アウトドアショップが運営する気鋭ブリュワリーとコラボ
今回のクラフトビールを作るきっかけとなったのは、島根県出雲市に拠点を置く3rd Barrel Brewery(サードバレルブリュワリー)との出会いでした。
ビール作りを仕掛けるのは、最良のギアはもちろん様々な外アソビを提案する気鋭のブランド「B.S.K.K」。遊んでいるだけの集団と侮るなかれ。出雲は古くから醸造文化が盛んで、同ブランドも本格的な醸造所を敷設。
これまで数種類のクラフトビールを輩出し、愛酒家の喉と舌を唸らせてきた実力のあるブリュワリーなんです。
そんな3rd Barrel BreweryとCAMP HACKが協働。「キャンプで飲みたくなるビールを提供しよう!」ということとなり今回、CAMP HACKプロデュースのクラフトビール「farm hack-SUMMER-」は誕生しました。
こだわったのはスッキリした飲み口
近年、クラフトビールはスーパーマーケットなどでも気軽に購入できるようになり、街中にビールスタンドも増加。その背景もあり、IPAやピルスナー、ペールエールなどの名前を耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
そんななか、今回のコラボ企画では数あるビールの種類のなかから「SAISON(セゾン)」というスタイルをチョイス。セゾンは、1800年代にベルギーの農家が暑い夏に水代わりの飲料として製造を開始したことがルーツという、歴史的にも長いスタイルなんです。
飲み口はスッキリで喉ごしもちょうど良く、ビール好きからクラフトビール初心者の方まで幅広く楽しむことができるテイストに仕上げました。
イラストレーターの飯田研人氏にオリジナルラベル
味はもちろんのことですが、ラベルデザインにもこだわりました。その白羽の矢が立ったのがイラストレーターの飯田研人氏。
雑誌や文庫本、教科書などの表紙や挿絵なども手がける同氏の、どこか懐かしさも感じさせてくれる優しいタッチで中国地方の名峰「大山」をメインヴィジュアルに採用。
その自然遺産の麓には、今回のテーマの1つでもある畑に加え、ワーゲンバスをあしらったことでキャンプイメージも想像させるラベルとなりました。
夏を感じさせてくれる青い空と白い積乱雲、緑鮮やかな山々と田畑。ビールのテイストを楽しんだあとも、一輪挿しなどのインテリアとして再利用できるのでは? と自負しております!
ビール作りを通して「SDGs」を学ぶ
先ほど、テーマの1つとして紹介した畑はビール作りに繋がっているんです。ビールは、麦とホップ、酵母、そして水が主原料と、至ってシンプルな酒類。麦から出るモルト粕は廃棄物となってしまうんですが、じつはこれも肥料として再利用することができるんです。
ということで実際に「farm hack-SUMMER-」の製造過程から出たモルト粕は、次回製造のための苗を植えた際に散布。そういったように今回のビール作りを経験して、SDGs観点での学び、気付きを得ることもできました。
自然あってこそのアウトドアなので、CAMP HACKではSDGsを楽しく学ぶ特設サイトを準備中。この「farm hack-SUMMER-」製造のいきさつや工程を記した記事も6月中旬公開予定となっているので、ぜひお楽しみに。
オリジナルのビアグラスもついたセット販売
ここまで紹介してきました「farm hack-SUMMER-」は、3rdBarrel Breweryのオンラインショップで購入可能。ビール4本とオリジナルのビアグラス2つ、ラベルのステッカー1枚、そして3rdBarrel Breweryオリジナルのボックス1つをセットにして販売しています。
製造過程から、味、ラベルの細部に至るまでこだわり抜いていますので、ぜひ今シーズンのキャンプの相棒として手に取っていただきたい一品となっています。
「farm hack-SUMMER-」の購入ページはこちら
今後も季節に合わせたビールを展開予定!
そしてなんと、このコラボクラフトビール企画は今後も継続中。季節ごとに飲みやすいビールを製造予定なので、まずは今作「farm hack-SUMMER-」を夏を楽しみながら、ぜひ次回作もご期待ください。
3rdBarrel Breweryのオンラインショップはこちら