グリルパンとは?
グリルパンとは、一般的に焼き面が波のような凹凸のある形になっているフライパンのことをいいます。網で焼いたような焼き目が付くのが特徴です。
グリルパンを使って肉や魚を焼くと、凹凸の溝に余分な油が落ちてヘルシーな仕上がりになります。
また、基本的に熱伝導率の高い素材で作られているため均一に火が入りやすく、外はパリッと、中はしっとりと焼き上がります。
いつもの食材もグリルパンを使って焼くだけで、料理のレベルがぐんと上がりますよ。
グリルパンのレシピ別おすすめランキング
商品名 |
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商品画像 | ||||||||||||
形状 | 丸型 | 丸型 | 丸型 | 丸型 | 角型 | 角型 | 角型 | 角型 | 角型 | 角型 | 角型 | 角型 |
サイズ | Φ20cm | Φ26cm | Φ25cm | Φ25cm | 26.6×26.6cm | 25×17cm | 22×17cm | 26×16cm | 38×26cm | 25.5×18.5cm | 35×22cm | 37.2×22.3cm |
主素材 | アルミ | 鋳鉄 | 鋳物ホーロー | 鋳鉄 | 鋳鉄 | 鉄 | 鉄 | 陶器 | ステンレス | 陶器 | アルミ | アルミ |
直火 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
| ◯ |
IH | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | × |
| ◯ |
オーブン | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ◯ |
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電子レンジ | × | × | × | × | × | × | × | ◯ | × | ◯ | × | × |
食洗機 | × | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × | ◯ | × | × | × | × |
フタ付き | 別売 | 別売 | × | × | 別売 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
取っ手付き | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | × | ◯ | ◯ |
価格 | 1,290円 | 18,700円 | 17,600円 | 7,150円 | 6,600円 | 5,060円 | 2,750円 | 3,850円 | 16,500円 | 3,300円 | 14,300円 | 6,360円 |
商品情報 | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る | 商品情報を見る |
表にまとめた人気のグリルパン12種類を実際に使い、次のチェックポイントにもとづいて各製品を比較しました。
チェックポイント | |
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1. 機能とスペック | 機能性や品質の高さ |
2. 対応レシピの種類 | 作れる料理の幅広さ |
3. お手入れの手間 | 使い方や洗い方の簡単さ |
4. コストパフォーマンス | 品質に対する価格の安さ |
「お手入れの簡単さやコスパを含めた総合力」「ステーキや焼き魚といったシンプルな使い方」「ハンバーグやグラタンなどの本格レシピ」の3部門に分けておすすめランキングをご紹介します。
お手入れの簡単さやコスパを含めた総合力ランキング
1位 | アイリスオーヤマ 「スキレットコートグリルパン SKL-G」 | 商品情報を見る |
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2位 | マイヤー 「スクエアグリルパン」 | 商品情報を見る |
3位 | ストウブ 「ピュアグリルラウンド 26cm」 | 商品情報を見る |
1位はアイリスオーヤマ「スキレットコートグリルパン SKL-G」
1位に選んだのはアイリスオーヤマ「スキレットコートグリルパン SKL-G」。
他の製品と比較するとやや大きめのサイズ。深さも十分にあるので、みんなでシェアするメニューや煮込み料理などにも使えます。
グリルパン特有の波型の溝がついていますが、凸部分にさらに溝が入っていて、肉や魚の油が程良く抜けてくれます。
肉、野菜を焼いてもこびり付きが少なく、手入れも簡単。フタ付きなのでそのまま煮込むこともできます。
これ1台あればさまざまな場面で活躍してくれそうなグリルパンです。取っ手が木製で見た目も良く、お値段もお手頃です。
2位はマイヤー「スクエアグリルパン」
2位に選んだのはマイヤー「スクエアグリルパン」。
プレスがついた珍しいタイプのグリルパンで、鶏肉などの皮付きのお肉をプレスしながら焼くと、驚くほどパリッパリに焼き上がります。
焼いた後のグリルパンを見ると、油がしっかりと落ちているのが分かります。
塩胡椒で味付けするだけで、まるでレストランで食べるようなチキンステーキのでき上がり。
フタ付きなので、火通りの悪い食材も蒸し焼き調理ができるのも嬉しいポイントです。
3位はストウブ「ピュアグリルラウンド 26cm」
3位に選んだのはストウブ「ピュアグリルラウンド 26cm」。
ストウブらしい、おしゃれなデザインです。溝もしっかりと深く入っているので、焼き目がきれいに付きます。
ホーロー加工になっていてこびり付きが少なく、手入れも簡単。
浅い形状を生かして、食パンや野菜を焼いてそのまま食卓に出すと、温かいまま食べられる上に食卓も華やかになります。
溝部分に水を流せば、ブロッコリーなどの火の通りにくい野菜も、水っぽくならずに蒸し焼きにすることができます。
ステーキや焼き魚といったシンプルな使い方のおすすめランキング
1位 | 岩鋳 「グリルパン(木柄付)」 | 商品情報を見る |
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2位 | ビタクラフト 「グリルパン」 | 商品情報を見る |
3位 | ロッジ 「スクエアグリルパン10 1/2インチ」 | 商品情報を見る |
1位は岩鋳「グリルパン(木柄付)」
1位に選んだのは岩鋳「グリルパン(木柄付)」。あれこれしなくても、焼くだけで食材の美味しさがグッと引き立ちます。
熱伝導率が良く、焼きすぎずにしっとりジューシーな状態に仕上がり、溝もしっかりあるので、脂がのった魚などを焼くと余分な油や臭みが抜けてくれます。焼き目も香ばしくきれいに付きます。
グリルパンをしっかり温めてから食材を載せると、ジュっと一気に焼き付けられて、香ばしい香りが漂ってきます。シンプルな調理にぴったりなグリルパンです。
2位はビタクラフト「グリルパン」
2位に選んだのはビタクラフト「グリルパン」。焦げ付き防止加工が施されているので、薄く油を引くだけで調理できます。
本当にくっきりと均一にきれいな焼き目が付きます。フタ付きなので蒸し調理も可能です。
野菜の蒸し焼きや大きめのお肉なども美味しく調理できそうです。
3位はロッジ「スクエアグリルパン10 1/2インチ」
3位に選んだのはロッジ「スクエアグリルパン10 1/2インチ」。
ガッチリとしたスキレットで、重さがあるため扱いが難しく感じる方もいるかもしれませんが、シーズニング済みなのでお湯でさっと洗えばすぐに使うことができます。
熱伝導率が良く、これぞステーキ! というようなきれいな焼き目が付きます。
サイズ的に一般的な魚焼きグリルには入りませんが、オーブン調理も可能。キャンプなどに持っていって、ガシガシ使いたいタイプのグリルパンです。
ハンバーグやグラタンなどの本格レシピ用のおすすめランキング
1位 | ブルーノ 「セラミックグリルパン」 | 商品情報を見る |
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2位 | イブキクラフト 「ツールズグリラー」 | 商品情報を見る |
3位 | パール金属 「ラクッキング鉄製蓋・ハンドル付角型グリルパン25×17cm」 | 商品情報を見る |
1位はブルーノ「セラミックグリルパン」
1位に選んだのはブルーノ「セラミックグリルパン」。食材を入れてフタをし、そのまま魚焼きグリルへ。
フタ裏の「ピコ」という突起が、食材の水分を循環させ旨味を逃さずしっかり火を通してくれます。
美味しく調理できるように考えられて作られたグリルパンなので、あれこれ手を加えなくても美味しく仕上がるのが嬉しいところ。
電子レンジやトースターも使用可能なので、前日に調理したものをそのまま冷蔵庫に入れて保存し、電子レンジで温め直して食卓に出すことができます。
おもてなし料理などでも活躍してくれそうですね。
2位はイブキクラフト「ツールズグリラー」
2位に選んだのはイブキクラフト「ツールズグリラー」。こちらも魚焼きグリルに入るコンパクトなサイズです。
浅めの作りですが、2人分の調理にぴったりな容量。直火でも使えるので、ガス火でフィリング(包み焼き料理などの中身)作りができます。
オーブンに移動させて焼き上げ、そのまま食卓へ。見た目も可愛く、洗い物が少なくて済むのも嬉しいポイントです。
フタ付きなので蒸し調理も可能ですが、取っ手がないのでミトンなどを使う必要があります。
3位はパール金属「ラクッキング鉄製蓋・ハンドル付角型グリルパン25×17cm」
3位に選んだのはパール金属「ラクッキング鉄製蓋・ハンドル付角型グリルパン25×17cm」。
魚焼きグリルにすっぽり入るサイズ感で、フタを閉めて魚焼きグリルでじっくり調理すると野菜はほくほくに、肉は柔らかくジューシーに焼き上がります。
取り外し可能なハンドルがついているので、調理中にフタを開けてチェックしたり、熱々のまま安全に取り出したりできるのも魅力です。
比較・検証に使用したアイテム一覧
今回検証に使用したのは以下の12製品です。どれも人気商品なので、気になったものがあればチェックしてみてください。
比較・検証に使用したアイテム一覧を見る
ニトリ IH 二層鋼グリルパン 片手 20cm
機能とスペック | ★★☆☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★☆☆ |
お手入れの手間 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
ニトリのグリルパンは溝がないタイプ。こびり付きにくい二層鋼で、少しの洗剤で簡単に汚れが落ちます。軽量でシンプルな形状なので、さっと取り出して気軽に使えるような製品です。
比較的薄めの構造になっており、フライパンが温まるのも早いため、慣れるまでは焼きすぎないよう、いつもよりも弱めの火加減での調理が必要です。
取っ手が短く、オーブンや魚焼きグリルにもすっぽり入ります。ローストビーフのような均一に一気に火入れしたい料理などにおすすめです。
ニトリ IH 二層鋼グリルパン 片手 20cm
ストウブ ピュアグリル ラウンド 26cm
機能とスペック | ★★★★☆ |
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対応レシピの種類 | ★★☆☆☆ |
お手入れの手間 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
ストウブのピュアグリルラウンドは、しっかりと凹凸があるので、きれいな焼き目をつけることができます。
深さはあまりないので、調理の幅はやや狭めですが、遠赤外線効果で素材の旨みを引き出してくれるので、焼くだけで十分美味しく仕上がります。
そのまま食卓に出したくなるような、ストウブらしい可愛いデザインも魅力的です。ホーロー加工で洗いやすく、お手入れの手間もかかりません。
ストウブ ピュアグリル ラウンド 26cm
ル・クルーゼ ラウンド・グリル
機能とスペック | ★★★☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★☆☆ |
お手入れの手間 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
カラーバリエーションも豊富なル・クルーゼのグリルパン。焼き面の凹凸の幅が広めなので、大きめにカットした具材を使うのがおすすめです。
焼き目はやや付きにくい印象ですが、ル・クルーゼ特有の蓄熱性の高さで、こんがり、しっとり焼き上がります。
野菜の旨味も引き出されるので、塩胡椒だけでも美味しく仕上がります。デザインも可愛く、そのまま食卓に出す料理に使いたいグリルパンです。
ル・クルーゼ ラウンド・グリル
岩鋳 グリルパン(木柄付)
機能とスペック | ★★★★★ |
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対応レシピの種類 | ★★☆☆☆ |
お手入れの手間 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
シンプルな焼くだけ調理には岩鋳のグリルパンがおすすめ。蓄熱性、遠赤外線効果に優れた鋳鉄製で、肉や魚などをただ焼くだけで美味しさが格段にアップします。
鯖の切り身がちょうど2枚入るくらいのサイズ感です。焼き色もきれいに付き、余分な油もしっかり落としてくれます。
柄の部分が木製になっていて、調理後も熱々のまま持って移動させることができ、食卓に出しても見栄えするデザインになっています。
鉄製なので手入れの手間は少しありますが、大切に長く愛用したい方にはおすすめのグリルパンです。
岩鋳 グリルパン(木柄付)
ロッジ スクエア グリルパン10 1/2インチ
機能とスペック | ★★★☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★☆☆ |
お手入れの手間 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
スキレットタイプのグリルパンです。スキレットは手入れが大変なイメージですが、ロッジのグリルパンはシーズニング済みですぐに使うことができます。
厚みが5mmと比較的分厚く、一度温めれば温度がキープされ、均一な火入れが可能なので肉料理に使うのがおすすめです。
蓄熱性が高いので、アルミホイルなどでフタをすれば余熱調理も可能。取っ手部分も熱くなるので、別売りのハンドルカバーを用意すると安心して使えます。
ロッジ スクエア グリルパン10 1/2インチ
パール金属 ラクッキング 鉄製蓋・ハンドル付角型グリルパン 25×17cm
機能とスペック | ★★★☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★★☆ |
お手入れの手間 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
フタと取っ手がついたタイプのグリルパン。本体とフタ両方に取っ手をつけることができるので、安全に取り扱うことができます。
フタをして魚焼きグリルに入れればじっくり調理することができ、素材の旨味が引き出されます。
軽量かつシンプルな構造で洗いやすいのですが、汚れが染み付きやすいので、使用後はすぐ洗うなど、手入れには気を遣う必要があります。
パール金属 ラクッキング 鉄製蓋・ハンドル付角型グリルパン 25×17cm
和平フレイズ ランチーニ NEWグリル活用角型パン 17×22cm
機能とスペック | ★★☆☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★☆☆ |
お手入れの手間 | ★★★☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
魚焼きグリルにすっぽり入るサイズです。フタ付きなので、オムレツなどじっくり調理したいものに向いています。
緩やかな凹凸なので、焼き物や蒸し物など調理法を選ばず使えますが、フタには取っ手がついていないので、途中で調理状況の確認をする際には注意が必要です。
魚なども入る大きさで、フタなしで魚焼きグリルに入れれば、洗うのが面倒な魚焼きグリルを汚さずに調理できるのも嬉しいポイントです。
和平フレイズ ランチーニ NEWグリル活用角型パン 17×22cm
ブルーノ セラミックグリルパン
機能とスペック | ★★★★☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★★☆ |
お手入れの手間 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
フタ裏のピコや焼き面の凹凸など、素材が美味しくなるように考えられた作りになっています。
白身魚などのタンパクな魚も旨味がグッと引き出されて美味しく仕上がります。陶器製なので食器のように扱うことができ、調理後はそのまま食卓に出したくなるような可愛いデザインです。
フタを閉めて魚焼きグリルに入れると、ダッチオーブンのように中でじんわり熱が循環し、具材がふっくら柔らかくなっていきます。
焦げ付いてしまうとなかなか汚れが取れないので、調理前に油を塗るなどの手入れをするか、気になる方は汚れが目立ちにくいネイビーを選ぶことをおすすめします。
ブルーノ セラミックグリルパン
マイヤー スクエアグリルパン
機能とスペック | ★★★★★ |
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対応レシピの種類 | ★★★★☆ |
お手入れの手間 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
プレス、フタがついたグリルパン。鶏肉をプレスしながら焼くと、レストランで提供されるような本格チキンステーキができ上がります。
フタを閉めれば蒸し調理も可能で、深さもたっぷりあるので煮込み系やお鍋料理にも使えます。
全熱源対応で調理の幅も広く、フッ素樹脂加工でこびり付きもしにくいので、お手入れも楽々です。
焼き目はやや優しめに付く印象ですが、プレスして焼くと余分な脂がしっかり落ちてくれるので、ヘルシーに仕上がります。
マイヤー スクエアグリルパン
イブキクラフト ツールズ グリラー
機能とスペック | ★★★☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★★☆ |
お手入れの手間 | ★★☆☆☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
直火、オーブン、トースター、電子レンジ、魚焼きグリルなど、さまざまな熱源に使えるのでたくさんのレシピに対応可能。グラタンなどの調理工程が多いものもこれ1台で完結させることができます。
また、火の通りにくい食材は電子レンジで加熱してから直火で調理するなど、工夫次第で時短も可能です。2人分くらいのコンパクトなサイズで使いやすく、余ったらそのまま冷蔵庫で保存できるのも嬉しいところ。
魚焼きグリルやオーブンで調理すると焦げ付いた部分の汚れが取れにくいので、手入れに工夫が必要ですが、目立ちにくい濃色タイプのものもあります。
イブキクラフト ツールズ グリラー
ビタクラフト グリルパン
機能とスペック | ★★★☆☆ |
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対応レシピの種類 | ★★★☆☆ |
お手入れの手間 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★☆☆ |
焼き面の凹凸がしっかり入っていて、きれいな焼き色が付きます。サイドポケットがあり、食材から落ちた脂が流れていく作りになっているので、ヘルシーに仕上がります。
サイドポケットに水を差して調理すれば、蒸しパンやしゅうまいなど、蒸し焼き調理をすることもできます。
高さのあるフタなので、大きめのお肉や、たっぷりのお野菜を入れた蒸し野菜などにも向いています。
ビタクラフト グリルパン
アイリスオーヤマ スキレットコートグリルパン SKL-G
機能とスペック | ★★★★★ |
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対応レシピの種類 | ★★★★☆ |
お手入れの手間 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
大きな魚も入るワイドサイズの作りになっています。取っ手部分は熱くなりますが、付属のシリコン取っ手を使用すれば安全に使うことができます。
フッ素樹脂加工になっているので焦げ付きにくく、グリルパン特有の美味しそうな焼き色も付き、波型プレートとスチームポケットの効果で、野菜もみずみずしさを保ったまま美味しく仕上がります。
4人分くらいの大きめサイズなので、家族で焼肉をする際のプレートとしても使えそう。手入れも手間要らずで、1台で何役もこなしてくれそうなグリルパンです。
アイリスオーヤマ スキレットコート グリルパン SKL-G
人気の“変わり種”グリルパンも要チェック!
ここまで紹介したもの以外にも、グリルパンの中には特定の用途に特化したアイテムや、独特な機能を備えた製品もあります。代表的なものを5つご紹介します。
テンマクデザイン 男前グリルプレート
焼き料理に特化したとっても小さなグリルプレート。キャンプなどにも気軽に持っていけるサイズ感です。焼き台の上にちょこんと載せておけば、網焼きと鉄板焼きの両方が楽しめます。
鋳鉄製で熱伝導率も良く、小さいながらも素材の味を存分に引き出してくれる優れもの。キャンプ道具の中に1つ忍ばせておくと、満足度がぐんと上がりそうです。専用のハンドル、収納袋までついて約2,000円(税込・記事執筆時点)と、お手頃価格なのも嬉しいです。
テンマクデザイン 男前グリルプレート
グリルdeクック カリふわっトースターパン
食パンを美味しく焼くことを考えて作られたグリルパンです。横の溝に水を入れるポケットがついていて、蒸気の力で外はカリッと、中はふっくら仕上がります。
フッ素加工になっており、お手入れも簡単で忙しい朝に重宝しそうですね。パン以外にも、魚やお餅なども美味しく焼き上がります。
グリルdeクック カリふわっトースターパン
PENIOR 両面焼きフライパン
フライパンが2枚つながったような作りになっています。マグネット式の留め具がついていてしっかり密閉されるので熱が逃げず、通常より弱い火加減で、短時間での調理が可能です。圧力がかかり食材の旨味もアップします。
肉料理にありがちな油はねもなく、煙が出にくいのも嬉しいポイント。深さが十分あるため、ハンバーグやパンなども調理することができ、裏返すときもそのまま180度回転させるだけなので、料理が苦手、キッチンが汚れるのが嫌という方にもおすすめです。
PENIOR 両面焼きフライパン
ビッグフォレスト グリルプレート ぽたり
肉から出た油がプレート先端の穴から「ぽたり」と落ち、その油を付属のキャンドルプレートに溜めていくと火をつけて使うことができるという、なんともロマンチックな商品です。
プレートの構造も独特で、本格的な鉄板ですが、フッ素加工になっているのでお手入れも簡単です。脂身の多いサムギョプサル用のお肉などを焼けば、カリカリに仕上がって美味しく食べられそうです。
ビッグフォレスト グリルプレート ぽたり
イワタニ カセットガスグリルパン ビストロの達人II
カセットコンロとグリルパンの一体型。焼く、煮る、蒸す、炊く、鍋物、無水調理など、さまざまな場面で使えます。これ1台で幅広い調理が可能で、グリルパンを外せばガスコンロとして使うこともできます。
電気式のホットプレートと比べ、直火で温めるタイプのこちらは立ち上がりが早いので、ストレスなく調理することが可能です。別売りで焼肉プレートや網焼きプレートもあるので、家庭での食事をもっと楽しみたいという方におすすめです。
イワタニ カセットガスグリルパン ビストロの達人II
グリルパンの選び方のポイント
これだけたくさんの種類のグリルパンがあると、どれを購入しようか迷ってしまいますよね。ここからは選び方のポイントをご紹介します。
1. 主に「角型」「丸型」の2種類! レシピや用途に適した形状を選ぼう
グリルパンには主に「角型」「丸型」の2種類があります。性能にはさほど差はありませんが、扱いやすさや使用する食材によって使い分けると良いでしょう。
丸型は、ガスやIHなどの熱源を使う際に全体が均一に温まりやすく、普段使うフライパンとも形状が似ているので扱いやすいところがおすすめです。洗いやすいのも嬉しいですね。
角型は焼くスペースが広いので、長い魚や大きめの肉などを並べて焼くのに最適。収納する際に収まりが良いのも地味に嬉しいポイントです。
2. 「直火」「IH」「電子レンジ」など対応熱源をチェックしよう
グリルパンは直火以外にIHやオーブン、電子レンジなどに対応したものがあります。さまざまな熱源に対応したモデルは使い勝手が良く、調理の幅も広がります。
使ってはいけない熱源で使用してしまうと有害物質が発生したり、故障の原因になったりしてしまうので、購入や使用の前に確認するようにしましょう。
3. 魚焼きグリルやオーブンに収まる? 「サイズ」と「深さ」を確認しよう
コンロや魚焼きグリル、オーブンなどにフィットするかどうか、購入を決める前にサイズを確認しておきましょう。特に海外製品は規格が違う可能性があるので注意が必要です。
想像より浅くて混ぜにくい、こぼれてしまうといったことがないように、使いたい食材が入るサイズか、深さが十分あるのかどうかもチェックしておきましょう。
4. 「鉄」「陶器」など素材ごとのメリットや特徴の違いを知ろう
グリルパンに使われる主な素材としては、鉄、鋳鉄、陶器、アルミニウムなどが挙げられます。鉄製のものは耐久性が高く、熱伝導率が良いのが特徴です。鋳鉄製のものは蓄熱製が高く、遠赤外線効果が期待できます。
陶器製のものは保温性が高く、デザイン製が高いのが特徴で、食器のように扱うことができます。アルミニウム製のものは熱伝導率が高く、軽量で扱いやすいのが特徴です。
5. 使い勝手を左右する! 「フタ付き」や「取っ手付き」に注目しよう
フタ付きのものは食材の水分を逃さず、火の通りにくい食材も蒸し焼きにすることができ、調理の幅が広がります。グリルパンは加熱すると、取っ手部分も熱くなるものがあるので扱いに注意が必要です。
取っ手が熱くならない構造のものが便利ですが、素材によってはオーブン調理や魚焼きグリルでの使用ができないものもあります。取り外し可能なタイプだと安心ですね。
グリルパンの使い方のポイント
さまざまな特性があるグリルパン。特殊な素材でできているものもあるので、それぞれに合わせた使い方をしましょう。
鉄製や鋳鉄製の場合は「シーズニング」が必要
シーズニングとは、錆や劣化を防ぐために使用前に油ならしをすることです。はじめにこれをしておかないと、酸素がフライパンの表面に触れて酸化が起こり、焦げ付きや錆の原因になってしまいます。
少し手間にはなりますが、長く愛用するためには必要な作業です。
▼シーズニングについて詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめ!
製品によって適切な洗い方は異なる
グリルパンは食器と同じように洗剤をつけてスポンジで洗うもの、洗剤は使わずにタワシなどでこすり洗いするもの、メラミンスポンジを使うものなど、適切な洗い方は製品によりさまざまです。
洗い方を間違えてしまうと傷ついたり、コーティングが剥がれたりしてしまう場合もあるので、取扱説明書を確認し、適切な洗い方をしましょう。
焦げ落としには「重曹」を使う方法も
焼き目が付きやすい分、焦げ付きやすい性質があるグリルパン。
焦げ付いた場合は重曹を使ってきれいにする場合もあります。重曹と水をグリルパンに入れて5分ほど煮沸します。
冷ましてから通常通り洗うと、しつこい焦げ付きがするんと取れます。
ただし、製品によって推奨するお手入れ方法は違うので、説明書を確認しましょう。
さまざまな料理にチャレンジしよう!
いかがでしたか? ひとくちに「グリルパン」といっても、形状や性能に大きく違いがあることが分かったと思います。
「どんな料理に使いたい?」
「どんな場面で使いたい?」
「誰と一緒に使いたい?」
といったことをイメージして、ご自身に合ったグリルパンを探してみてください。グリルパンを使うだけで、いつもの食材が何倍も美味しくなります。きっと、料理がもっと楽しくなりますよ。