
ちなみに価格については16,940円から18,999円と、約10%アップ。2021年に比べて様々な資材価格が高騰していることもあるので、この点についてはやむを得ませんね。単なる値上げではなく、性能もアップしているのでヨシとしましょう。
それでも、アウトドア用として販売されている一般的な石油ストーブよりは格段に安いので、引き続きコスパの良さは変わりません!
これから新しく石油ストーブを買う人はもちろん、買い替えを検討中の方にもファーストチョイスな高コスパ高性能なストーブ。今シーズンの秋冬キャンプにいかがでしょうか?