ヌプシブーティーとは?
ヌプシブーティー(Nuptse Bootie)とは、アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスが販売しているウインターブーツです。
冬山で使えるテントブーツとして開発され、2006年に現行と同じアウトソール付きのモデルが一般発売されて以来、キャンプや登山などのアウトドアシーンのみならず、タウンユースでも冬の定番のアイテムになっています。
ヌプシブーティーの主な特徴としては、以下のような点が挙げられます。
特徴1:極地遠征隊にも愛用される暖かさ
ヌプシブーティーの魅力のひとつは、保温力の高さ。寒さにとにかく強いブーツで、極地遠征隊にも愛用されているアイテムです。
履き口はドローコードで絞ることができるモデルが多く、冷気や雪がブーツの中に侵入するのを防いでくれます。
特徴2:水の侵入を防ぐ撥水性
冬に雪道や雪が溶けて濡れた道で使用するうえで、撥水性は重要です。
テックプルーフ防水メンブレンをインサートし、ナイロンリップストップに撥水加工を施した素材をアッパーに使ったウォータープルーフタイプなど、ヌプシブーティーには撥水性を高めたモデルも販売されています。
特徴3:雪道でも滑りにくいソール
ヌプシブーティーでは、イタリアの大手靴底メーカーであるビブラム社が開発したザ・ノース・フェイスオリジナルのソール「アイストレック」を採用したモデルがあります。
普通のソールは、気温が下がることで硬くなり、氷の上で滑りやすくなってしまいますが、アイストレックはその問題を解決。グリップ力が高いこのソールを採用することで、雪道でも滑りにくく安心して歩くことができます。
特徴4:他メーカーとコラボした別注モデルも多数
冬の人気商品であるヌプシブティーは、他のメーカーと多数コラボしています。過去にはシュプリーム、エンダースキーマ、ビームスなどのメーカーとコラボした別注モデルも販売されています。
機能性の高さとデザイン性を兼ね備えているので、各メーカーのファンからも絶大な支持を得ました。
特徴5:手入れが簡単で修理サービスも充実
ヌプシブーティーはお手入れのしやすさも魅力です。雪道で使用すると、泥汚れが付くことも多いですよね。アッパー素材がナイロンなら、中性洗剤やクリーナーを使って汚れを落とすほか、靴紐を外してからぬるま湯につけて洗っても大丈夫です。
さらに、高い品質で商品を提供しているザ・ノース・フェイスでは、商品を長く使用してもらうために修理サービスがあります。修理できるかどうか、一度最寄りの店舗などで確認してみてください。
※参考:ザ・ノース・フェイス「MAINTENANCE」「WARRANTY」
ヌプシブーティーの選び方
ヌプシブーティーはさまざまなモデルが展開されているため、どんな基準で選べばいいか迷いますよね。そこで、ヌプシブーティーの選び方のポイントを紹介します。
丈
ヌプシブーティのモデルによってはショート丈やトール丈の商品も販売されています。
トール丈だと、暖かい範囲や雪から守られる範囲が広いのが魅力ですが、タウンユースで使うことを考えるとボリュームのある見た目に抵抗を感じる方も。
そんな方はショート丈がおすすめです。カジュアルなファッションに合わせやすく、タウンユースでも馴染みます。
しかし、ショート丈だと、雪が多い地域では、雪の侵入を防ぎきれないかもしれません。使用シーンに合わせて丈を選びましょう。
素材
表面素材はウォータープルーフやウール、ゴアテックスなどを使用したモデルがあります。雨や水っぽい雪のときの使用では、水がブーツの中へ浸透するのを防ぐためにもウォータープルーフやゴアテックスがおすすめです。
ウールタイプだと見た目がすっきりしていておしゃれなのもメリット。撥水加工はされているので、さらさらした雪での使用や見た目を重視する人におすすめといえます。
さらに、エンダースキーマとコラボした別注モデルではレザーが使用されています。レザーとはいっても、しっかり撥水加工もされていて、機能性とデザイン性を兼ね備えているモデルです。
暖かさをさらに求める方には、中綿にダウンを使ったモデルもあります。素材は見た目、保温性、防水性など使用する環境に合わせて何を重視するかで選び方が変わります。
カラー
ヌプシブーティーのカラーは黒が中心で、そのほかにネイビーやグリーン、ブラウン系の色が展開されていることが多いです。
モデルによってはブルー、レッド、イエロー、ホワイト、カモ(迷彩)などのカラーも展開されることがあります。
サイズ感
ヌプシブーティーのサイズ選びは普段のスニーカーと少し異なる場合があります。モデルや足の形にもよりますが、厚手の靴下を履くことも想定して普段のスニーカーより0.5〜1cmほど大きなサイズを選ぶ人もいます。
サイズ感はモデルによっても異なるため、サイズ選びが不安な場合は試着するのがおすすめです。
サイズ展開
ヌプシブーティーはメンズ、レディースに分かれているモデルと、ユニセックスサイズになっているモデルがあります。
さらに、キッズサイズの商品も展開されているので、親子でお揃いにすることもできます。
ヌプシブーティーのおすすめ10選
ヌプシ ダウンブーティーII
ヌプシ ダウンブーティーII メンズ
ヌプシ ダウンブーティーII レディース
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVII
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVII レディース
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI ユニセックス
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI キッズ
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI ロゴ
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI ロゴ ユニセックス
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI ショート
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI ショート ユニセックス
ヌプシ ブーティー ウォータープルーフVI トール
脛まですっぽり包んでくれるので、雪が多い地域での使用に向いています。中綿の高い保温力と防水性により、雪から足元を守り暖かさを維持してくれるのが魅力です。見た目は大きいですが、軽いので動きやすいです。
ヌプシ ブーティー ウールV
ヌプシ ブーティー ウールV ユニセックス
ヌプシ ブーティー ウールV ショート
ヌプシ ブーティー ウールV ショート ユニセックス
ヌプシ ダウンテントブーティー
ヌプシ ダウンテントブーティー ユニセックス
ヌプシ ブーティー ゴアテックス
ヌプシ ブーティー ゴアテックス ユニセックス
ヌプシブーティーのコーデ5選
メンズ:ダウンジャケット×ワイドパンツ
アウターにはザ・ノース・フェイスの定番商品であるマウンテンダウンジャケット。
ワイドなパンツとショート丈のヌプシブーティーを合わせることで、カジュアルさを演出しています。
メンズ:フリースパーカー×フリースパンツ
上下でフリース素材を使用することで、暖かさを確保しています。このフリースはタウンユースでもおしゃれに着こなせるデザイン性の高さも魅力です。
ボリュームのあるヌプシブーティーと違和感なく合わせることができます。
レディース:ダウンジャケット×ジーンズ
ザ・ノース・フェイスを代表するヌプシジャケットをヌプシブーティーと合わせることで、統一感があるコーディネートになります。
さらに細身のジーンズと合わせることでメリハリができ、全体のバランスが良いです。
レディース:ダウンベスト×スカート
ダウンベストとスカートの組み合わせで柔らかな雰囲気を出すことができます。
さらに、ヌプシブーティーはスカートとの相性が良いです。ヌプシブーティーのボリュームもまた、かわいらしさを強調するアイテムになります。
レディース:ダウンジャケット×ワンピース
シンプルなデザインのワンピースは、ショート丈のダウンジャケットを着ることで、全体がしまります。
そこにヌプシブーティーを合わせることで統一感が出て、冬ならではの装いをよりおしゃれに着こなすことができます。
ノースフェイスが生んだ冬の定番を履きこなそう!
ヌプシブーティーはザ・ノース・フェイスの定番ブーツです。毎年カラー展開やモデルが変わるため、ぜひ冬が来る前に新作をチェックしてみましょう! ヌプシブーティーとともに快適な冬を過ごせると良いですね。