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パラコード シューズ、ペグ、バッグ

【パラコードの編み方アイデア集】ブレスレットやキーホルダーなど

パラコードを使ったアクセサリーやキーホルダーが大人気!パラコードのアレンジや編み方を写真付きで紹介します。特別な道具がなくても、いつものキャンプギアがパラコードでおしゃれに変身。初心者でもOK!お気に入りのアレンジを見つけて楽しんでくださいね。

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目次

アイキャッチ・本文画像撮影:筆者

アウトドアで大活躍!パラコードとは?

パラコード

出典:instagram by @1_2_camp

テントタープ の張り綱を中心に、さまざまなアウトドアシーンで大活躍のパラコード 。最近ではおしゃれなキーホルダーやアクセサリー作りに活用する人も増えてきましたね。

パラコード ランチボックス

出典:instagram by @keitans_camp

パラコードとは、元々パラシュートで使われている耐久性に優れたロープのこと。アイデア次第でさまざまなシーンで使うことができますよ。まだパラコードを活用しきれてない人は、ぜひアレンジを楽しんでみてください!

パラコードを使ってこんなにアレンジができる!

パラコード アレンジ
パラコードのアレンジといっても、テントやタープでしか使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。パラコードは、ブレスレットなどのアクセサリーやカメラストラップにアレンジすることができます。また、持っているギアに巻くと自分だけのオリジナルギアの完成です!

キャンプなどのアウトドアシーンで使われているパラコードは、頑丈で耐久性もある優れもの。もちろん普段使いをしても、コードが切れたりボロボロになることはありません。パラコードを身につけることで、気軽にアウトドアテイストを取り入れることができますね。

持っているギアを自分好みに!5つのアレンジ

まずは、持っているギアにパラコードを巻いてアレンジしてみましょう。パラコードを巻くだけで、世界に一つだけのギアが完成です。

①ペグの目印に

ペグ が黒などの目立たない色だと、うっかりキャンプ場に忘れてしまうこともあるかもしれません。そんなときのために、ペグにパラコードをつけて目印にすれば安心です。
パラコード ペグ
まずはパラコードを20cmくらいに切ります。少し長いかもしれませんが、短すぎると結びにくくなってしまいます。

パラコード ペグ
パラコードをペグに通したら、固結びをします。はみ出た部分はカットしてしまいましょう。このままだとほどけてしまう可能性があるので、ライターなどで炙り固めます。

ペグに取り付けたパラコード
固めるとほどけにくくなり、結び目もきれいに仕上がりました! 固めるときは皮手袋などを使うといいですよ。

②斧の保護に

斧に取り付けたパラコード

出典:instagram by @murahamaaa

薪割りで大活躍の 。刃の近くは薪が直接あたり傷付きやすいです。パラコードを巻くことによって、大切な斧を守ることができますよ。またループを作っておけば、吊り下げることもできるので便利です。

③シェラカップに巻いてやけど防止に

シェラカップ を直接にかけたり、コーヒーを飲んだりすると取っ手が熱くなってしまいますよね。パラコードを巻いていれば、やけど防止ができ安全に持ち上げることができます。

パラコード シェラカップに巻く
まずは、パラコードを1mくらいにカットします。取っ手の先端に、写真のように巻きつけてください。この状態からスタートです!

パラコードをシェラカップに巻きつける
パラコードを八の字に編んでいきます。取っ手の先端を持っている左手は離さずに、きつめに編んでいくときれいに仕上がりますよ。

パラコードにシェラカップ巻きつける
最後まで編んだら、輪っかを作りパラコードの先を通します。通したらしっかり引っ張ってください。

パラコードを巻いたシェラカップ
余ったパラコードをカットし、ライターで炙り裏面に固定します。革手袋などを使って、しっかり押しつけましょう。

パラコード シェラカップ
こちらで完成です! パラコードを巻くことによって、見た目も華やかになりましたね。グループキャンプでもすぐに自分のシェラカップを見つけることができるでしょう。

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靴紐に

他の人と同じはイヤ! という人は、靴紐をパラコードに変えてみるのはいかがでしょうか? パラコードは丈夫な素材なので、アウトドア用の靴にもぴったりです。

パラコード 靴紐
まずは、靴紐と同じくらいの長さにパラコードをカットします。パラコードの先に結び目を作りたい人は、+5cm余裕を持ってカットするといいでしょう。

パラコード 靴紐
パラコードを穴に通すときは、先端をガムテープなどで固定すると楽に通せますよ。

パラコード 靴紐
すべて通し終わったら、先端をライターで炙って固定します。写真は一度結んでから固定していますが、このやり方だと先端を切らないと靴紐が抜けなくなってしまいます。専用の金具やチューブを付けると、簡単に取り外しができますよ。

バッグの取っ手に

パラコード バッグ 取っ手
リュックやバッグの取っ手が落ちにくく、手が痛くなってしまうことはありませんか。パラコードを巻くことで滑り止めになり持ちやすくなりますよ。取っ手の保護にもなり一石二鳥です!

【作り方】
パラコード バッグの取っ手の巻き方

1.パラコードを巻く長さを決め、二重にして芯を作ります
2.パラコードを取っ手に巻きつけ、芯で折り返します
3.巻きつける・折り返す作業を交互に繰り返します
4.最後まで巻いたら、芯の先の輪にコードを入れます
5.編み始めたから出ている芯を引っ張ります
6.余ったコードを切り、ライターで炙り固定します

芯の長さは最後に引っ張ることで調整できます。芯を作るときに、やや長めで作ると余裕があり編みやすいです。

自分だけのストラップやアクセサリーを作ろう!

ストラップやアクセサリーへのアレンジは、アウトドアシーンだけでなく普段使いにもぴったり! おしゃれのポイントにもなりますよ。一度覚えてしまえば他のアレンジにも応用できるので、ぜひチャレンジしてみてください。

ブレスレットの作り方【平編み】

パラコード 平編み
平編みは、初心者でも簡単に編むことができる基本の編み方です。ブレスレットだけでなく、長さを変えればペット用の首輪にもアレンジできますよ。

【準備するもの】
パラコード 平編み
・パラコード(2〜3m)
・バックル

【作り方】
パラコードで平編み

1.バッグルにパラコードを通し、手首に合わせて長さを決めます
2.右のコードで輪を作ります
3.左のコードを下から上に輪に通し引っ張ります
4.左のコードで輪を作ります
5.右のコードを下から上に輪に通し引っ張ります
6.2〜5を繰り返します
7.編み終わったら、パラコードを切りライターで炙り固定します

始めは難しいかもしれませんが、慣れてくると10分ほどで編むことができますよ。好きなカラーのパラコードで、ファッションのポイントにしてみては?

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キーホルダーの作り方【フィッシュテール】

パラコード フィッシュテール
魚の尾ひれのような編み方のフィッシュテール。頑丈なパラコードは、毎日持ち歩くキーホルダーに最適です。

【準備するもの】
パラコード フィッシュテール
・パラコード(1m)
・キーリング
・ナスカン

【作り方】
パラコードでフィッシュテール

1.ナスカン・キーリングにパラコードを通し、長さを決めます
2.右のコードで輪を作り、左のコードを下から上に通します(平編みと同じです)
3.左のコードを輪に通します
4.右のコードを輪に通します
5.交互に繰り返します
6.編み終わったら2本とも輪に通し、ライターで炙り固定します

カメラストラップ【スネークノット】

パラコード スネークノット
結び目を繋げていく編み方のスネークノット。1本でもできますが、今回は2本使ってカメラストラップを作りました。

【準備するもの】
パラコード スネークノット
・パラコード(2mずつ)
・ナスカン(1個)

今回は片手用のストラップを作りました。首から下げるタイプのストラップを作る場合は、長めにパラコードを用意してください。ナスカンも左右につけるので、2個用意しましょう。

【作り方】
パラコードでスネークノット

1.パラコード2本をライターで炙って繋げます
2.輪を作り、右のコードを輪の下から上に通します
3.ナスカンを通し、左右のコードを引っ張り結び目を作ります。2色のコードのつなぎ目が隠れるように結ぶときれいです。
4.右のコードを左のコードの下に通し、輪を作ります
5.左のコードを上から下に輪に通し、結びます
6.4〜6を繰り返します
7.編み終わったら2〜3cm開けて結び、ライターで固定します
8.手首に通す部分を作ります

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1本持っていると便利!キャンプでの使い方

最後にパラコードの基本的な使い方を紹介します。アレンジをしなくても、1本持っているとキャンプで大活躍のアイテムです。

基本のもやい結び

パラコード もやい結び
パラコードを持っているなら、基本のもやい結びを覚えておくと便利です。本来は船を停めておくときに使う結び方なので、大きな負荷がかかってもほどけにくい結び方です。

パラコード もやい結び
少し複雑な結び方ですが、一度覚えてしまえばさまざまなシーンで使えます。大きなテントやタープの設営も、もやい結びでしっかり固定しておけば安心です。

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テント・タープの張り綱に

タープ 金具 パラコード

出典:PIXTA

まずは王道の使い方です。パラコードは、テントやタープの張り綱に使われることが多いですね。テントやタープを購入するとロープが付いてくることがほとんどですが、自分好みのデザインのものにカスタマイズしてもおしゃれです。

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キャンプでの物干しに

パラコードを使って洗濯物を干す

出典:PIXTA

キャンプにパラコードを1本持っていけば、物干しに活用できます。水遊びができるキャンプ場だと、濡れたタオルや水着を干すのに大活躍! 撤収のときに、寝袋やテントを乾燥させるのにも使えます。

ハンギングチェーンに【バタフライノット】

パラコード ハンギングチェーン
シェラカップやライト などをぶら下げるのに便利なハンギングチェーン 。パラコードを使って自作すれば、好きな長さで作ることができますよ。バタフライノットは、ハンキングチェーンにぴったりの結び方です。

【準備するもの】
パラコード ハンギングチェーン
・パラコード
・カラビナ2個

【作り方】
バタフライノット

1.手にパラコードを三重に巻きます
2.真ん中のコードを左のパラコードの下に通します
3.2で通したコードを2本のコードの上を通し、さらに下に通します
4.輪になっているコードをつまみ、手を離します
5.輪になっているコードを抑えながら、左右に引っ張り結びます
6.好きな間隔で何箇所か結び目を作ります
7.両端の結び目はライターで炙り固定し、カラビナをつけます

タープの内側に通したり、木に吊り下げて使ってください。タープやテントに使っているパラコードにも、バタフライノットで結び目をつければギアを吊り下げて使うことができますよ。

パラコードを選ぶときのポイントは?

パラコードの使い方がわかったところで、選ぶポイントを見てみましょう。素材・長さ・耐久性に注目して紹介します。アクセサリーやキーホルダーを作るときは、お気に入りのデザインのもので作ってもいいですね。

素材

パラコード

出典:PIXTA

パラコードの素材は大きく分けて、
・ナイロン
・ポリエステル
・ポリプロピレン
に分けられます。このなかで最も強度に優れているのがナイロンです。パラシュートで使われているパラコードもナイロン製のものが多いので、本格的な登山や強風時のテントの設営に向いています。

ポリエステルは、ナイロンと比べて強度は劣りますが防水性に優れています。ナイロンのパラコードは、水を吸うと硬くなり扱いにくいです。アクセサリー作りにもおすすめですよ。

ポロプロピレンは、軽量でリーズナブルな価格のものが多いです。手軽に使えるのはいいですが、劣化しやすいのでテントの張り綱などには不向きです。物干しとして使うなど、ちょっとしたロープとして使いましょう。

長さ

パラコード

出典:instagram by @kk_camp2020

通販サイトなどを見ると、パラコードは30m〜50mで売られていることが多いです。例えば、テントやタープなら5m前後のものを6〜8本使うので、50mあれば安心です。アクセサリー作りに使うのなら、短い3mのパラコードもあるのでチェックしてみてくださいね。

耐久性

パラコード ペグ

出典:PIXTA

アウトドアシーンでパラコードを使うなら、耐久性は要チェックです。耐久性の高いものとしてメジャーなのは、「550パラコード」と呼ばれるパラコード。太さ4mmで芯は7本入っており、重さは250kgまで耐えることができます。

550パラコードを選べば、大型テントを張るときなどでも安心して使うことができます。さらに芯が9本入っているタイプもあるので、より強度を求める人はそちらを選びましょう。

おすすめのパラコード3選

耐久性に優れ扱いやすい!コスパ重視ならコレ

Youriad パラコード

●素材:表地ポリプロピレン/内芯ポリエステル ●太さ:4mm ●芯:7本 ●対荷重:250kg ●長さ:30m

本格的なアウトドアシーンにおすすめ!ナイロン素材

カラーバリエーションが豊富!アクセサリー作りに

パラコードを使って自分だけのアレンジを楽しもう!

パラコード 犬のリード

出典:PIXTA

今回はパラコードのアレンジと編み方を紹介しました。デザインもたくさんあるパラコードは、選ぶだけでも楽しいですよね。何通りもの使い方があり、パラコードには無限の可能性を感じます! 皆さんもパラコードを使って、自分だけのアレンジを見つけてみては?