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【DIYでギア部屋にリフォーム】キャンプ道具をおしゃれに収納しよう(第1回:カウンターテーブル編)

お気に入りのキャンプギア。皆さんはどのように収納されていますか? せっかくなら、ショップのようにきれいにディスプレイしながら収納してみたいものですね。筆者宅も増えていくキャンプギアの収納に困っておりましたが、今回意を決して断捨離をしながら、「おしゃれなギア部屋」を目指してDIYに挑戦してみました。

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目次

撮影:筆者

せっかくなら家での収納もカッコよくしたい!【全3回で完結】

お気に入りのキャンプギア、皆さんはどのように収納されていますか? せっかくなら、ショップのようにきれいにディスプレイしながら収納してみたいものですね。

筆者宅も増えていくキャンプギアの収納に困っていましたが、今回意を決して断捨離をしながら、「おしゃれなギア部屋」を目指してDIYに挑戦してみました。

そのDIYの様子を「①カウンターテーブルのDIY」「②有孔ボードの設置」「③棚板の設置」と3回に分けてご紹介させて頂きます。

第1回は「カウンターテーブルのDIY」

まずこの第1回では、キャンプギアのメンテナンスにも使える「カウンターテーブルのDIY」をご紹介します。ただ収納するだけでなく、軽い作業ができる最低限のスペースも作るために、まずはテーブルの設置から作業していきます。

【Before】以前はこんなキャンプ道具収納でした

以前はスチールラックにキャンプギアを収納している状況でした。写真のように全体に統一感がなく、雑多な収納部屋という感じです。

部屋の大きさは1.1畳!

この部屋の大きさは約1.1畳の、横1.5m 奥行き1.1m(内寸)です。さぁ、これからギア部屋にリフォームしていきましょう!

【設計イメージ】カウンターテーブルの長さは収納ボックスに合わせる

 

ギア部屋の寸法

この約1.1畳の部屋に、奥行き38cmのカウンターテーブルを設置していきます。奥行きは収納ボックス(ワットノット ワンタッチバケット幅36cm)に合わせて38cmの設定にしています。

DIYなのでサイズ設計に自由度があるのも魅力。皆さんの部屋の広さにあわせてアレンジしてみてください。

材料を用意する

《必要な材料》

・カウンターテーブルの木材
・カウンターテーブルを固定する木材
・壁の下地まで届くビス(ネジ)
・カウンターを中央で支えるブラケット

これらの材料をホームセンターで用意していきます。詳しいサイズに関しては追ってご紹介しますね。

カウンターテーブルの木材

R付きパイン材 横1820mm×奥行き400mm 厚さ18mm(写真は横幅910mmのもの)※ホームセンターD2で購入

横から見た断面(R付きパイン材)

「R付き」とは、角が丸く仕上げられている天板のこと。写真のように既に加工されているものもありますが、ない場合は角をやすりで面取りすると安全です。やすりは#80→#200→#400の順番で仕上げると肌触りが良くなりますよ。

木材本体の価格は約4,000円でした。

写真はコーナンの木材カットサービス。アプリ会員で10カットまで無料です。

また、部屋の大きさに合わせてホームセンターのサービスを利用してカットしてもらいます。

カウンター用木材は、D2で1カット50円でカットしてもらいました。今回横と縦の2カットのみのため施工料は100円です。

カウンターを固定する木材

カウンターテーブルを固定するために両端の壁に打ち付ける木材。量は必要ないので、筆者は「白松材」という種類の木材を910mm×18mm×18mm×1本だけ購入しました。

壁の下地まで届くビス(ネジ)

ビスは、通常の壁は9.5mmか12mmの長さあれば十分ですが、筆者宅の壁は石膏ボードが多いため長さ45mm程度の長いビスを用意しています。

カウンターを中央で支えるブラケット

ブラケットは、カウンターテーブルが長い場合のたわみ防止のため、もしテーブルの長さが短ければ無くてもOKです。

作業に必要な道具

<道具>
・インパクトドライバー
・下地センサー
・メジャー
・やすり
・マスキングテープ
・色鉛筆
・水平器
・(任意)レーザー水準器(縦横ライン)

カウンターテーブルをDIY!【ステップ3】

材料・道具の用意ができたところで、実際の作成手順に進みましょう。

【手順0】収納ラックを撤去する

まず最初に収納部屋のラックの撤去を行い、中の荷物を移動しました。スッキリ!

【手順1】壁の中の下地を探す

ここからが実際の工程です。まずは「下地センサー」と呼ばれる機械を使い、壁内の下地を探します。

この下地にしっかりビスを打ち込まないと、固定が甘くなってしまい、カウンターの重さに耐えられなくなってしまうので大事なポイントです。

下地センサーとは?

ボタンを押しながら壁に当て、木下地(もくしたじ)に反応するとセンサーが緑色に反応する、というもの。

反応した部分に木下地があるのでそこを目掛けてビス止めします。下地センサーにも種類があり、針を刺すタイプもありますが、初めての方にはセンサー式のものが簡単でおすすめです。

※壁の中には電線管も入っている場合があるので十分注意しながらDIYしましょう。

【センサー式】ZIRCON 壁裏探知器 スタッドセンサー i60

●本体重量:156g(電池抜き) ●仕様:(保管温度)-29度~66度・(操作温度)-7度~49度 ●「浅」モード:19mmの深さまで探知 ●「深」モード:38mmの深さまで探知

【手順2】壁の間柱・胴縁にカウンター固定用木材をビス止めする

カウンターを載せる固定用木材の取り付け位置は、一般的なテーブルの高さの70cmに設定し、床からメジャーを使って計測しました。マスキングテープ上に鉛筆で基準線を書いています。

マスキングテープは壁紙を傷めずに剥がせるのでとても便利な材料です。

また、併せてレーザー水準器で水平を確認しています。レーザー水平器をお持ちでない方は、「水準器」と検索するとスマートフォンのアプリがダウンロードできます。簡易なものにはなりますが、ぜひ活用してみてください。

木造住宅の壁の中はこんな感じ

木造住宅の壁の中(木下地)

木造住宅の場合、通常大きな柱の間に縦に「間柱」、横に「胴縁」といった木下地が通っていることが多いので、カウンターの固定用木材をそれらに打ち込みます。

今回は胴縁がちょうど良い高さにあったのでそこに固定する事にしました。

ビス打ちの仕方

ビス打ちの仕方

ビスを打つ時に、事前に下穴を開けてからビス打ちすると、木材が割れにくくおすすめです。ビスは15cm以内ごとに打つとしっかり固定できます。

ビス打ち前のワンポイント!

壁紙にカッターで切り込みを入れた状態

ここでポイントですが、我が家では壁紙をカッターで軽く切り込みを入れてめくってからビスを打っています。これは、万が一カウンターが必要なくなった場合にも、壁紙を戻せばビス穴が隠せるためです。

壁が穴だらけにならない、ちょっとしたテクニックです!

【手順3】カウンターテーブルを載せて固定する

それではカウンターテーブルを置いてみましょう。

横幅の長さも部屋にピッタリ収まりました。さすがホームセンターのカットサービスです、正確に切ってくれます。

カウンターの固定固定用木材の上にカウンターテーブルを置き、下からカウンターに向かってビス止めします。(カウンターが1m以上の場合には中央部分にブラケットを入れると安定します。)

キャンプ道具のメンテナンスもしっかり作業できそうなカウンターが誕生しました。

作業時間は3時間、難しいのは下地の確認くらい


いかがでしょうか。作業時間は約3時間で、あっという間にカウンターテーブルが出来上がり! 下地の確認が少しハードルに感じるかもしれませんが、センサーさえ手に入れてしまえばあとは簡単。

今回ギア部屋DIYの第1段として「カウンターテーブルのDIY」を紹介しました。

次回は「有孔ボードの設置」、最終回には「棚板の設置」と紹介しますので、上記写真の完成まで楽しみにしておいてくださいね!

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