人気のコールマンのテント、売れ筋は?
キャンプビギナーからベテランまで認知度抜群のブランド、コールマン。中でもテントの種類は多種多様で幅広いユーザーニーズを網羅していますが、実際買うとなったら気になるのが人気アイテム!
キャンパーはどのコールマンのテントでキャンプを快適に楽しんでいるのかを知るべく、売れ筋商品をコールマンに聞いてみました。
教えてくれたのはこのお二人
ソロ、デュオ(コンパクトテント)フォーカスチーム
ファミリー、グループ向けテント フォーカスチーム
今回は実際の販売数データ(※集計期間:2022年1月~6月)をもとに教えてもらった売れ筋テントベスト3を、キャンプスタイル別にランキングとして大発表! 後半ではメーカー直伝の失敗しないテントの選び方もご紹介しますよ。それではさっそく、ソロ~デュオ編から発表です。
ソロ~デュオ用テントの売れ筋ベスト3!
第3位:インスタントアップドームS
●両手でハブを合わせるだけでインナーテントを完成できるワンタッチ機構
イベントなどでお客様のお声を聞いていると、ペット用としてやキャンプを体験してみたい初心者のお友達用、雨用のテントにしているなど様々な活用方法がありました。
フレームと一体型になったインナーテントは、ポールの組み立て不要。収納袋から出して傘を開くような感覚で簡単に立ち上がります。設営が心配な初心者の方のキャンプデビューのハードルをグッとと下げてくれる、そんなテントと言えそうです!
コールマン インスタントアップドームS
サイズ | 約210×210×115(h)cm |
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収納時サイズ | 約直径17×65cm |
重量 | 約4.3kg |
耐水圧 | フライ/約1500mm フロア/約1500mm |
材質 | フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ フロア/75Dポリエステルタフタ(PU防水、シームシール) ポール/(メイン)FRP約直径8.5mm (リッジ)FRP約直径9.5mm |
第2位:ツーリングドーム/ST
別売りのキャノピーポールがあれば前室に大きな雨除けスペースが設けられる拡張性がありながら、収納時はバイクや自転車にも積み込めるほどコンパクトです。
また、暑くなり始めた6月からは遮光性の高い同アイテムの“+シリーズ”もご好評いただいております。自然になじむナチュラルカラーは、お気に入りのギアとも相性抜群ですよ。
収納サイズがΦ19×49cmとコンパクトで、荷物を最小限にしたいキャンプツーリングには最適ですね! 携行しやすさに加えて居住性も高いツーリングドームST、楽に持ち運べるけれど現地での快適性にもこだわりたい方に良さそうです。
コールマン ツーリングドーム/ST
サイズ | 約265×210×110cm |
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収納時サイズ | 約φ19×49cm |
重量 | 4kg |
材質 | フライシート/ポリエステル約1500mm インナーテント/ポリエステルフロア/ポリエステル約1500mmフレーム/FRP |
第1位:ツーリングドーム/LX
突然の雨でもインナーテント内や前室に荷物を避難させることができるため、ソロ用のコンパクトテントでも天気の変化に対応しやすいモデルです。
1人で使用するなら荷物も室内に収めておけるというLXは、2人で横になるのも十分に可能なサイズ感なのだそう。ソロもデュオも、どっちも行くというキャンパーには、LXタイプが良さそうですね。 タープを張ってより快適なサイトでデュオキャンプを楽しむのもオススメです。
コールマン ツーリングドーム/LX
サイズ | 345×210×120(h)cm |
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収納時サイズ | 約φ21×49cm |
重量 | 約5.2Kg |
材質 | フライシート/ポリエステル約1500mmインナーテント/ポリエステルフロア/ポリエステル約1500mmフレーム/FRP |
ファミリー(3~4人)向けテントの売れ筋ベスト3!
第3位:4Sワイド2ルームカーブ
●高耐水圧の生地を採用したフライシートとインナーテントで雨天時も安心
高い耐久性と快適性が人気のポイントで、広さと抜群の強度を両立するためにマスターシリーズ独自のフレーム構造を採用しています。
コットン混紡素材のインナーテントとベンチレーションシステムが、空気の循環を促して夏でも快適。また、テントの周囲をぐるっと囲むスカートが室内の暖気を逃さず冷気の侵入を防いでくれるので、冬でも暖かく過ごすことができるのだそう。
4シーズン対応の工夫が随所に詰まった4Sワイド2ルームカーブは、高地・低地を問わず一年中キャンプを楽しみたい人にうってつけのモデルのようです!
コールマン 4Sワイド2ルームカーブ
サイズ | 約580×350×200(h)cm |
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重量 | 24.0kg |
第2位:BC クロスドーム270
●シンプルなフレームワークで設営しやすいドームテント
シンプルなフレーム構造で設営も簡単、コンパクトなのに親子4人が寝られるゆったりサイズ、コールマンテントの中でもとくに抑えられた価格! 3拍子揃ったBCクロスドーム270は、キャンプを始めるにあたって何かと物入りなファミリーの強い味方ですね。ファーストテントに選ばれる方が多いというのも納得です。
コールマン BC クロスドーム270
サイズ | 約415×270×175(h)cm |
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収納時サイズ | 約ø23×68cm |
重量 | 約10kg |
材質 | フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水) インナー/68Dポリエステルタフタ フロア/210Dポリエステルオックス(PU防水) ポール/(メイン)FRP約φ11mm、(フロント)FRP約φ11mm、(キャノピー)スチール 約φ16mm×2 長さ170cm |
耐水圧 | 約1,500mm(フロア/1,500mm) |
第1位:エクスカーションティピーⅡ/325
●ポール一本でインナーテントを簡単立ち上げ可能
この素材はコットンよりも速乾性に優れているので、カビの発生を軽減しメンテナンスも簡単。また、フライシートだけでシェードとして使用することもできるので、デイキャンプでも活躍するんです。
三角シルエットが見た目にも可愛いワンポールテントは、設営がシンプルでテント設営初心者にも選ばれやすいようです。キャンプはもちろん、フライシートだけを張ったピクニックも雰囲気があがって素敵ですよね! ママだけで子供達を連れてアウトドアをする、そんなシーンにもぴったりはまりそうです。
コールマン エクスカーションティピーII/325
サイズ | 約385×325×200(h)cm |
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収納時サイズ | 約φ19×60cm |
重量 | 約6.2kg |
材質 | フライ/75D ポリエステルタフタ(TexFiber、UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68D ポリエステルタフタ フロア/75D ポリエステルタフタ(PU防水、シームシール) ポール/(メイン)スチール 約φ19mm(フロント)FRP約φ11mm |
耐水圧 |
ファミリー(5~6人)向けテントの売れ筋ベスト3!
第3位:タフスクリーン2ルームハウス/MDX+
●ダークルームテクノロジー搭載でテント内の温度上昇を軽減
また、2022年の7月からはワイドエアメッシュを採用し、リバーシブルファンベンチレーション(別売)を取り付けることで換気機能が向上したダークルームエアシリーズも発売されています。
午前中から昼にかけての急激な温度上昇を防いでくれるダークルームテクノロジーは、陽が昇るのが早い夏のキャンプでもぐっすり熟睡できるほどの暗闇を作り出してくれます。
これまでのテントからは想像できない驚きの遮光性を実現したタフスクリーン2ルームハウスなら、夏のキャンプをより一層楽しめること間違いなしです!
コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX+
サイズ | 約560×340×215(h)cm |
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収納時サイズ | 約φ34×74cm |
重量 | 約19.5kg |
材質 | フライ/75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(リビング)アルミ合金約φ16mm (寝室)アルミ合金約φ14.5mm (リッジ)アルミ合金 約φ11mm (キャノピー)スチール約φ19mm(180cm) |
耐水圧 | フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm |
最新のダークルームシリーズについて詳しくはこちら
第2位:タフスクリーン2ルームハウス/LDX+
●ダークルームテクノロジーで温度の上昇を軽減
MDX+の室内高が175cmなのに対し、LDX+は185cmと10cm高く設計されているので背の高い男性も腰を曲げずに立つことができます。
前室の奥行きもMDX+に比べ広くとられているので、荷物も多い5~6人ファミリーであればこちらの方が快適。遮光性の高いテントなので、疲れたときはちょっとお昼寝……というときもグッスリ眠れそうです。
コールマン タフスクリーン2ルームハウス/LDX+
サイズ | 約610×365×220(h)cm |
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収納時サイズ | 約φ36×75cm |
重量 | 約20kg |
材質 | フライ/75D ポリエステルタフタ(ダークルーム、UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68D ポリエステルタフタ フロア/210D ポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(リビング)アルミ合金 約φ16mm (寝室)アルミ合金約φ14.5mm (リッジ)アルミ合金 約φ11mm (キャノピー)スチール約φ19mm(180cm) |
耐水圧 | フライ/約3,000mm(寝室)、約2,000mm(リビング) フロア/約2,000mm ルーフ/約3,000mm |
第1位:タフスクリーン2ルームハウス/MDX
●メッシュ・オープン・クローズが選べるワイドなリビングスペースで様々な天候に対応
付属のキャノピーポールを使えば前室を作ることもでき、初めての大型ファミリーテントとして使いやすい機能を多く備えています。
2ルームのテントは一見その大きさから建てるのが難しいんじゃないかと思われがちですが、少ない本数でも高い強度が得られるクロスフレーム構造のテントを選べば初心者でも比較的簡単。
広くアップデートされたMDXは、フロアも天井も圧迫感なくファミリーキャンプを楽しみたいというニーズにぴったりなテントですね。
コールマン タフスクリーン2ルームハウス/MDX
サイズ | 約560×340×215(h)cm |
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収納時サイズ | 約φ32×74cm |
重量 | 約17kg |
材質 | フライ/75Dポリエステルタフタインナー/68Dポリエステルタフタフロア/210Dポリエステルオックスフォードポール/アルミ合金/スチール |
耐水圧 | 約2000mm(フロア/約2000mm) |
人気テントからピッタリのモデルを見つけるには?
渡邉さんと木本さんに売れ筋ランキングを伺ったところで、人気テントから理想のモデルをどう選んだら良いのかについても教えていただきました。買うからには失敗したくないテント、選び方のコツがこちら!
コールマン直伝!失敗しないテントの選び方
ソロ・デュオキャンプは「現地での過ごし方」重視で決めよう
テントの選び方は、キャンプ場でどう過ごしたいかを軸に考えることをオススメします。アクティビティに多くの時間を使いたいなら、ポールの組み立てが不要で傘を開くようにすぐ設営できるワンタッチタイプのテントを。
自分の時間を満喫する、デュオで談話をゆったりと楽しみたい方は、空間に余裕のあるテントをオススメします。(渡邉さん)
さらにはタープなどがあると、サイト内でより快適に過ごせます。具体的にどのテントがいいのか迷った方は、コールマンのソロキャンプのススメサイトをぜひご活用くださいませ! きっとお気に入りのスタイルが見つかりますよ。(渡邉さん)
「はじめてのソロキャンプのススメ」はこちら
1人なのか、2人なのかで過ごし方や時間の流れ方は随分違ってきます。そしてツーリングや徒歩の場合は荷造りと積載まで考慮しておくことも大切。まずはどんなソロキャンプ・デュオキャンプにしたいのかを、しっかりイメージしてテント選びをするといいですね。
3~4人ファミリー(グループ)は「設営の手軽さと価格」がポイント
ファミリーでのキャンプはお子さんがまだ小さい方も多いので、設営の手軽さを重視して選ぶと安心です。3~4人用テントは大型テントに比べるとリビングスペースは小さくなりますが、実際設営の手軽さや価格の観点から、初めてキャンプをする方に支持されています。
具体的にはメインポール一本で設営できるワンポールテントや、クロスフレーム構造のドームテントがオススメです。(木本さん)
始めてのテント設営、難易度が高いとキャンプのハードルを高く感じてしまうことになりかねません。初回から満喫するには設営が比較的簡単なテントを選んでおくと安心ですね。
設営にはある程度自信があって、タープと合わせて広々としたサイトを作りたいという方には「コンパクトドーム/LDX スタートパッケージ」というスターターセットもオススメです!
コンパクトドーム/LDX スタートパッケージについて、詳しくはこちら
5~6人ファミリー(グループ)は「広さと高さ」に注目しよう
人数が増えると狭い室内ではどうしても窮屈に感じてしまいます。そこで、広々とした居住空間に大きな出入り口で家族みんなが使いやすい、ゆったりとしたテントがベスト!
オススメはやはり寝室とリビングが一体となった2ルームテントで、初心者となると設営のしやすさも条件として考慮すると良いでしょう。(木本さん)
大人数でもゆったり過ごすには、利用人数より少し定員の多いテントを選ぶことがコツ。また、快適に過ごすならコールマンの2ルームテントのように中で立つことのできる高さテントを選ぶのもポイントです。(木本さん)
特に小さいお子さんがいる場合、日常のお世話はキャンプでも必須。その点でも動線を確保できる室内の広さがポイントになりますね。購入を検討する際は、テント内のサイズ感もしっかりチェックすることが肝要です。
ちなみにコールマンの5~6人用テントを検討中の方にオススメなのが、インナーシートとグランドシートがセットになったスタートパッケージ。テント設営に必須のアイテムがあらかじめ付いているので、手軽にキャンプを始められる便利なセットです!
コールマン タフワイドドームV/300 スタートパッケージ
サイズ | 約495×300×195(h)cm |
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収納時サイズ | 約23×25×72cm |
重量 | 約11kg |
材質 | フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール)インナー/68Dポリエステルタフタフロア/ 210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール)ポール/(メイン)アルミ合金約φ14.5mm(フロント)FRP約φ12.8mm(リアバイザー)FRP約φ8.5mm |
耐水圧 |
大事なテント、もし壊れてしまったら……?
お気に入りのテントでキャンプを楽しんでいるうちに、破れてしまったりポールが壊れてしまうということも。そんなときコールマンのサポート体制はどうなっているんでしょうか?
修理体制と同時にセルフメンテナンスもサポート強化中!
コールマンでは永くご愛用いただける“ロングライフ品製”を目指して、高水準な修理体制だけでなくお客様ご自身でメンテナンスができるサポート体制も用意しております。(渡邉さん)
ギアの不具合も自分で修理して使えるように、コールマンは定期的にメンテナンス講習会を開催しています。
修理やメンテのコツをつかんでおけばちょっとしたトラブルも自分で解決できるうえ、永く大切に使い続けたいという思いにも繋がっていくはずですね。
ロングライフ製品への取り組みについて詳しくはこちら
また、2022年秋からは“テントクリーニング403”と協力体制を整え、さらにサポートを強化していく予定です。製品に関する情報交換を行い、修理に役立てていきます。(渡邉さん)
自分で不具合を調整するのが難しいときは、カスタマーサポートに依頼してみましょう。傷ついたり経年劣化で故障したギアも、修理を終えてまた自分の手元に戻ってきたときの喜びは買ったとき以上のものかもしれませんね。何でも手に入り手放しやすくもある時代ですが、愛着を持って長く使い続けたいですよね。
カスタマーサポート メンテナンスやテントクリーニングについて詳しくはこちら
コールマン修理受付サイトはこちら
人気ラインナップを参考に、自分にぴったりのテントを見つけよう!
ビギナーからベテランまで満足度の高いテントを幅広く取り揃えているコールマン。これからキャンプを始めてみようと考えている方もセカンドテントを検討されている方も、是非一度コールマンのショップをのぞいてみませんか?
あなたのニーズにぴったりはまる、そんなテント探しのヒントがきっと沢山詰まっていますよ!