キャンプのテレビ!?焚き火が持つ魅力とは
焚き火台に薪をくべ、着火剤を仕込んで、火を起こす。次第にパチパチという小気味いい音を立てながら、揺れる炎が登り出す。
そんな時間をかけながら焚き火を眺める時間こそ、キャンプで欠かせない楽しみ方の一つですよね。例えば、キャンプ場で夕食が済んで、焚き火を囲んでのリラックスタイム。思わず、「焚き火ってずっと見ていられるよね」なんて会話を友人としたことのある方も多いのでは?
それもそのはず、実は焚き火の炎には、1/fゆらぎという、人がリラックスできる波動が含まれると言われてるんです。ほかにも、小川のせせらぎやそよ風、おだやかな波の音、音楽などにも1/fゆらぎが含まれているのだそうです。そう考えると、焚き火や自然が奏でる音に囲まれたキャンプは、科学的な視点からも心からリラックスできる最高なアクティビティだといえますね。
そんな最高のリラックス空間に包まれながら、まるでリビングで家族とテレビを見ながらリラックスして会話するように、仲間たちと焚き火を囲んで会話をする。思い返してみると、相手の顔は見ずに焚き火を見つめながら会話することで、普段はできない深い話ができたという方も多いと思います。
焚き火を中心にして、自然体のコミュニケーションが生まれる様子から、一部では焚き火を“キャンプのテレビ”と呼んだりしているそうです。