キャンパーはどの薪ストーブを愛用してる?
いよいよ冬目前。薪ストーブを使ったキャンプスタイルに憧れを抱いている方も、多いのではないでしょうか? 暖かく過ごしながら料理もできてしまう薪ストーブは、とっても魅力的。
でも「今年こそ買おう!」という気持ちはあっても、いざとなるといろんなタイプがあって迷ってしまいますよね。
ストーリーズで愛用薪ストーブを聞いてみた
失敗なく選ぶにはユーザーボイスを聞くに限る! というわけで、実際薪ストーブを使っているキャンパーのみなさんにInstagramのCAMP HACK公式アカウントのストーリーズでアンケートを実施してみました。
100件を超える回答のうち、特に多かった機種をBEST5としてご紹介。ぜひともこの冬の薪ストーブ選びの参考にしてみてくださいね!
第5位:テンティピ「エルドフェルストーブPro」
第5位は、スウェーデンのブランド・テンティピの薪ストーブ。本体・煙突ともステンレススチール製の頑丈なつくりです。
同ブランドの人気ティピーテント「ジルコン」や「オニキス」と煙突径がポートとピッタリと合うよう設計されており、テントを傷めない保護パーツがあるなど、併用ならではのメリットも!
サイズは4規格ありますが燃焼部分はいずれも同じ。約50cmの薪も楽々入る大きさです。
煙突部分などのパーツはすべて、本体に収納可能。持ち運び専用の付属の木製ボックスは、そのままサイトに置いておいても浮かないスタイリッシュなデザインです。
テンティピ エルドフェルストーブ Pro 15
第4位:新保製作所「ROSE」
第4位は、2019年9月に発売されたばかりの新保製作所のミニ薪ストーブ「ROSE」。この秋早くも導入し、フィールドで使われた方がいるようです! 薪ストーブのなかでは比較的コンパクトながら、燃焼部分は33cmまでの薪が入る広さがあります。
そして何といっても魅力は、炎の揺らめきを見たいというユーザーの声に応えて作られた大きな窓!
この大きな窓は開けることができるため、横から入らない大きな薪はここからくべたり、内側がススで汚れたらこちらから掃除することもでき便利です。今期の販売は限定100台ということなので、気になる方はお早目に!
「ROSE」について詳細はこちら
第3位:テンマクデザイン「ウッドストーブ」
様々な薪ストーブがあるテンマクデザインですが、なかでも人気はこのウッドストーブ! 耐久性抜群のステンレス製で、空気の調節がしやすく火力も比較的コントロールしやすいのが特徴です。
両サイドには調理後の保温や焚き火ツールの保管に便利なシェルフが付いていたりと、支持を集めるのも納得の使い勝手です。
脚はワンタッチで開閉できるなど、設置の簡単さも大きな魅力。そして今年10月には、両サイドに横長の窓が付いた「ウッドストーブサイドビュー」も仲間入りしています!
炎を眺めることを重視するなら、そちらも狙い目ですね。
テンマクデザイン ウッドストーブ
「ウッドストーブサイドビュー」について詳細はこちら
第2位:ホンマ製作所「時計1型薪ストーブ」
第2位は、新潟県のストーブ専門メーカー・ホンマ製作所のストーブ。いくつかタイプがあるなか、同社のロングセラーである時計型薪ストーブの名が多く挙がりました。
黒耐熱塗装のクラシカルなタイプも素敵ですが、やはり人気は1万円以下というコスパが光る「時計1型薪ストーブ」! なかでも耐久性が高いステンレス製が人気でした。
5.2kgと非常に軽量で持ち運びしやすく、何より錆に強くメンテナンスにも手間がかからないのは大きなメリット。燃焼部分も広々設計で、最大50cmの大きな薪でもガシガシ入れることができますよ。
ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブ
残すは第1位。なんと、2つの機種が同率でした!
第1位:新保製作所「ロマンチカル薪ストーブ」
まずは、揺らめく炎をゆったりと眺められる大きなガラス窓が人気の新保製作所「ロマンチカル薪ストーブ」。前面窓は開閉できるため、最大55cmの大きな薪やダッチオーブンも入ります。
専用オプションパーツ“脚長さん”をつけて、高さを変えることもできますよ。
もう1つのオプションは、引き出し式のピザオーブン。デロンギ製のピザストーンが入っていますが、外せばスキレットやグラタン鍋も入れることができ、様々な調理が楽しめます。
毎シーズン人気の高いアイテムなうえ予約販売制とあって、残念ながら今シーズンはすでに販売が終了しています。予約受付状況は例年ホームページ上でアナウンスされているので、来年度早めに情報をチェックしましょう!
「ロマンチカル薪ストーブ」について詳細はこちら
第1位:G-stove「Heat view」
同じく1位に並んだのは、ノルウェーの薪ストーブ専門メーカー・G-stoveの「Heat View」。高火力とシンプルで美しいデザイン、コンパクト収納で持ち運びしやすい点など、総合的に均衡のとれた魅力的な一台です。
ステンレス製で、耐熱温度は約1,000℃。その耐久性は薪ストーブ界でNo.1と呼び声が高いアイテムでもあります。
高さを出せる延長脚や、蛇口をひねるとお湯が出る専用のウォーターヒーター、さらには洗濯ハンガーまで様々なオプションが充実しているのもこのアイテムの魅力です。
ジーストーブ Heat View
さて、1位までの発表が終わりましたが、かなり票がバラけた今回のアンケート。他にも様々な薪ストーブがランクインしていたので、その一部をランダムにご紹介します!
その他にもまだまだオススメの薪ストーブあります!
人気はやはり、耐熱ガラス付きで中の炎を眺められるタイプ。この癒し効果に加え、コンパクトでアウトドアにも持ち運びやすい魅力的なアイテムが挙がっていましたよ。
オーランド オーランドキャンプストーブ
新保製作所 チョッパー
ホリデーロード Fb.ストーブ・NEO
前出の炎が主役のアイテム以外では、調理メインで使い勝手のいいアイテムや、コンパクトで積載や収納がしやすいアイテムも見られました。薪スト選びは価格だけではなく、保管場所についても考える必要がありますよね。
様々な観点から調べて、納得のいく1台を見つけましょう!
モキ製作所 俺のかまど
アネヴェイ フロンティア ストーブ プラス
ファイヤーサイド オージーピッグ
テンマクデザイン アイアンストーブ ちび
笑’s イージーネオ
「イージーネオ」について詳細はこちら
今年は薪ストーブで暖かい冬を…あなたは何を選ぶ?
薪ストーブがあれば寒い冬キャンプも暖かく過ごせます。その上調理の幅も広がり、サイトもかっこよくなる! そんないいことずくめな薪ストーブ。
選ぶポイントは様々ですが、ご紹介したアイテムを参考に納得のいく薪ストーブ選びを。今年こそ、揺れる炎で心と体を温めましょう!