アウトドアマン・写風人さんが送る“南信州の森暮らし”
長野県・駒ヶ根市に居を構える写風人さん。アウトドアと密接な日々の暮らしを綴ります。
1955年生まれ。GRIP SWANYオフィシャルカメラマン。FIRESIDE薪ストーブエッセイ著作家。2019年より南信州に移住し、薪ストーブを中心とした火のある生活を愉しんでいる。Instagramのアカウントは@syahoo_jin
一変した生活で、日々グッズもアップデート中
アウトドアショップに勤めるようになって6ヶ月目を迎えます。以前はどんな新製品が出ようがアウトドア情報にさほど興味もなく、人に会うこともないので破れていようが汚れていようがいつも作業着。時間にも余裕があったため余暇の感覚も麻痺していましたが、その生活環境が一変したわけです。
もちろんアウトドア情報に敏感にならなければいけないし、接客に適した服装や立ち居振る舞いも必要。週2日の休みはカメラマンとしての仕事にあてるので、余暇も貴重です。
忙しいながらも充実した日々を過ごしていますが、この6ヶ月間で新調したアイテムも数知れず……。今回はその中でも自分に最もフィットした選りすぐりの3点をご紹介したいと思います。
1つ目:足への負担が激減!アウトドアシューズ
一つ目のお気に入りは、シューズです。自分の足はどちらかというと幅広で内反小趾気味。デザインが気に入ると多少幅が狭くても我慢して履いていましたが、一日中靴を履いたままの立ち仕事になってから足に違和感を感じるように。
恐らく合わない靴が原因で足の疲れや甲の痛みを引き起こし、膝や腰にまで負担をかけていたのではないかと思います。
若い頃はそうでもなかったのですが、歳と共に顕著にあらわれてきたようです。そこで今までの靴を見直し、ワイド系のシューズを試してみることに。
サロモン 「XA PRO 3D V8 GTX WIDE」
レビューなどを参考に選び出したのが、サロモン 「XA PRO 3D V8 GTX WIDE」。近くに販売店がないので試し履きもせずオンラインで購入したのですが、これが見事に自分の足にフィット! 3ヶ月経過しましたが、痛みや疲れはまったく感じません。
「X ULTRA3 WIDE MID」も追加購入
このフィット感に感動し、さらにミドルカットも追加。この2足が今では手放せないお気に入りのひとつです。同じように足の疲れに悩んでいる方は、試してみると良いかもしれません。
サロモン XA PRO 3D V8 GTX WIDE
サロモンX ULTRA 3 WIDE MID GTX Xウルトラ3 ワイド ミッド
2つ目:小物をスマートに収納!ベスト&ジーンズ
ROOT CO.×grn outdoor「TEBURA VEST」
続いては、タフなスマホケースやカラビナといったアクセサリーでおなじみのブランド・ROOT CO.のコラボアイテムです。まずは冒頭の写真でも着ているこちらのベスト。ショップのユニフォームのように毎日着ています。
21個ものポケットがあるので仕事で使う小物がすべて入るのが、とても便利。たまにどのポケットに入れたのか忘れることもありますけどね……。
grn outdoor×ROOT CO.「TEBURA VEST」について詳細はこちら
ROOT CO.×グリップスワニー「ストレッチデニムパンツ・ヴィンテージインディゴ」
ジーンズは、グリップスワニーとのコラボモデル「ストレッチデニムパンツ・ヴィンテージインディゴ」。ループやDカン・キーポケットは嬉しい装備です。
ちなみにROOT CO.のスマホケースとリール付きキーホルダーも愛用中
ベストとジーンズに吊り下げているのが、ROOT CO.の「GRAVITY Shock Resist Case Pro.」と「MAG REEL 360」。iPhone7を使っていたときに耐衝撃ケースが欲しくて購入したこのデザインが素晴らし過ぎて、iPhone11を新調したタイミングでも迷わずこのケースにしました。
カラーはどうしてもカーキを選んでしまいますが、MAG REELは黒・赤・黄と増えています。ROOT CO.のファンになってしまうと他のアイテムも気になるもので、コラボ製品とともに愛用しています。
ROOT CO. Gravity Shock Resist Case Pro. [iPhone11専用]
ROOT CO. GRAVITY MAGREEL 360
3つ目:貴重な余暇の焚き火の友・・・「コーヒーケトル」
レンメル「レザー入りコーヒーケトル」
毎日焚き火をしていた以前と比べ、余暇が貴重になった今は週に1~2度。その焚き火で存分に楽しんでいるアイテムです。
コーヒーはドリップ派ですが、焚き火の場合は別。朝でも夜でもドリップで丁寧に淹れたコーヒーは自分好みの味にほぼ定着していますが、野外にそれらの道具を持ち出したり温度管理をするのは、かなり面倒。
野外コーヒーは別物だと割り切り、道具はシンプルにしています。
ここで焚き火を使った野外コーヒーの淹れ方をご紹介。方法は人によって様々で私もその都度変わりますが、こちらは基本的な手順です。
お湯は沸騰直前に火からおろします。
粗挽きしたコーヒー豆を適当に入れます。計量せずアバウトな分量が野外コーヒー。
もう一度火にかけ、ブクブクしてきたら火からおろします。
しばらく待って(この“しばらく”も人それぞれ)、カップに注ぎます。これを2~3度繰り返して、浮いたコーヒー粉を下に沈めます。
ゆっくり上澄みを注いで、できあがり。コーヒーの成分がまるっと味わえるプレスに似たテイストで、舌触りも楽しめます。ドリップのように決まりもなく自分流に楽しめる野外コーヒーは、永遠のお気に入りです。
ちなみにネーム入りククサは10年前にプレゼントされたもの。今のようにメジャーではなかった時代のものですので、大切な宝です。
というように、今後も思いがけずフィットする新たなアイテムとの出会いに期待しつつ、新生活を楽しんでいきたいものです。