【徹底ガイド】ランニングソックスって必要?選び方と機能別おすすめモデルを紹介
走りにこだわるならやっぱり使いたいランニングソックス。でも普通のソックスとどう違うのかイマイチ分からない。そんな方に向けて、今回は、ランニングソックスの特徴や選び方、人気アイテムをご紹介します。
2023/06/12 更新
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編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
ヨシダ コウキ
幼少期にキャンプに連れられてアウトドア好きに。 大人になってからご無沙汰だったものの、友人にキャンプに誘われキャンプ熱が再発。焚き火とご飯とお酒が好き。
ヨシダ コウキのプロフィール
ランニングソックスって必要?
ランニングをするためには、シューズと同じくらい大切と言われる「ランニングソックス」。
走りやすさに大きく関わるだけでなく、疲労を抑え、怪我を防止してくれる効果などが期待できます。
今回は、そんなランニングソックスと普通の靴下との違いと、定番ブランドの人気商品をご紹介していきます!
普通の靴下とはココが違う!ランニングソックスの4つの特徴
ケガの予防に!クッション性
ランニングを始めると関節の痛みや肉離れなどのケガを心配することが増えてきます。そんなときに役立つのが、ランニングソックスのクッション性。地面からの衝撃を軽減し足への負担を軽減してくれます。普通のソックスと比べて足へのダメージを抑えられるため、怪我の防止にも効果的です。
疲労軽減のサポート機能
ランニングソックスは、土踏まずのアーチ部分をサポートする構造をしたものが多く、長距離のランニングでの足裏の疲労を少なくしてくれます。
人によっては少しきつめに感じるかもしれませんが、これは着圧効果で筋肉の揺れを減らしているためです。
ムレを軽減する速乾機能
足は思った以上に汗をかきます。特にシューズの中は蒸れやすく、水ぶくれになってしまったり、皮がめくれてしまったりと、足のトラブルを経験したことがある方も多いのではないでしょうか。
ランニングソックスは、普通の靴下よりも速乾性に優れ、シューズの中の蒸れを軽減し、衛生的にも良い環境を整えてくれます。
フィット感を生み出す滑り止め
ランニングソックスと普通の靴下の大きな違いの一つが滑り止め。足の力をシューズに最大限伝える役目を果たすランニングソックスが、滑ってしまっては効果も半減してしまいます。
しっかりと、足とシューズを一体化させる滑り止め機能があるランニングソックスであれば、自分自身のエネルギーを効果的にスピードに乗せて走ることができます。
選び方の3つのポイント
5本指orレギュラータイプ?
撮影:ヨシダコウキ
ランニングソックスには5本指タイプとレギュラータイプがあります。
5本指タイプ
【メリット】
●指に力を入れやすく地面をとらえやすい
●素足に近い感覚で走ることができる
●靴擦れや水虫など足トラブルを防ぐ
【デメリット】
●履き慣れない方には違和感を感じるかも
●慣れるまで履きづらい
●洗濯した後、乾きづらい
初めて履いたときには、走りにくいと感じるかもしれませんが、慣れれば足にフィットする感覚が気持ちよく感じます。
撮影:ヨシダコウキ
レギュラータイプ
【メリット】
●履き慣れているので違和感がない
●種類が豊富でデザイン性が◎
【デメリット】
●足に合わない場合、マメや水虫になるかも
●足先に穴が空きやすい
レギュラータイプは、普通の靴下との違いが少ないため、着用時の違和感が少ないのがポイントです。
厚手or薄手?
ランニングソックスを選ぶときには、生地の厚さも重要です。
厚手
【メリット】
●クッション性が高く足へのダメージが少ない
●地面の冷気が伝わりづらい
【デメリット】
●指の感覚が伝わりにくく走りにくい場合がある
●シューズのなかで滑りやすくなる可能性がある
薄手
【メリット】
●地面を足でとらえる感覚を感じやすい
●シューズとソックスが滑りにくく走りやすい
【デメリット】
●シューズがきつい場合には靴擦れを起こす可能性がある
●冬は地面の冷感を強く感じてしまう
くるぶしorふくらはぎ?
ランニングソックスの選び方、3つ目のポイントは「長さ」です。
ランニングソックスの「長さ」の特徴
●アンクル丈:足首まわりが開放されて走りやすい
●レギュラー丈:足首をカバーできるので芝生や自然のなかでも走りやすい
●ハイソックス丈:ふくらはぎの揺れを抑え怪我予防になる
まずは、使い慣れているレギュラー丈から始めて、アンクル丈やハイソックス丈に挑戦するのがいいでしょう。
種類別!人気おすすめランニングソックス15選
5つの種類別にランニングソックスをご紹介していきます。あれもこれも使ってみたくなる、今気になるソックスが目白押しです!
やっぱり5本指は最強!定番モデル
Tabio レーシングラン・エアー五本指
●プロランナーとの共同開発した高い機能性
●高いフィット感と軽量性で完全裸足感覚を実現
●土踏まずをしっかりアーチサポートしてくれる
●カラーバリエーションが豊富
●5本指タイプ・アンクル丈 ●21cm〜29cm ●ポリエステル 67%、ナイロン 24%、ポリウレタン 9%
C3fit 5本指 アーチサポート ショートソックス
●土踏まず部分の高いサポート力
●かかとのカバーで長距離ランでも靴擦れ防止
●適度にやわらかい肌感素材
●コスパよく何足もローテしたくなる
C3fit 5本指 アーチサポート ショートソックス
●5本指タイプ・アンクル丈 ●22cm〜30cm ●ポリエステル、綿、ナイロン、ポリウレタン
CW-X 5本指ユニセックスソックスBCR610
●CW-X独自のテーピング原理で足の疲労軽減
●高いグリップ力で効率的なランニングをサポート
●しっかりした生地感でガシガシ洗える
●足首のカバーも安心できる着圧構造
●5本指タイプ・レギュラー丈 ●22cm〜 28cm ●ポリエステル、綿、その他
長距離を走るならロング丈
Tabio レーシングラン五本指・コンプレッションハイソックス
●足裏の滑り止めが高いグリップ力を実現
●足首からふくらはぎまで着圧構造で怪我防止
●厚手すぎない適度な生地感
●消臭機能を付加した特殊糸で衛生的
Tabio レーシングラン五本指・コンプレッションハイソックス
●5本指タイプ・ハイソックス丈 ●23cm〜29cm ●ナイロン 36%、ポリエステル 31%、綿 18%、再生繊維(デオセル) 9%、ポリウレタン 6%
NIKE ナイキスパークライトウェイト
●高いフィット感でハイソックスの人気モデル
●左右対称のアーチサポート機能で両足使用可能
●薄手生地で通気性◎夏場も使いやすい
●お洒落なデザイン性でシティランにもおすすめ
●レギュラータイプ・ハイソックス丈 ●23cm〜29.5cm ●ナイロン82%、スパンデックス18%
C3fit アーチサポートハイソックス2
●独自の足裏テーピング構造で疲労抑制
●ふくらはぎの着圧設定で筋肉消費を軽減
●つま先からかかとまでクッション性が高い
●フィット感抜群でずり落ちにくい
●レギュラータイプ・ハイソックス丈 ●23cm〜27cm ● ポリエステル、綿、ナイロン、ポリウレタン
走りを支えるサポート機能付きモデル
Tabio レーシングラン
●長時間のレースにも耐えられる高いフィット性
●薄手、軽量性で走りやすい仕様
●つま先部分に縫製がなく違和感ゼロ
●トレーニングから長距離レースまでオールマイティにサポート
●レギュラータイプ・アンクル丈 ●21cm〜29cm ●ナイロン 32%、ポリエステル 28%、綿 23%、再生繊維(デオセル) 10%、ポリウレタン 7%
NIKE ナイキスパーク
●素足のような着圧感をNIKEが追求したモデル
●左右問わずに使用できる土踏まずの三角形サポート
●かかとの独自素材で滑りにくく、靴擦れをしっかり防止
●目を引くデザインで気持ちも上がります
●レギュラータイプ・アンクル丈 ●23cm〜29.5cm ●ナイロン85-87%、スパンデックス13-15%
C3fit アーチサポートクォーターソックス
●足裏にある3つのアーチをサポートするテーピング構造
●着地時に加わる衝撃を吸収する怪我防止機能
●くるぶしまでカバーして安定した走りに
●10カラーの豊富なバリエーション
●レギュラータイプ・アンクル丈 ● S(22-24cm)、M(24-26cm)、L(26-28cm) ● ポリエステル、綿、ナイロン、ポリウレタン
タイムを狙う薄手モデル
NIKE ナイキレーシング
●NIKEがつくるレース仕様のランニングソックス
●高いフィット感で力をしっかりとスピードに変えてくれる
●最低限のクッションでスピードレースをサポート
●レギュラー丈が好きな方におすすめのモデル
●レギュラータイプ・レギュラー丈 ●23cm〜29.5cm ●ポリエステル80%、ナイロン11%、スパンデックス9%
Tabio レーシングランナノグリップ五本指
●Tabioの走りを極めるハイスペックモデル
●トップアスリートも使用するスピード仕様
●繊維メーカーを開発した超極細繊維で強力グリップ力を実現
●レースをするなら一度は使ってみたいモデル
●5本指タイプ・アンクル丈 ●21cm〜29cm ●ポリエステル 88%、ナイロン 6%、ポリウレタン 6%
asics ライトシングルタブソックス
●トップレースの定番ソックスとして人気
●足の甲にはメッシュ編みで高い通気性と軽量化
●アーチサポートで土踏まずをサポート
●無駄を省き、スピードを追求したモデル
●レギュラータイプ・アンクル丈 ●S(23~25cm),M(25~27cm) ●ポリエステル98%、ポリウレタン2%
トレランにもおすすめ!厚手モデル
Tabio レーシングラン五本指・オールウェザードライ
●トレイルランナーにも人気の厚手タイプ
●雨のときこそ使いたいオールラウンダーモデル
●濡れた路面で滑りやすい足元を強力にサポート
●最後まで続くドライ感に感激する人続出
Tabio レーシングラン五本指・オールウェザードライ
●レギュラータイプ・アンクル丈 ●23cm〜29cm ●ポリエステル 68%、ナイロン 14%、綿 9%、ポリウレタン 5%、再生繊維(デオセル) 4%
サロモン SOCKS NSO LONG RUN
●トップウルトラトレイルランナーとの共同開発
●抜群のサポート力で足の疲れを軽減
●ハードな長距離ランでも、荒地でのレースにも対応
●多くのトレイルランナーが愛用する人気モデル
●レギュラータイプ・レギュラー丈 ●22cm〜32cm ●ポリアミド80%、ポリプロピレン9%、エラスタン6%、ポリエステル 2%
フットマックス トレイルランニングモデル
●珍しい足袋タイプ
●足首のサポート機能が足を安定させて捻りにくくしてくれる
●密着性に優れていて中に小石が入りづらい
●足裏のグリップ編みでアップダウンがあっても地面をとらえやすい
●レギュラータイプ・レギュラー丈 ●S(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm) ●ポリエステル、ナイロン、その他
【そんなに変わる?】ランニングソックスと普通のソックスを履き比べてみた
ここまで読んでいただいた方なら思う疑問。「本当にランニングソックスってすごいの?」
そんな疑問にお答えするために実際に筆者がランニングソックスと普通のソックスを履き比べて実際にランニングをしてみました。
まずは履いてみた
体型を気にしているためランニングはしているものの、コスパ派の筆者、ランニングにも普段から使っているユニクロのソックスを使っています。
今回は人気の高い「Tabio レーシングラン 5本指ソックス」を試してみました。
撮影:ヨシダコウキ
見た目には、ランニングソックスが5本指でおしゃれに見える程度。そこまで大きな変化はありません。
撮影:ヨシダコウキ
ですが履いてみるとびっくり。
普通の靴下はそのまま地面をとらえている感覚な一方、ランニングソックスは地面と足の中間にクッションを感じます。
土踏まずやくるぶしにも心地よい締め付け感を感じ、サポート性もばっちり。ただ慣れない5本指のソックスなので履きづらく最初は少し違和感を感じました。
走ってみた
撮影:ヨシダコウキ
実際にランニングソックスを履いて走ってみます。
シューズを履いたらピッタリとくっつく感触。普通のソックスにあった靴のなかで滑るような感覚がなくとても走りやすい!
ランニング後半に出てくる足の疲れもかなり軽減されました。
撮影:ヨシダコウキ
走ったあとも汗で蒸れる感覚はまったくありませんでした。恐るべしランニングソックス。
撮影:ヨシダコウキ
タイムも気持ちばかりランニングソックスを履いたほうが早くなっていました。
唯一感じた不満は慣れていないと履きづらいこと。普段から少しきつめのソックスや5本指のソックスに履き慣れるようにしておくと良いかもしれません。
ランニングソックスで快適ランニング
実際にランニングソックスを履いてランニングをしてみると走りやすさやサポート機能などとてもうれしいメリットばかり。
まずは一足買ってみて試しみることがおすすめです。ぜひぴったりのランニングソックスを見つけましょう。