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缶ストーブSE

飾らないスタイルが逆に映える!?「缶ストーブSE」での焚き火が武骨で新鮮!

キャンパーにとって、 焚き火台はほとんど必需品です。さまざまな製品が使い勝手やデザイン性を競っていますが、ここにきて注目されているのが缶ストーブ。新進気鋭のブランド『tab.』がリリースした「缶ストーブSE」が、武骨でありながら新鮮なおしゃれ感を持ち、実用性も高いと話題になっています。

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目次

新進ブランドが手がけた缶ストーブ

缶ストーブSE
こちらが発売されたばかりの「缶ストーブSE」。手がけたのは、そろそろ注目したい新進ブランド『tab.』です。tab.を展開するのは、大阪にある田中文金属株式会社。

じつはこの会社、バタフライソーをはじめとした武骨ギアで知られるブランド『コニファーコーン』も展開しており、技術力は折り紙付きです。

缶ストーブSEで焚き火
缶ストーブSEでの焚き火は、まるでペール缶に薪を放り込むような、飾り気のないワイルドな風情を演出。凝った形状の焚き火台も多い昨今、この武骨さは新鮮です。

缶ストーブSEで調理

またゴトクが付属するので、他にロストルを買い求めることなく、クッカーや鍋で煮炊きが可能。燃料は薪や枯れ枝、廃材はもちろんのこと、炭やチャコールブリックでもOKなので、備災ギアとしても心強い存在となります。

組み立てはいたって簡単

缶ストーブSE 構成パーツ
構成パーツはぜんぶで5つ。どれもシンプルで、メンテナンス性の高さが窺えますね。直径20cm弱のボディ内に、「ハ」の字型のベースと底網、筒状の燃焼室をスタックして、ゴトクを載せれば缶ストーブSEが完成します。

ボディについている2つの窓は、上が薪投入口、下が吸気口(着火口)です。
ゴトクなしで上から見た缶ストーブSE
ゴトクなしで上から覗くと、このような状態。燃焼室とボディの間には隙間があって2層構造となっており、ストーブ全体が高温になると二次燃焼を引き起こします。また底網の下にあるベースが、燃焼効率においてキモとなる部分です。

理想の気流をつくり出す新構造

フィックスストリーム機構
底網の下に設置されるベースは、図のような空気の流れをつくり出します。吸気口から取り込んだ空気が、分散されて上昇する仕組み。これはtab.が独自に開発した「フィックスストリーム機構」、驚きの燃焼効率を発揮します。

細部に工夫が施され、使い勝手が向上

TAB. マルチに使える缶ストーブ
実は缶ストーブSEには、先代モデルが存在します。それがこちらの「TAB. マルチに使える缶ストーブ」。外見はほとんど一緒ですが、先述のフィックスストリーム機構が加えられたのが、缶ストーブSEというわけです。
缶ストーブSE
改めて缶ストーブSEを見てみましょう。薪投入口と吸気口(着火口)のフタが光沢を持っていますね。耐久性を向上させるため、口のフタにはステンレスが採用されました。熱による歪みが軽減されます。

薪投入口のフタは、材質がステンレスに変更されただけでなく、ロックボタンが追加されました。いつの間にか開いてしまう……という弱点を克服したそうです。開けるときはロックボタンを上方向にスライド、閉めるときはフタを押し込むだけでOK。

缶ストーブSE ロックボタン
缶ストーブSE ハンドル
ハンドルにはくぼみが加えられ、火ばさみで持ち上げる際に、横滑りしないように工夫が。缶ストーブSEは全体が非常に高温となるため、素手で扱うのはNGなんです。

ついでにおしゃれ感もアップ!

缶ストーブSE
こうして見ると、ステンレスのフタがデザイン上のアクセントとしても効いています。実用性を高めつつも、おしゃれ感がUPしました。飾り気のない缶タイプでありながら、デザイン的に洗練されているのがユニークで、独特の存在感を発揮していますね。

5,400円(税抜)とリーズナブルですし、ちょっと変わった焚き火台が欲しかったキャンパーは、ぜひチェックしてみてください。

tab.公式ページはこちら

tab.  缶ストーブ SE

●サイズ:直径196 x 高さ276   ●重さ:1240g ●素材:本体 : アルミメッキ鋼、ステンレス  網 : スチール(クロームメッキ)  ※焼き網は付属しません。