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スノーピーク製品が並んでいる

【キャンプ歴9年】キャンプデビューから使い続けているスノーピーク製ギア【テーブルウェア編】

キャンパーあるあるの代名詞といえば、キャンプをする度に新しいギアが増えたり入れ替わったりすること。とはいえ、入れ替えずに使い続けているギアが必ずあるはず!

今回、筆者が使い続けているキッチン周りのSnow Peak(スノーピーク)ギアを紹介します。

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目次

キャンプデビュー時は、スノーピーク製品ばかりでした

森の中にテントがある

キャンプを始めたのは9年前。筆者は、道具一式をスノーピーク製品で固めていました。しかし、今ではヒルバーグ、ヘリノックス、SOTO、ユニフレーム など、様々なブランドのアイテムに手を出しています。

皆さんもきっと“あるある”だと思うのですが、キャンプの経験値を積むにつれ「こういうスタイルにも挑戦したい」と新しいギアを購入してしまうのがキャンパーの性ですよね。

スノーピーク製品が並んでいる

しかしそんな時の流れのなかでも、購入時から何年経っても変わらず使い続けている「本当に買ってよかったスノーピークの名品」があります。

そこで今回は、今でも変わらず使い続けているスノーピーク製品5点をご紹介します! この記事は「テーブルウェア編」で、その他にも「キッチン編」「バーナー&ランタン編」と続けてご紹介するので、ご参考にしてみてください。

筆者のプロフィール

ソトグラフ
虫が苦手な妻と外が大好きな娘の狭間で揺れる、平日月イチキャンパー。キャンプだけでは飽きたらず、パックラフトや様々なアクティビティを組み合わせ楽しんでいる。インスタグラムやYoutubeではそんな姿をシネマティックに記録し公開中。

 

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その1. 無駄がなく多用途型「SPテーブルウェア」シリーズ

SPテーブルウェアが並んでいる

写真左から「SPテーブルウェアプレートL」「SPテーブルウェアプレートM」「SPテーブルウェアディッシュ」(※Mは現在廃番)

0.4mmと薄く軽量でステンレス製なので取り扱いも簡単。料理を盛り付けるだけでなく下ごしらえをした食材を乗せておくのにも重宝します。

重ねたSPテーブルウェア

このシリーズの良いところは、同サイズはもちろん別サイズを重ねても無駄がなくすっきりとスタッキングすることができること! 大人数でたくさんのお皿が必要な場合でもコンパクトに持ち出すことが可能です。

SPテーブルウェアを横から見た

写真左から「SPテーブルウェアプレートL」「SPテーブルウェアディッシュ」

プレートとディッシュを横から見てみると、ディッシュには倍以上の深さがあるためカレーやシチュー、スープにも使用することができます。深すぎず浅すぎず勝手のいい形状でマルチに使用できるのが特徴です。

各サイズは下記の通り。

・SPテーブルウェアプレートM(φ188×13mm)
・SPテーブルウェアプレートL(φ212×18mm)
・SPテーブルウェアディッシュ(φ209×40mm)

スノーピーク SPテーブルウェア プレートL

●サイズ:φ212×18 ●材質:0.4厚18-8ステンレス ●重量:133.8g

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その2. 細かいギミックが効いている「チタンシェラカップ」

チタンシェラカップが並んでいる

キャンプといえばシェラカップ。コップやお皿、クッカーの代わりなどはもちろん工夫次第で何にでもなる便利なアイテムです。いくつあっても便利なシェラカップはついつい数が増えがち。

チタン製なら超軽量で負担になりにくく、一度手にするとステンレス製には戻れないかもしれません!

チタンシェラカップが焼けて変色している

チタンは火にかけると独特の焼け色に変化するので使い込めば使い込むほど愛着が湧き、自分色に育てる楽しさも持ち合わせています。

チタンシェラカップの軽量メモリ部分

内側には目盛りがついており、軽量カップとしても使うことができます。軽量カップをわざわざ持っていかなくてもシェラカップで代用でき荷物の軽量化にもなりますね。

チタンシェラカップのハンドル部分

ハンドルの形状は手に沿うようなカーブで、持った時に心地よくフィットするように計算されています。色々なシェラカップを試しましたが、結局これが一番しっくりきました。

チタンシェラカップを持っている

中指の背でしっかりと支えることができるので、食材が入って重くなっているときでも楽に支えることができます。

チタンシェラカップを重ねた

スタッキングはお手のもので、非常に薄い素材のため重なっているように見えないほど。

シェラカップはいくつあっても困らないからこそついつい数が増えがち。このチタン製のシェラカップは驚くほどの軽さと収納のしやすさに助けられること間違い無し!

その3. ズボラさんに一押しの「キッチンメッシュケースS」

スノーピークのキッチンメッシュケースが置いてある

キャンプでは避けて通れない小物の収納問題。特にカトラリーや調理系の道具の収納に困ることが多いのではないでしょうか。

そんな悩みを一発で解決してくれるのがコレ。

キッチンメッシュケースのアップ

まず特徴として、大部分がいかにも通気性が良さそうなメッシュ素材でできています。半乾きのカトラリーを入れても乾きやすい。

キッチンメッシュケースを開けたところ

サイドファスナーを開けるとなんとフルオープンすることも可能。

キッチンメッシュケースに物を入れている

大きく開くことによって、入れた物が一目で分かり、とても出し入れしやすいというメリットがあります。

柔軟性がある生地ではありませんが、ゆったりとしたシルエットなのでたくさん詰め込むことができるんです。まさにズボラさんにぴったりなキッチン小物収納アイテムですね。

キッチンメッシュケースにはSサイズとLサイズがあり、入れたい物の長さや大きさで選ぶことができます。

なるべくミニマムなスタイルを目指したい方はSサイズを選び、ここに入るギアだけをチョイスするという縛りをすることをお勧めします。

その4. 家でも毎日愛用中「チタンマグ」シリーズ

チタンシングルマグ220(旧モデル)

チタンシングルマグ220が置いてある

チタンシングルマグ220はマイナーチェンジされており、現行モデルはφ67.2×H79mmですが、旧型は実測値でφ68×H70mmです。

手のひらに乗ったチタンシングルマグ220

220mlモデルの場合たくさんの飲料は入りませんが、42gと軽量でコンパクトで持ち運びやすいため自転車やバックパックキャンプといった際のミニマム装備としても迷わず使用できます。

チタンシングルマグ220のハンドル部分

ハンドルは折りたたみ式なので収納時にデッドスペースが生まれにくいのですが、テーブルに置いた際折り畳まれてしまうことがあるので若干の使いづらさは正直あります。

軽量コンパクトか便利さを重視するかは悩みどころです。

チタンダブルマグ300

チタンダブルマグ300が置いてある

チタンダブルマグはダブルウォールになっているためシングルタイプよりも保温・保冷力が優れており、氷を入れた際にも外側が結露しづらくなります。

チタンダブルマグとシングルマグを上から見た

[上:ダブルマグ300 下:シングルマグ220]

シングルとダブルの厚みを比較をしてみるとずいぶん違うことがわかりますね。

チタンダブルマグ300にリッド装着

別売りのリッド(現行モデルはシリコン製)を装着すればゴミや虫の混入を防ぐほか、より保温・保冷力がアップ。

熱い飲み物で高温になっているマグに直接唇が当たらなくなるという嬉しい機能も持ち合わせています。

チタンダブルマグ300にチタンシングルマグ220をスタッキング

実は旧チタンシングルマグ220がシンデレラフィット。かなりギリギリのサイズ感のため傷がついてしまうので注意が必要です。

リッド、チタンシングルマグ220、チタンダブルマグ300が並んでいる

このセットは9年経った今でも大のお気に入りです。

その5. 無駄がなく高機能なカトラリー

和武器M

和武器Mが置いてある

和武器は本体を2分割し、刀のようにしまえるというところから付いたネーミング。四角形で転がりにくい工夫がされています。

ティップ部に真鍮製キャップを装着

後方の真鍮製キャップをティップ部に付け替え、そのままパイプに差し入れます。

パイプにティップ部を収納

真鍮製キャップに固定することでパイプの内部にティップ部が触れることを防いでくれるため清潔に使用できます。

ティップ部は竹素材でなめらかで非常に口当たりが良いのですが、調理に使用すると先端が潰れやすいので注意が必要です。

消耗パーツとしてティップ、無くしがちな真鍮製キャップの単体販売もされています。

スノーピーク 和武器M

●材質:グリップ/ステンレス、先端/竹、ジョイント・フタ/ブラス、ケース/10号帆布 ●本体サイズ:8×8×205mm(収納時約113mm) ●収納ケースサイズ:40×140mm ●重量:本体/約26g、ケース/約20g

チタンカトラリーFS(廃番)

チタンカトラリーFSが置いてある

かつてスプーンとフォークのセットで販売されていました。チタン製で当時価格は1,000円程度と格安。

2本合わせても36gと軽量で、どこか軍用品のようなシンプルなデザインがそそります。

チタンカトラリーFSのアップ

全体的にやや大きめなデザインですが、大きすぎるということもなく口に運びやすいです。

チタンカトラリーFSを持っている

横から見るとカーブしており持ちやすく、持ち手の部分がシェラカップや皿のフチに当たりづらくなります。ちょっとした工夫が大きな快適につながっているんですね。

値は張るが、長く愛せるものばかり

チタンカトラリーFS、和武器、六角箸が置いてある

以上、「キャンプデビューから使い続けているスノピギア テーブルウェア編」でした。

さすがは「世界一の金属の町」が誇るスノーピークのカトラリー。それぞれ工夫が凝らされており、精巧な作り込みととデザイン性を感じます。まだ手に取ったことのない方はぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか。

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