みんなで、ひとりで、スマホ撮影にあると便利な「自撮り棒」
仲間同士、ゴキゲンな瞬間をシェアするのに、あると楽しい「自撮り棒」。みんなの集合写真を撮ったり、美しい風景をバックに自撮りしたりと、便利に使える便利グッズですね。
あのコールマンにも「自撮り棒」があった!
そして、最大手といえるキャンプギアメーカー、コールマンのブランド名を冠した自撮り棒を発見! カメラやスマホ用の三脚製造販売の「ベルボン」とのダブルネーム品ゆえ、その品質にも期待が持てそうです……。
さらにこの自撮り棒、持ち手部分がパカッと開いて、三脚に変身するんです。ソロキャンプの思い出を刻んだり、ファミリーや友人同士、みんな集合!の撮影シーンにもうってつけ。
使いどころの多そうなこの自撮り棒「コールマン セルフィースタンド」を早速入手、ソロキャンプのお供に持っていき、使い勝手を検証してきました!
ベルボン コールマン セルフィースタンド(ホワイト)
自撮り棒→三脚へ!伸長のギミックが秀逸
本体に付属するスマートフォンホルダーを展開し、スマホを挟んだら、6段階に伸ばせる伸長部を引き出します。三脚として使用するときは、最下部のグリップ部分を開くだけ。
トランスフォーム!
スマホホルダー部分は本体に折りたたまれています。これを開いていきます(長さと重さの詳しいスペックは後述します)。
スマホホルダーを本体から起こします。
スマホホルダー部分を握って、ゆっくり180度回転させましょう。
ホルダーが回りきったら、スマホホルダーを真っすぐに伸ばしてください。
そのまま全体をくるっと回して裏返し、スマホホルダーの銀色の下顎部分を立ち上げてください。これで、スマホホルダー部分のトランスフォームは完了。
スマホをホルダーに設置!
スマホホルダーのトップと、下顎の間にスマホを挟みます。かなりしっかりしたホールド感で、動画撮影などで少々速く動かしても外れることはなさそうです。
横幅80mmまでOK!
挟めるスマホは、幅56〜80mm、厚み10mm以内のもの。「ROOT CO.」の厚手のスマホカバーを付けた筆者のiPhone12でも、楽々設置できました。
三脚のセット方法は開くだけ!
持ち手部分を開いて、スタンドモードへとトランスフォーム。それぞれの脚の先には滑り止め用の三角形の石突が付いていて、しっかり置けるようになっています。
ちなみにこの「セルフィースタンド」は、一眼やコンデジなどのカメラを設置するネジ穴は付いていないので、カメラの三脚としても使いたい場合はネジ付きの「セルフィーマルチスタンド」を購入するのがおすすめです。
ベルボン コールマン セルフィー マルチスタンド
ベルボン コールマ マルチスタンド ロング
サイズ感は?
本体は片手サイズ
全長は約183mm、500mlのペットボトルより小柄です。
自撮り棒モードのときの全長は約740mm。これだけ長いとかなり引いて撮れるので、シーンの幅も広がりますね。伸長部は軽量なアルミニウム製のため、全部伸ばしてもさほど重みは感じません。
持ち手を開けば、スタンドとしての本領発揮。伸ばした高さは約685mm、チェアに座ったときなどの撮影に最適な高さ感です。
軽量コンパクトで持ち歩きやすい
重量は159gととても軽量。バックパックのサブポケットや、小型のトートバッグにもすんなりと入ります。このコンパクトさが何よりも魅力!
カラーは、ホワイトのほかに、ブラック、グリーン、ピンク、ベージュ、レッドから選べます。キャンプギアに合わせてコーディネートしても。
ベルボン コールマン セルフィースタンド(ホワイト)
ベルボン コールマン セルフィースタンド(ブラック)
ベルボン コールマン セルフィースタンド(グリーン)
ベルボン コールマン セルフィースタンド(ピンク)
ベルボン コールマン セルフィースタンド(ベージュ)
取り外し可能なリモコンが便利!
持ち手の先にリモコンシャッターが付属
握ったとき、ちょうど指で押しやすい位置にリモコンシャッターが付いています。
指先で押し上げるようにスライドさせると……
リモコンが外れ、単独で使用可能に!
離れたところからスタンドモードで撮影
手もとのリモコンで、スマホのシャッターを制御。電波が届くのは約10m(障害物がない場合)程度です。
次に、スマホのシャッターとリモコンを連動させるやり方を説明しましょう。
スマホとのペアリングも簡単!
iPhoneの場合
使用するスマホ端末とリモコンを用意します。まず、先にスマホのブルートゥースをオン。次に、リモコンのシャッターボタンを数秒間押し続け、リモコンの電源をオンに。
リモコン側のLEDライトが点滅したら、スマホの画面に表示されているデバイス名「Velbon」をタップ。画面に「接続済み」と表示されたら、ペアリング完了です。
Androidの場合
Androidスマホの場合は、説明書に記載されているQRコードを読み込み、表示される説明動画のとおり、アプリで設定すればOKです。
ホルダーごと回転するから、横・縦が自在!
スマホホルダー部分が回転するので、横構図や縦構図のほかに、斜め45度でも撮影可能。表現の幅が広がりますね。
ソロキャンプでも記念撮影が思いのまま!
スマホとリモコンをペアリングさせておけば、ソロキャンプでも三脚+リモートシャッターでの撮影も自在に! セルフィースタンドひとつで、ソロの思い出がたくさん残せそうです。
風のあるときはペグで仮留めも
この日は断続的に風速3〜4mの風が吹いていました。さすがに風速4mを超えると、小さなスタンド部分では風に負けてしまいます。そんなときは手持ちのペグで仮留めするといいでしょう。
自撮り棒・三脚・デスクでも!3way以上に使える「セルフィースタンド」
ふと思いついて、スマホをもうひとつのモニターとして使うとき、デスク周りに置いてみました。高さや角度の微調整もきき、軽いので取り回しも実に簡便。アイディア次第で何パターンでも使えそうです。
ソロキャンプでもグループキャンプでもひとつあれば便利なので、まずは撮影時のサブ使いに導入してみてはいかがでしょうか? ペットボトルよりも小さく軽量なので、まったく荷物になりませんよ。