アウトドアマン・写風人さんが送る“南信州の森暮らし”
長野県・駒ヶ根市に居を構える写風人さん。アウトドアと密接な日々の暮らしを綴ります。
1955年生まれ。GRIP SWANYオフィシャルカメラマン。FIRESIDE薪ストーブエッセイ著作家。2019年より南信州に移住し、薪ストーブを中心とした火のある生活を愉しんでいる。Instagramのアカウントは@syahoo_jin
グローブにジャケット……だけじゃないんです!
私たちの年代ではグリップスワニーと言えば真っ先にアウトドアグローブが浮かびますが、今ではキャンプウェアもメジャーになっているので、若い世代ではアパレルブランドと思っている方も多いかもしれませんね。
すでに発売されている秋冬物は難燃素材を使ったウェアやアクセサリー類が中心となっているので、焚き火キャンプにはなくてはならない存在とも言えます。
また、年々レディース向けのラインナップが増えているのも嬉しいですね。そのグリップスワニーがこの度、2021年秋冬の新作としてキャンプギアをいくつかリリースすることになりました。
今回はオフィシャルカメラマンとして、注目のアイテムを先駆けて紹介したいと思います。
限定カラー“ジェットブラック”のGSテントが発売!
難燃素材・BRAZE SHIELD(ブレイズシールド)を使った「GSタープ」と「GSテント」は、一昨年に発売されたもののあっという間にSOLD OUTになってしまった人気アイテム。カラーはオリーブでしたが、今シーズンはスペシャルエディションとしてジェットブラックのGSテントが発売になりました。
また従来のオリーブにはブラックのポールが付属していましたが、こちらも限定カラーとしてスワニーイエローのポールが付属されます。
さらに、要望の多かったインナーテント「GSシェルター」も同時発売。虫除けメッシュが前後の扉に装備されていますが、フルオープンも可能です。
インナーがあることで結露や寒さを軽減できるので、この組み合わせでオールシーズン過ごしやすくなりました。
インナーは、もちろん従来のオリーブにも装着可能。すでに持っている方にも有り難いギアになります!
ちなみにBRAZE SHIELDは従来の難燃素材より5倍の強度があり、万が一接炎しても溶解することなく炭化。接炎の事故を防止してくれる素材なので、焚き火をじっくり楽しみたい冬にこそ活躍するテントです。
焚き火に強いテントがあるなら「グリップスワニーの焚き火台も欲しい!」と思っている方々もいたのでは? そんな方に朗報です。
焚き火台「GSファイヤーピット」が新登場
すでにチラチラ登場していましたが、オリジナル焚き火台「GSファイヤーピット」もラインナップに加わりました。
黒皮鉄を採用した手作りの焚き火台は、いかにもグリップスワニーらしい無骨で頑丈なモデル。サイドにはロゴも肉抜きされ、燃焼中の炎の揺らめきも楽しめます。脚は折り畳み可能で、車載時にも安定します。
市販の40cmサイズの薪も楽々入り、空気の流れも良いので高い燃焼効率を誇ります。
別売りのグリルとプレートを使えばほとんどの焚き火料理ができるので、ソロでも家族でも楽しめちゃいます。どちらも鉄製なので最初にシーズニングは必要ですが、その手間暇も楽しみのひとつ。
ライトなギアではなく、敢えて無骨でヘビーデューティな焚き火台を使いこなしてみてはいかがでしょうか。
そして最後に、ナイフ好きにはたまらない逸品が登場!
高級鋼材のブッシュクラフトナイフも仲間入り
北欧フィンランドのナイフブランド・BRISAとコラボしたブッシュクラフトナイフ「Trapper95」です。
ハンドルは北欧らしいカーリーバーチが採用され、波打つような独特の木目が特徴です。
ブレードは高級ステンレス鋼を使用し、箱出しの状態でもフェザーは薄くカールするほど抜群の切れ味を実感できます。使用後は柔らかい布で汚れを拭き取り、油汚れが残ったときは中性洗剤で洗って良く乾かして保管しましょう。
レザーシースにはファイヤースターターも付属しているので、ナイフの背で火花を放つことも可能です。
フルタング構造なのでバトニングもオーケー。Trapperは多くのブッシュクラフターから支持され、最も評価の高いアウトドアナイフに進化したと言われています。初心者から上級者まで扱いやすいナイフでもあるので、一生モノの価値がありますよ。
これらの秋冬新作ギアは2021年12月発売予定。発売日など詳細は今後グリップスワニーの公式SNSでアナウンスされますので、今年の冬はグリップスワニー尽くしでキャンプを楽しみたい方は要チェックですよ!