実はバッグも充実しているモンベル
高機能なギアやアパレルのラインナップが充実している大手アウトドアメーカー「モンベル」。メイン系のギアに隠れて、バッグもキャンプ向けなものがある! との情報を聞きつけ、早速チェックしてみました。
実際に店頭で見てみると、テントや寝袋に劣らず、バッグに関してもかなりのバリエーションが……。登山用、ツーリング用など各用途に合わせた実に多種多様なラインナップが展開されています。
その中でも、キャンプ用バッグとして便利そうな2種のバッグを発見!
キャンプ向けの大容量バッグに注目
今回特に気になって購入してみたのはこちらの2つ。それぞれ異なる特徴を持つ大容量バッグです。
どちらもたくさんのものをまとめて運べる大型サイズなので、ファミリーキャンプで大いに役立ちそう!
バッグやコンテナを使えば積載・運搬はラクになる
注目のバッグを詳しく見る前に、まずはキャンプにおけるバッグやコンテナの重要性をおさらいしてみましょう。
人数が多い分、荷物も増えがちなファミリーキャンプ。なるべくギアをまとめた状態で積載・運搬するのが、設営や撤収をスムーズに進めるコツですよね。やはり細かい状態のままでは、持ち運ぶのに往復が増え余計な時間や手間がかかってしまいます。
積載時は荷物をまとめた状態で綺麗に積むことで、運転時の荷崩れを防ぎ安全運転につながるというメリットも。準備や後片付けはスマートに済ませて、ストレス無くキャンプを楽しみたいですね。
モンベルの「タフトートL」から調査
では実際に、注目のバッグを詳しくチェックしてみましょう。大容量という共通点はありますが、それぞれ異なった特徴があり様々な用途に使えそうです。
汚れに強くて頑丈なタフトートL
まずは頑丈さが売りのタフトート。サイズはMとLの2サイズ展開ですが、高さ45×幅50×奥行25cmと大型のLサイズが特にキャンプ向き。
1,000デニールという極厚のターポリン素材を用い、内側の縫い目はパイピングでほつれないように加工。水で丸洗いすることも可能なため、地面に直置きして汚れるようなものも含め、何でも入れられます。
小物を入れられるポケットが内側に2つ付いているという細かい気配りも。
このベルトがありがたい
上部と両サイドにはコンプレッションストラップが付いていて、量に応じてサイズを調節可能。モリモリと荷物を詰めた場合に、崩れ落ちることを防止してくれます。
実際に詰め込んでみた
実際にキャンプで使ってみたところ、これまで単独で運んでいたクッカーセット・ケトル・グロウラー・ヒーターなどをまとめて入れることができ運搬がスムーズに!
かなり広めのマチがあるため、大柄なものでも難なく入ります。ユニフレームのクッカーセット「fan5 duo」と無印良品のワイヤーバスケットに入れた食器類がそのまま収まってしまいました。
このサイズ感なら、家族全員分のキッチンセットを丸ごと入れてしまうという手もありますね。
タフさを検証するため、試しにこんなものも入れてみました。キャンプ場で販売されている一般的なサイズの薪がなんと2束も! 持ち上げても強度的には問題なく、バッグより先に肩がダメになりそうです……。
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「メッシュトートバッグL」
続いては、メッシュ生地を採用した大型バッグをレポート! さすがはモンベル、ただのメッシュバッグにあらずな機能を持ち合わせていました。
中身が見えて大物運びに便利なメッシュトートバッグL
こちらがメッシュで中が見えるタイプのトートバッグ「メッシュトートバッグ」。こちらはS/M/Lの3サイズ展開あり、やはり容量100Lの大型のLサイズがオススメ。
メッシュになっているので中のものが探しやすく、通気性が高いという特徴もあります。
ボトムにハンドルが付いているので、たくさんのものを入れてもしっかり支えながら持つことができます。メッシュと言ってもディッピング加工によりコーティングされているので強度は充分!
ドローコードで包み込める
内側に折りたたまれているフラップを広げるとさらに容量が増え、ドローコードを締めると中身の飛び出し防止にも。
実際に詰め込んでいた
こちらもキャンプで使ってみました。ヘリノックスのコットにサーマレストの枕、予備も含めた寝袋2つとマット2枚、バラバラだと持ち運びにくいものをまとめて入れることができました。
ヘリノックス コットホーム コンバーチブル
実際の使用例としては、サイズが大きく湿気をこもらせたくない寝袋をまとめて運んだり……
脱いだ時の置き場所に困るアウター類や帽子・手袋などをまとめて入れておくのにも使えそうです。
たくさん入れてもどれが誰のものか一目瞭然! これもメッシュ素材であればこその利点でしょう。子供が脱いだものでインナーテントが散らかる問題はこれで解決!
メッシュで水が溜まらないので、水遊びをした後に濡れたままの服やサンダルなどをそのまま運ぶこともできます。
タフトートには主に外で使うものを、メッシュトートにはテント内で使うものを入れるなど、バッグによって中身を分けることでキャンプの荷物整理が上手くできそうです。
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他にもキャンプで使えそうなバッグがたくさん!
2種類の大容量バッグの他にも、キャンプに役立ちそうなバッグがあったのでご紹介します。
メッシュギアコンテナ 35
さきほどのメッシュトートのバックパックタイプ。キャンプはもちろんお気に入りのものをチラ見せしながらの普段使いにもオススメ。横持ちして手提げバッグとして使うこともできる2WAYバッグ。
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ライトフォトショルダーバッグ L
一眼レフカメラを愛用しているキャンパーさんにオススメのカメラ専用バッグ。インナーフラップとクッションで大切なカメラをしっかり保護してくれます。仕切りが付いているので交換用レンズの携行も可能。
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キャンピングトートバッグ L
450デニールのポリエステル素材を使用した丈夫なトートバッグ。こちらも大容量なのでギアから衣類まで気軽に入れられます。
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価格は全て5,000円前後という価格も、さすがモンベル
どのバッグもキャンプで役立ちそうなものばかりですが、実はここで紹介したバッグは全て5,000円前後というお買い得価格! 品質がいいものが欲しいけど高すぎるのはちょっと……。そんなユーザーのニーズにモンベルはバッグでも応えてくれました。
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