安価だけど使える、コスパ最強なキャンプギアが知りたい!
冬キャンプシーズン真最中ですが、今季は過去最大でレベルで冬キャンパーが増加しているとか。そこでベテランもビギナーも要注目な“お手頃ギア”を、外遊び好きのみなさんに聞いてみました。
しかも今回は3人とも、アウトドアアイテムを扱うショップに携わる、目利きのプロばかり! そしてもちろん、お財布に優しい3,000円以下のロープラス設定です。それでも冬キャンプで大活躍してくれそうな便利なアイテムが揃っていますよ。
サイトのキッチン周りを快適にする便利グッズ3選!
ひとつで2役をこなす「Anaheimのポットスタンド」
須山さんが今冬のキャンプで大活躍しているというアイテムが、こちらのポットスタンド。厚手のコットン地に赤いパイピングが施され、どこに置いていても目立つデザインになっています。
火にかけたケトルやスキレットなどを持つとき、今までは焚火用のグローブを使っていましたが、毎回手にはめるのが面倒だなと持っていたので、もっと気軽に使えるものを探して見つけました。
そして鍋敷として使えるのもいいですね。嵩張らないアイテムなのに2役以上をこなしてくれるのは、やっぱりアウトドアでは重宝しますよね。しかもループが付いているので、フックなどに引っ掛けられるのも便利です。
サイト内で食器が洗える「Green Motionのエコキャンプクリーナー」
続いては、自宅でも愛用しているというオーガニックな台所用洗剤。100%植物由来の成分ながら、少量でも油汚れを落としてくれる優れモノです。ほぼ水分のため、拭き取るだけで綺麗になるのもキャンプ向き。
5年ほど前から個人的に愛用しているアイテムです。それでキャンプを始めて、毎回食事の後に水場に行くのが面倒だなと思い、これを使ってみたら凄く便利で。それでショップでも扱わせてもらうことになり、メーカーさんにオリジナルのボトルを作っていただきました。
汚れたシェラカップや鍋にシュッと吹きかけ、キッチンペーパーで拭き取るだけで、匂いも油汚れも綺麗に落ちます。とくに冬の洗い物は手が悴んで辛いですが、これがあれば水場に行くことなく、サイト内で洗い物を完結させられます。
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スマートにタオルが干せる「MINIMAL WORKSのハンガーI」
キャンプでタオルを干せるハンガーを探していたときに友人から教えてもらったという、ミニマルワークスのハンガー。テントポールをモチーフにしたデザインもキャンパー心をくすぐります。
ポール部分にハンドタオルを収まりよく掛けることができます。キャンプではガイロープに吊るしてアウターを掛けたり、温泉に行った後に濡れたタオルを干すこともあります。
もちろん折り畳めてコンパクトになるのも便利。積載を圧迫したにのも嬉しいポイントですね。夏はカヤックやサップをやるので、ライフジャケットを掛けるのにも活躍してくれそうです。
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「ミニマムなキャンプに使えるアイテム」
タフで機能的な「EYL×Mountain Mountainのポーチ」
人気ブランドのEYLと、パーヴェイヤーズがディレクションするブランド、マウンテン マウンテンがコラボした小物入れ。三角形の各辺にジップが付き、それぞれが独立したポケットになっています。
小銭、ピルケース、ライターなどそれぞれに仕分けして入れられるのがとても便利。Dカンが付いているのでサコッシュに付けて、使用頻度の多い小物を入れて肌身離さず持ち歩いています。
マウンテン マウンテンのテントで使用しているパラフィンコットン生地を使用した、独特な風合いも魅力。火にも水にも強いからガサツに扱っても安心だし、使い込むことで味わいが出てくるのも楽しみですね。
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セルフカスタムした「DINEX×Purveyorsのマグ」
ダイネックスのマグカップといえば、キャンパーの定番アイテム。だからこそ、こうしたコラボモデルで周りと差をつけたいですよね。しかも田中さんは、さらにオリジナルのカスタムまで施しています。
ダイネックスのカップはハードに使っても壊れないし、構造がシンプルなので手入れも簡単。洗い物をするときに手が冷たい冬キャンプにも最適です。これは収納性を上げるため、取手部分を自分で削って湯呑み型にしました。
おかげで500mlぐらいのミニマムなコッヘルにも納まるようになり、さらに便利になりましたね。それと、山の中ではホットドリンクを飲むことが多いですが、湯呑み型カップは両手で包み込めるのでとても暖まります。気持ちの問題かもしれませんが(笑)。
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「アメリカンな雑貨をキャンプにも応用!」
国内外のアメカジ系ウエアやインポート古着、雑貨などを扱うセレクトショップ「サンバス」のオーナー。休日は海の近くのキャンプ場などに、ふらっと出かけるキャンプを楽しんでいる。「今後はキャンピングカーで移動するサーフキャンプにも挑戦してみたいです」
焚き火ギアの収納の便利な「アメリカ雑貨のピルケース」
こちらはアメリカでは定番アイテムとなる、プラスチック素材の筒型ピルケース。雑に扱っても壊れにくく、目立つカラーリングなので、小田島さんはキャンプギアの延長で愛用しているとか。
アメリカ雑貨が好きで使い道は後から考えるタイプなので、とりあえずまとめ買いしてみました(笑)。それでキャンプに持っていったところ、固形燃料やファイヤースターターのキットを収納するのに丁度いいサイズ感だったんです。
しかも蓋が押しながら回さないと開かないため締め忘れることもなく、中身がこぼれてしまう心配もなく安心して使えます。調味料やコーヒー豆を入れたり、ファーストエイドキットを収納しておくのにも便利ですよ。
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ギアの収納に最適な「USPSのメールボックス」
キャンプ用品など雑貨を収納するボックスを探していた際に発見したという、USPS(アメリカ郵便公社)が使用しているメールボックス。タフな上にルックスもいいので、ショップでも取り扱うことにしたとか。
見た目以上に軽く、そして丈夫。キャンプ道具を収納してガレージの棚に並べておいても見栄えがいいし、持ち手部分がしっかりしているから、そのままクルマに積み込めるのも重宝しています。
フィールドで使って汚れても、すぐに洗えるし、キャンプサイトで邪魔にならないサイズ感もいいですね。スタッキングできるシルエットになっているのも便利です。できればもっと買い足して、今持っている全てのギアをこのボックスに収納したいと思っているほど。
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ハンドメイドの一点モノ!「SunbathのSBコースター」
最後は使用済みのスケートデッキを再利用したウッドコースター。こちらは小田島さんがキャンプで使うために自作して商品化したアイテム。完全ハンドメイドのため、すべて一点モノです。
焚き火でお湯を沸かしたばかりのケトルやシェラカップは、底面が煤で汚れていることがあります。そんなときにテーブルで使えるのがこのコースター。デッキ面とコルク面があって両面使えるので、カップや気分によって使い分けできるのもいいですね。
数枚並べると鍋敷きとしても使えますよ。ダッチオーブンの蓋を置いたり、ホットサンドのクッカーを置いてもいいかも。使い込んだスケートデッキで作られているので、汚れとかも気にしないでラフに扱ってください。
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冬キャンプの即戦力になる、お手頃ギアを探してみて!
今回は各ショップで入手できるアイテムも揃っていましたが、もちろんそれぞれが実際にキャンプで使って重宝している実用的なギアばかり。
冬キャンプの即戦力にあるギアもあったので、みなさんみ早速取り入れてみてはどうでしょう? もちろん他に冬キャンプで使えるお手頃アイテムは沢山ありそうなので、いろいろと探してみてください!