キャンプの事前準備、みんなどんなことをやってるの?
前日にある程度まとめておいたのに、キャンプ場に着くと見当たらない……。そんなドタバタや忘れ物を極力減らし、キャンプ場で快適に過ごすためには何と言っても事前準備が大事!
たとえば、キャンプ慣れしてる人たちはどんな対策をしているのでしょうか?
先輩キャンパーに聞いた!「キャンプ前日にやっていること」
必然的に荷物が多くなってしまうファミリーにフォーカスし、4名のママキャンパーに聞き込み調査! 前日の準備として実際にやっていることや、コツを教えてもらいました。
毎度忘れ物をしちゃう、当日慌ててばかりで楽しむ余裕が無い、なんていう人は必読ですよ!
先輩キャンパー@aa8yaさんの場合
インスタグラムアカウント:@aa8ya
現地での料理は「出すだけ」「温めるだけ」で完結!
マリネなど保存できるものは前日に限らず作り置きして、そのまま持ち込みます。冬は温めるにも時間がかかるので、煮込みやグラタンなど完成に近い状態まで自宅で作り、鍋ごと車にIN! 現地ではちょい足しや温めるだけで済むようにしています。
現地ではなるべく調理に時間をかけず、できる範囲で下準備をしていくという@aa8yaさん。作り置きの際使うのはジップロック。サイズ展開も豊富で、冷凍から湯煎まで可能です(鍋に火をかけた状態での湯煎はNG)。
ジップロック フリーザバッグ M35枚
荷物はかさばらない薄めのナイロンバッグに
家族の荷物は各自で分けて、子供たちのは薄めのナイロンバッグに入れています。ちなみにバッグは、3COINSやダイソーで購入しました。
3つまとめてオレゴニアンキャンパーのバケツに入れて、車内の出し入れしやすいところに置いています。
最近は高見えするプチプラグッズも増えましたよね。そんなアイテムもかしこく活用しつつ、取り出しやすいところに置くことで寒暖差にも慌てることなく対応できますね。
オレゴニアンキャンパー キャンプバケット
他にこんなコツも教えてもらいました!
お子さんが多いからこそ現地で慌てずに過ごせるテクは、どれもすぐに実践できるものばかり! 早速次回のキャンプから取り入れてみましょう。
先輩キャンパー@mamimisawaさんの場合
持ち物リストの「ダブルチェック」で忘れ物防止!
テントのポールを忘れて取りに帰ったことが2回もあり、メモアプリで持ち物リストをつけるようになりました。荷物を準備する時に1回、積載時にもう1回と、ダブルチェックをしています。
過去の苦い経験をもとに、メモアプリで再発防止を徹底している@mamimisawaさん。画像のようにチェックが入れられるメモ(Bear プライベートメモ)だと、管理がしやすく忘れ物もなくせそうですね!
使うときを想定したパッキングを心がける
2日目の朝など子供と同じタイミングで着替えるときは、2人の着替えをひとまとめに。レインウェアも、タオル・長靴・替えの靴下を一緒に入れておきます。
「自分用」「子供用」とそれぞれ別でまとめてしまいがちですが、シチュエーション縛りで関連アイテムまで一緒にしておけば、慌てることなくスムーズ。
収納袋にドライバッグなどを用意しておくと、濡れ物も収納でき大活躍です。
コールマン ドライバッグ
他にこんなコツも教えてもらいました!
キャンプシーンをあれこれ妄想しながら準備するのも、何だか楽しい時間ですよね。チェックリストやパッキング方法など、ぜひ参考にしてみてください!
先輩キャンパー@enjoytable_by.aさんの場合
インスタグラムアカウント:@enjoytable_by.a
冷蔵庫にひとまとめにして「直メモ」
何品か作るときは、野菜の皮を剥いてカットしたり、焼き鳥を串刺しにして下味をつけておきます。翌朝忘れないように、冷蔵庫にひとまとめにし、“キャンプ用”とメモを貼って保存しています。
夕飯のメインは前日までに準備し、朝食はキャンプ場近くの牧場で焼きたてパンを楽しむなど手際の良さが光る@enjoytable_by.aさん。直接メモを貼っておけば、家族にもわかりやすくうっかり忘れも防止できますね。
子供たちにある程度任せることで身につく責任感
子供たちは各自のリュックに着替えや持って行きたいおもちゃなどを準備。すると車への搬入や帰宅後の搬出時に、自分で玄関まで運べるようになりました!
お子さんがもっと小さいうちは家族全員の荷物をひとまとめにしていたそうですが、各自準備から管理まで行うことで親の負担も減。子供には自然と責任感が生まれ、まさに一石二鳥ですね!
他にこんなコツも教えてもらいました!
ママだけじゃなく、パパや子供たち家族みんなで準備を行うことで、うっかり忘れを防止。子供の成長も感じられ、家族の絆も深まりますね。
先輩キャンパー@hapi.cammocさんの場合
香味野菜は“事前にカット”で瞬時に大活躍!
野菜はあらかじめ洗ってカットし、チャック袋に入れて持って行きます。生姜やニンニクなどの香味野菜も料理に合わせてみじん切りなどにし、小さなタッパーに入れておくと調理の際とても便利ですよ。
フードコーディネーターでもある@hapi.cammocさんは、味の引き立て役である香味野菜の準備も欠かさない本格派。タッパーに入れて置くことで、キャンプで余ってもそのまま保存がききます。
お肉はトレーから出して冷凍! ゴミ削減&保冷力UP
前日までにお肉を購入し、トレーから出してチャック袋に入れ替えて冷凍。当日はキャンプ場近くのスーパーで氷と飲み物を購入するくらいで済みますが、他に産地の美味しそうな野菜などがあれば買っちゃいます。
前日にある程度食材を凍らせておくことで、クーラーボックス内の保冷力アップに繋がると同時に、食材の新鮮さもキープ。さらにトレーなども自宅で処理していくというエコな配慮もポイントですね。
他にこんなコツも教えてもらいました!
キャンプで手際よく調理するなら、やはり料理の下ごしらえが肝心。前日と当日の買い物例や動きを参考に、キャンパーレベルをアップさせちゃいましょう。
前日準備はできるとこまでやっちゃおう!
今回の4人に共通していたのが、「キャンプで作るメニューをある程度決めておくこと」と「リストアップすること」。それにより準備も捗り、現地でも慌てずに済むというわけですね。
前日に準備ができないときは、ひとまず持ち物や食材のリストアップだけでもしてみては? 当日のスケジュールに余裕を持って、のんびりとキャンプを楽しみましょう!