ツーリング先でコーヒーを淹れよう
近年少しずつバイクでキャンプに出掛ける「キャンプツーリング」が注目されつつありますが、敷居が高いのも事実。
なぜならバイクは積載能力が低いので沢山のギアを運ぶにはコツがいるのです。
興味はあるけど、キャンプツーリングって大変そうという方におすすめしたいのが、今回紹介するコーヒーツーリングです。
コーヒーツーリングとは?
「バイクで出かけた先でコーヒーを飲む」、それがコーヒーツーリングです。そのままの意味なのですが、自然の中で楽しむコーヒーや食事は最高です。
キャンプツーリングに比べると使うギアも少ないので、バイク×アウトドアの入門編としてもピッタリ。もちろんコーヒーツーリング用に揃えたギアはキャンプツーリングでも活用できます。
おすすめの行先は?
コーヒーを淹れて飲むなら、やっぱり大自然の中がおすすめ。具体的には山、川、海のいずれかを目的地にするのが良いでしょう。
バイクは車と比べて機動力に優れ、コンパクトなので秘境と呼ばれるような場所はいかがでしょうか?
筆者は神奈川県在住なので、大根や西瓜が有名な三浦海岸やキャンプ場が多い秦野の山中に出掛けることが多いです。
三浦海岸の波の音を聞きながらコーヒーを飲んでいると、日常を忘れさせてくれる最高の時間を過ごすことができます。
コーヒーツーリングに必要なアイテム
自然の中で飲むなら、缶コーヒーでもおいしく感じられるのは間違いありませんが、一手間が最高の時間を演出します。
筆者が最低限用意したほうが良いと思うのは以下の9アイテム。
これだけなら、拘れなければ2万円以下で揃いますし、チェアとテーブルをアウトドア用のロータイプを選べばバックパックに収納可能です。
コーヒーツーリングで筆者が愛用しているギア
【バーナー】SOTO アミカス
コーヒーツーリングのアイテムの選びは気張らず、肩の力を抜くのがポイント。
基本的にお湯が沸かせればOKあので、コンパクトなシングルバーナーだったらなんでも大丈夫です。
筆者が使っているのはSOTO「アミカス」。風に強く、海でも安定してお湯を沸かすことができます。
SOTO アミカス
重量 | 81g |
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発熱量 | 2600Kcal |
SOTO パワーガス250トリプルミックス
重量 | 385g |
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【ケトル】モンベル アルパインケトル0.9L
お湯を沸かすならクッカーでも良いのですが、注ぎ口がないので1人前のコーヒーを淹れるには湯量の調整がしにくい事があります。
大きさを重視すれば0.5~0.6L程度の容量で十分ですが、筆者の場合は一緒にツーリングに行った仲間にコーヒーを淹れることがあるので0.9Lを愛用しています。
▼モンベル アルパインケトル0.9Lの詳細はこちら
【ドリッパー】ウルトラスポーツ コーヒーフィルターホルダー
当初はプラスチック製のコーヒードリッパーを使っていましたが、嵩張るのでコンパクトなこちらの製品を購入しました。
袋付きでコーヒーフィルターや本体を収納できるので便利です。アマゾン限定商品で、購入当時は1000円前後でしたが、実は100円ショップのダイソーで同じような製品が販売されています。
袋は付属されませんが、コスパ重視の方はダイソーで買っても良いかもしれません。
ウルトラスポーツ コーヒーフィルターホルダー
サイズ | 11 x 7cm |
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【フィルター】カルディオリジナル コーヒーフィルター101
フィルターにこだわりはありませんが、コーヒー豆をカルディで買っているので、ついでに購入しています。
1~2人前ならコーヒーフィルター101、3~4人前ならコーヒーフィルター102を買うと良いでしょう。
▼カルディオリジナル コーヒーフィルター101の詳細はこちら
【豆】マイルドカルディ
いつもカルディの店舗で購入していますが、アマゾンでも購入できます。
バランスが良く飲みやすいコーヒーです。苦みが強い方がお好みならスペシャルブレンドの方が良いかもしれません。
▼マイルドカルディの詳細はこちら
【マグカップ】サーモス 真空断熱マグカップ 350ml
外側が熱くならない真空断熱構造を採用しているので、持ち手が熱くなりません。テーブルに置くときに蓋を閉めておけばゴミや埃が入らないのもポイント。
サーモス 真空断熱マグカップ 350ml
サイズ | (約):8×11×10cm |
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重量 | (約):200g |
チェア:ワークマン 燃え広がりにくいローチェア
本格的にアウトドア用品に参入したワークマンのチェアを使っています。家族でキャンプに行く際にはハイチェアを使っているのですが、コーヒーツーリングには積載性を考えてローチェアがおすすめ。
ワークマンのローチェアは1,780円と激安ですが、機能性としては十分です。
▼ワークマンのチェアに関してはこちらの記事をチェック
テーブル:ワークマン 耐熱アルミローテーブル
こちらもワークマン製品ですが、耐熱アルミテーブルシリーズは3種類のサイズがあり、筆者が愛用しているのは、その中でも一番コンパクトな製品です。
耐熱加工が施されている天板は沸騰したケトルを置いても問題なく、大きさ的にはシングルバーナー、マグカップの2つを置いてもスペースに余裕があります。
収納サイズはコンパクトなので、荷物の隙間に入れることができます。
▼ワークマンのテーブルに関してはこちらの記事をチェック
ギアの持ち運びはバックパックかシートバッグを使おう
基本的にはコンパクトなギアが多いので、30L級のバッグパックでも持ち運びが可能です。筆者の場合は影機材も持っていくことが多いので、重さを分散させるウエストベルトがついている登山用バッグを愛用しています。
又はバイクに装着するシートバッグもおすすめです。自分が背負うのに比べて負担が少ないのが特徴で容量も様々です。
【バックパック】モンベル キトラパック35L
ショルダーストラップとウエストベルトに配されている収納が大容量で携帯電話や高速道路の通行券、鍵などを入れておくのに便利です。
また走行中の水分補給がしにくいバイクにおいては、ハイドレーションパックを装着できるのも魅力的です。
▼モンベル キトラパック35Lの詳細はこちら
【シートバッグ】TANAX MOTOFIZZ キャンプテーブルシートバッグ
容量は45L。コーヒーツーリングで使うギアをすべて収めても余裕の大容量です。
バッグの外側にマットやテントを装着することができる拡張性があり、ソロキャンプで必要なギアも十分に収めることができます。
最大の特徴は天板をテーブルとして使うことができる点で、このシートバッグを持っていけばテーブルが必要なくなります。
TANAX MOTOFIZZ キャンプテーブルシートバッグ
容量 | 45L |
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重量 | 4.36 kg |
気軽に楽しめるコーヒーツーリング
いかがでしたか? コーヒーツーリングは、キャンプするほどでもないけどバイクでアウトドア気分を味わいたいという人には、とてもおすすめです。
忙しい日常に息が詰まったらバイクで出かけてみてはいかがでしょうか?