バブアーのこの名品知ってる?
みなさんは、街中でよく見かけるバブアーのこのモデルの名前をご存知ですか? その名も「ビデイル ワックスド コットン」(以下略:ビデイル)。バブアーのベストセラーモデルです。
元来乗馬用として開発されたコートなのですが、じつはキャンプ服に持ってこい。筆者も愛用していますが、キャンパーに“とくにココがおすすめ”な特徴についてご紹介します!
筆者のプロフィール
キャンプと服が好きな田舎暮らしのシティボーイ。ソロ・カップル・グループキャンプと、様々なスタイルを楽しんでいるキャンパー。Instagramでは、キャンプ服やキャンプ飯など、キャンプにまつわる写真や動画を配信しています。
バブアー「ビデイル」のココが良い!
バブアー ビデイル ワックスド コットン
「ワックスドコットン」が生み出す防風・防水性
キャンプをしていると何かと厄介なのが、風ですよね。保温性のあるアウターでも風がある日はとても寒く感じます。
バブアーの生地はワックスドコットンを使っているので、風をシャットアウト。体の周りから暖かい空気を逃しません。それだけでなく、防水性も高いのも魅力。雨や雪がちらつく日も、気にすることなくキャンプを楽しむことができます。
ちなみにビデイルの生地に採用されているのは、3種類の厚みのあるワックスドコットンの真ん中6オンスのもの。全天候向きながら、動きやすさも担保されています 。
1枚で様になる佇まい
バブアーが大人気な所以とも言えるデザイン性の高さ。コーディネートに迷ったら、「これを羽織って、前を閉めておけば大丈夫」と1枚でおしゃれに仕上がります。
存在感のあるポケットは、マチがあって大容量。この通り、グローブ・ハンマー・ペグがすっぽり。ちょっとしたギアを忍ばせておくのにちょうど良いんですよね。
長く着れば着るほど、ワックスが抜けていき新たな表情が出てきます。自分だけの使用感を楽しみながら、着れるのも大きな魅力。
俺流バブアーキャンプ着こなしサンプル
クラシックな装いのビデイル。「街で見かけて興味はあったけど、キャンプでどんな着こなしをすれば……」という方へ向けて、僭越ながら筆者の実践しているコーデ例をご紹介します!
1. デニム+シャツでスタンダードコーデ
もはや、制服と言っても過言ではないバブアーを使ったコーデ定番の合わせ方。シャツできっちりとした英国紳士をイメージしたコーディネートです。
インナーには、保温性のある中綿入りカーディガンを着用しました。防風性を生かすために、インナーはニットやインナーダウンなどがおすすめです。
写真で見ると薄着のように見えるかもしれませんが、この着こなしなら真冬の1月キャンプでも寒さを感じずに過ごせました。
2. 定番コーデにキャンプ要素をプラス
「定番の合わせ方に飽きてきた」、「定番化してるバブアーを普通に着るのは面白くない」という方には、キャンプベストを上に羽織るのがおすすめです。重厚感が増してさらにキャンプっぽいコーディネートになります。
今回、着用しているベストはスノーピークのタキビベスト。意外な組み合わせに感じますが、着てみると妙にしっくりきます。
3. ホワイトパンツ
オリーブと白の色合わせは、間違いない配色。オリーブの野暮ったさとホワイトのクリーンさがちょうど良くて、品のいい印象になります。
冬のスタイリングは、色が重くなってしまいがちです。ですから、ホワイトパンツは新鮮味も感じられ、気分転換にぴったりです。
ちなみに、先ほどの「タキビベスト」と着てみると……
ホワイトパンツでも相性抜群です。「白い服はキャンプに不向きでは?」と思う方もいるかも知れません。
しかし、このコーディネートなら、キャンプでホワイトパンツが少々汚れてしまっても、それも風合いとなりカッコよくなります。
4. ブラックパンツ
何かと使いやすい黒パンツとも相性抜群なバブアー。今回は太めのパンツを選びましたが、細身のスッキリしたシルエットでも綺麗にまとまります。インナーには、色物スウェットを入れるとオンポイントアクセントになるのでオススメです。
キャップもインナーに合わせて、暖色のバーガンディーを選んでいます。キャンプで着るなら色味を入れて少しポップに合わせたいですね。
ちなみに、これまた「タキビベスト」とあわせて着てみると……
タキビベスト、パンツ、シューズの3点が黒でまとめられていて、締まりが出ます。バブアーのボタンは全て閉めないで、インナーが少し見れるようにすると色味が足されて、一層おしゃれな雰囲気に。
名作アイテムだからこそ、キャンプでも着たい!
もはや、バブアーを置いていないセレクトショップは見ないほど、不動の人気アイテム。そして、アウトドアに関連するルーツ。そんなアイテムをキャンプで着ない手はないでしょう!
ぜひ、今回のコーディネート術を参考に、街だけでなくキャンプでも着こなして、おしゃれなキャンプライフを送りましょう。