今回アイテムを紹介してくれるのは、関東在住のキャンパーsaeさん
世界中の秘境を訪ねる旅が大好きなsaeさんとsaeさんのご主人。お子さんが誕生してからは親子そろってキャンプデビューし、素敵な景色を探しながら「旅 × キャンプ」を楽しんでいます。
saeさんがキャンプ道具を選ぶうえで意識しているのは、“機能性”と“デザイン”。
キャンプをはじめたばかりの頃はコスパのいいものを選んでいましたが、ハマってからは性能にもこだわるようになりました。小さい子ども連れの自分たちにとって、使いやすさはとても大事。積載のしやすさ、収納力、自分たちのサイトに合うデザインかどうかを重要視しています。
キャンプ歴は2年とまだ浅いものの、関東からクルマで東北や北海道のキャンプ場へ繰り出しちゃうほどかなりアクティブ。そんなsaeさんの愛用ギアとは?
1.デザイン◎な<ワンタッチ式テント>
KZM「トリオン」
ワンタッチで設営できるおしゃれなテントを探していたときにInstagramで見つけました。夏は暑くてできるだけ設営に時間をかけたくなく、デイキャンプでもさくっと設営したいので、どうしてもワンタッチ式がよかったんです。
KZM(カズミ)は2008年に韓国で誕生したキャンプギアブランド。テントやチェア、テーブル、焚き火台などキャンプギアを幅広く手掛けています。日本には2021年5月に上陸したばかりですが、感度の高いキャンパーたちから早くも支持を得ている注目株です。
気に入っているポイントは、ワンタッチ式とは思えないおしゃれな形と、ほぼ全面メッシュになりフライシートもついているところ。持っている人もあまり見たことがない点も購入の決め手になりました。
組み立てるときは、インナーテントの両面にあるハンドルを引っ張るだけでOK。ワンタッチであっという間に広々とした空間を作ることができます。
似たような形のワンタッチ式テントが多いなか、KZMの「トリオン」は圧倒的なスタイリッシュさ!
saeさんはデイキャンプに利用することが多く、お子さんのお昼寝用にさっと設営しているとのこと。
ちなみに冬キャンプのときは、寒さ対策のために大きいテント内に設置して寝室として使っています。
状況に応じてインナーテントとして使うのもひとつの手ですね!
「KZM トリオン」
2.欲しい機能が詰まっていた <テーブル>
エンリッチ「ランタンスタンド付きアイアンテーブル」
元々は高さのあるキッチンを利用していましたが、風が強いときは物が並べられないし、夜に撤去するのも面倒で、さくっと設営できるキッチンがほしいと思っていました。また冬キャンプは寒いので、焚き火の傍で調理ができるアイアンのテーブルを探していました。
そんなときに出会ったのがエンリッチのアイアンテーブル。とにかく欲しかった機能が詰まっていたそう。
気に入っているポイントはたくさんあります。まず組み立てがとても簡単なこと。アイアンなので焚き火周りに置いても安心かつ熱いものをそのまま置けること。そして、夜の調理で明かりが欲しいときもランタンポールがついているのでランタンもかけられるし、さらにポールにも小物が置ける。とにかくとても便利!
焚き火周りのテーブルとして、おこもりスタイルのときはロースタイルキッチンとして、またときにはテントのなかで物置き台として使うことも。
アイアンテーブルは下に物が置ける構造になっているため、saeさんは物置台をDIY。自身のサイトカラーに合わせて板をベージュにペイントしたそう。
スノーピークの「シェルフコンテナ25」のフタにちょうどはまるサイズで、「シェルコン」のうえにおけるところも魅力です。
「ランタンスタンド付きアイアンテーブル」の詳細はこちら
3.この<コンテナ>は買って正解!
スノーピーク「シェルフコンテナ25」
食器やキッチン周りの収納に悩んでいたsaeさん。ソフトツールボックスにしたり、バスケットにしてみたりと試行錯誤したものの、なかなかしっくりこなかったそう。
「シェルコン」が便利ということは知っていましたが、値段も安くないし、当初は違うアイテムの購入を検討していました。でも、収納の利便性や物の出しやすさ、サイトの統一感を考えると結局「シェルコン」が一番……ということに気が付き購入することにしたんです。
こちらも天板はお手製で、カラーをベージュに統一。
シェルコン特有の開くスタイルでうえに天板を置くと、中身を取り出せるのに天板のうえで作業ができるので立派なキッチンになります。キッチン周りの収納兼、料理などの作業台として活躍しています!
積載量は1つにつき20kgまで。3つ重ねて最大3段にすることも可能です。
無骨さとスタイリッシュさを兼ね備えたガルバニウム鋼版でできているところも、たくさんのユーザーを魅了している理由です!
「スノーピーク シェルフコンテナ 25」
4.大容量でスタイリッシュな<ポータブル電源>
サブマ「サブマ S2200」
年々進化が止まらないポータブル電源。種類も増え「どれを買えばいいかわからない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
saeさんもポータブル電源を買うにあたっていろいろリサーチし、Instagramを通してサブマを知ったそう。
ひと目みたとき、これがポータブル電源? と思うほどの美しいデザインに一目惚れしてしまいました。専用のカバーがあり、家でもインテリアに馴染むところもいい。ポケットがあるからスマホや充電コードを入れられて便利です。
もちろん、機能面も大満足。
2,258Whと大容量なのに、フル充電にかかる時間は2.5時間と速い。本体の重さは20kgありますが、それでも2,000Whクラスの製品は30kgを超えるモデルもあるので、比較的軽いのもよかったポイントです。
わが家は小さい子どもを連れてのキャンプなので、冬は電気毛布、夏は扇風機など大容量の電源が必要ですが、行きたいキャンプ場は電源のないサイトが多く、行ける場所が限られていました。でもこの大容量ポタ電を手に入れてからは、自由に好きな場所へ行けるようになりました。
出力は最大4,000Wで、ほぼすべての家電が長時間使えるという高パワー。車中泊で炊飯器やIH調理器を使う人にとっても頼もしい存在です。
災害時での使用も視野に入れているので、自然放電が1年で5〜10%程度という点も素晴らしい!
そんなサブマ愛が通じ、現在はサブマのアンバサダーに任命されているsaeさん。現在はこちらで予約購入がはじまっています!
5.カスタムしたこだわりの<愛車>
リノカ「アメリカンクラシック(95プラドのカスタム車)」
クルマを走らせ、日本各地の絶景でキャンプを楽しんでいるsaeさんファミリー。なんでも夫婦ともにクルマ好きでこだわりが強く、“昔ながらのスクエアなフェイスで、スッキリとしたボディのクラッシックカー”に憧れがあったそう。そこで、リノベーションカー専門の「リノカ」で現在の愛車を購入。
リノカのアメリカンクラシックは、見た目は「78プラド」のレトロなフェイスで、ベースは街乗りもしやすい「95プラド」です。「95プラド」は私が幼い頃、家族で乗っていた車で思い入れがあることもあり、このコンセプトカーに乗りたいと夫婦で想いが一致。ベースの車両をおさえてもらい、自分たちの好みのデザインにカスタムしてもらいました。
購入後、バックドアの内張りを皮革にしたり、机を設置したり、自分たちでDIYしました。ドライブ中にちょっとコーヒーが飲みたいとき、この机が大活躍してくれています。
クラシックな雰囲気が漂うメッキのグリル&ミラーや、ナルディのハンドルもお二人がこだわったポイント。自分たちの好きを形に変えた、いとしの愛車です。
絶景のキャンプ場を求めて、各地へ……!
キャンプにハマる前から絶景旅を楽しんでいたsaeさん。彼女のInstagramではこれまでに訪れた全国の絶景キャンプ場や旅の様子を知ることができます。気になった方はぜひフォローを。Postされている写真もステキで、きっとフィールドに出たくなりますよ。
saeさんInstagram/@_saecam_