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ライペン ドマドームライト

細かいけど伝わってほしい「前室」がつくれる自立型テントの重要性【おすすめ9選】

あると嬉しいテントの「前室」。靴置きや荷物置きの場所として使えるほか、雨天時には出入りがしやすくなったり、あるとないとでは大違いのスペースです。今回はそんな「前室」に魅力があるテント8種をご紹介。雪や砂利場などペグが刺さりにくい場所でも確実に前室スペースを確保してくれますよ!

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目次

アイキャッチ画像出典:Amazon

テントの「前室」って大事

ogawa ステイシーネスト 使用イメージ画像

出典:ogawa

コンパクトなテントでも靴や荷物が置けたり、ちょっとした調理スペースがあるとキャンプの質は雲泥の差に! そんなスペースを「前室」と言いますが、だいたいのテントがペグダウンをすることによって前室を作るタイプがほとんど。

雪でも岩場でも簡単に「前室」が作れるテントって少ない

ヒルバーグ スタイカ 使用画像

出典:HILLEBERG

でも地面にペグが刺さらないシチュエーションならどうしますか? 写真のような岩場でなくとも、意外とペグが刺さらないキャンプ場ってありませんか?

今回はそんなハードな環境にも臨機応変に対応できるフレームが前室まである軽量テントをご紹介。周辺のものを利用しなくても設営ができる、頼りになるテント達ですよ!

地面のコンディションに関係なく前室が作れる、9つのテントたち

ライペン「オニドーム」

ライペン オニドーム インナーテント 画像

出典:楽天

前室を作るための2つの「つの」状の張り出しが、オニドームの名前の由来。フライをかけるだけであっという間に前室が完成!

ポールは二本だけのシンプル設計。軽量コンパクトな点からも山岳テントとしての機能を十分持ち合わせています。
オニドーム フォレストグリーン 画像

以前はオレンジのワンカラーだったオニドーム。ユーザーの声を反映して2017年4月よりフォレストグリーンが販売開始。グリーン系や落ち着いたカラーの装備で統一されている方にはおすすめのカラーです。1人用と2人用があります。

ライペン オニドーム1 オレンジ

●サイズ:間口148cm(最大230cm)×奥行122cm(就寝部82cm)×高さ97cm ●収納時:本体30×13φcm ●重量:1,290g(フライシート+本体+フレーム) ●素材:本体/28dnリップストップナイロンフライシート/30dnリップストップナイロンPUコーティング

ライペン オニドーム1 フォレストグリーン

●サイズ 設営時:間口148(最大230)×奥行122(就寝部82)×高さ97cm ●収納時:本体30×13φcm ●重 量:1290g(本体+フレーム+フライシート) ●素 材:本体/28dnリップストップナイロン、フライ/30dnリップストップナイロンPUコーティング

ライペン「ドマドーム」

出典:Instagram by @moco_kobuta

続いては同じくライペンから発売している「ドマドーム」。その名の通りクロスする3本のフレームで作られた前室は、日本古来の「土間」をイメージ。

前述したオニドームより一回り大きいサイズで、ペグが刺さらない氷上でも大活躍!
ライペン ドマドーム 2人用 画像

出典:Amazon

こちらは2人用。土間部分の奥行きは1人用と変わらずの60cm。これだけ前室の広さがあれば、靴とバックパックを置いても屋根付きの調理スペースが確保できそうですね。

ちなみに寝室スペースとなる部分の奥行きは120cmほどあり、1人で広々と使う愛用者も多いのだとか。

ライペン ドマドームライト1

●サイズ:主寝室/奥行75×間口200×高さ104cm、土間/奥行60cm、入口部分110cm ●収納時:本体32(43)×19φcm、フレーム38cm ●重量:1790g(フライシート+本体+フレーム) ●素 材:本体/28dnリップストップナイロン(東レ「ファリーロ」中空糸)、フライシート/30dnリップストップナイロンPUコーティング

ライペン ドマドームライト2

●サイズ: 主寝室/奥行120×間口210×高さ108cm、土間/奥行60cm、入口部分112cm ●収納サイズ:本体/34〈44〉×20φcm、フレーム/38cm ●重 量:2000g ●素 材:本体/28dnリップストップナイロン(東レ「ファリーロ」中空糸)、フライシート/30dnリップストップナイロン、PUコーティング

ヒルバーグ「スタイカ」

ヒルバーグ スタイカ 使用イメージ画像

出典:HILLEBERG

スタイカはヒルバーグの「ブラックレーベル」に属す上級タフドーム。山岳用として考えると決して軽いとは言えない重量ですが、引き裂き強度の高い生地と極太ポールを採用した強靭なテントです。

先ほどのドマドームと比べると敵いませんが、十分な前室の広さが設定されています。

出典:Instagram by @49camps

カラーバリエーションは、レッド、グリーン、サンド。このサンドカラーは登場するなり、ドームテントながらミリタリーテイストな雰囲気で一躍話題となりました。

お値段はさすがヒルバーグと言ったところですが、ソロキャンの憧れ幕と言わしめるテントです。

ヒルバーグ スタイカ レッド

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 3.2 ㎡ ●重量:最低重量(収納時重量) 3.4 kg(4.0 kg) ●素材:ケルロン(Kerlon)1800

ヒルバーグ スタイカ グリーン

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 3.2 ㎡ ●重量:最低重量(収納時重量) 3.4 kg(4.0 kg) ●素材:ケルロン(Kerlon)1800

ヒルバーグ スタイカ サンド

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 3.2 ㎡ ●重量:最低重量(収納時重量) 3.4 kg(4.0 kg) ●素材:ケルロン(Kerlon)1800

ヒルバーグ「アラック」

ヒルバーグ アラック 使用イメージ画像1

出典:HILLEBERG

一見、先程ご紹介した「スタイカ」に似てはいますが、スタイカは耐久性を重視した「ブラックレーベル」。それに対しアラックは軽量性を重視した「レッドレーベル」。スタイカの頑丈さを継承したまま、より軽量性に情熱が注がれた完全自立型2人用オールシーズン型テントなのが「アラック」というわけです。

ヒルバーグのレーベルシステムに関しての詳細はこちら

出典:Instagram by @kfc.photo

インナーテントと前室という構成のアラック。インナーテントを取り去ればこちらのように開放感のある使い方もできます。

スタイカほど頑丈ではないものの、その使い勝手の良さは多くのバックパッカーやアウトドアマンたちが信頼を寄せるテントです。

ヒルバーグ アラック2 レッド

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 2.8 ㎡ ●収納サイズ:φ22×57cm ●重量:最低重量(収納時重量) 2.8 kg(3.3 kg)

ヒルバーグ アラック2 グリーン

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 2.8 ㎡ ●収納サイズ:φ22×57cm ●重量:最低重量(収納時重量) 2.8 kg(3.3 kg)

ヒルバーグ アラック2 サンド

●サイズ:室内高 105 cm 室内面積 2.8 ㎡ ●収納サイズ:φ22×57cm ●重量:最低重量(収納時重量) 2.8 kg(3.3 kg)

ogawa「ステイシーネスト」

出典:Instagram by @dara2outdoor

広い前室と適度な就寝サイズがバランスの良いドームテント「ステイシーネスト」。最近ではキャンプ芸人でもあるバイきんぐ西村さん愛用のテントとしても知られています。

ポールを組み立てインナーテントをクリップで吊り下げる。あとはフライをかけるだけ、と設置も簡単。
ogawa ステイシーネスト 収納画像

出典:ogawa

また、ogawaのテントの中でも軽量化を目指したテントで、収納サイズを幅42cmに収めています。なので自転車やオートバイでのツーリングキャンプにも最適。

出典:ogawa

前室の広さから、まるでプチ2ルームテントのような使い勝手の良さ、と例えられることも。

ogawa ステイシーネスト

●収納サイズ:45×19×19cm ●重量:幕体/約1.9kg 、ポール/約1.2kg ●使用人数:2〜3名 ●素材フライ:ポリエステルリップストップ 20d(耐水圧1800mm) 、内幕/ポリエステルリップストップ 68d

テンマクデザイン「グランド ハット1」

テンマクデザイン グランド ハット1 使用イメージ画像

アウトドアコーディネーター小雀陣二氏とテンマクデザインがコラボレーションした「グランド ハット1」も、”前室作り”にこだわりを感じられる一張り。

ペグも含めた総重量は2,199gとかなり軽量で、山はもちろんカヌーや自転車でのキャンプスタイルにも活躍してくれる1人用テントです。
テンマクデザイン グランド ハット1 前室アップ画像

こちらの前室は限られたスペースですが、靴やバックパックなら置ける広さ。テント前後の両方にこの前室スペースがあるので、使い分けもできそうですね。

ポールは数々のブランドが信頼を寄せるDAC製なので耐風性も高く安心! また外に出ているリッジポールに寝袋を挟めば、風に飛ばされずに干せるというギミックも◎。

テンマクデザイン グランド ハット1

●重量:(約)2,199g ●素材 :[フライ] 20D リップストップナイロン SIL/PU 耐水圧1500mm [インナー] 10D ナイロンリップストップ

ムラコ「ブラックビーク 4P」

ムラコ BLACK BEAK 4P 正面画像

出典:Muraco

金属加工業からスタートしたムラコ。現在は飯盒からテントまでアイテムも豊富です。そんなムラコの人気テント「ブラックビーク 4P」も、ペグなしで前室スペースが確保可能。

出典:Muraco

2本のポールを2箇所で交差させた「魚座型」のデザインは、ちょっと変化をつけたいキャンパーに特におすすめ。

黒で統一されている「ブラックビーク 4P」の他にも、グレー色の「ニンバス4P」も注目度の高いテントです。

ムラコ ブラックビーク 4

●収納時サイズ:W55cm H22cm D22cm ●重量:総重量3,441g(フライシート、キャノピー、フレームポール、スタッフサック) ●素材生地:フライシート/インナーテントフロア、40Dリップストップナイロン、撥水コーティング&耐水PUコーティング、耐水圧3000mm インナーテントキャノピー/40Dリップストップナイロン

ムラコ ニンバス4P

●収納時サイズ:W55cm H22cm D22cm ●重量:総重量3,441g(フライシート、キャノピー、フレームポール、スタッフサック) ●素材生地:フライシート/インナーテントフロア、40Dリップストップナイロン、撥水コーティング&耐水PUコーティング、耐水圧3000mm インナーテントキャノピー/40Dリップストップナイロン

ネイチャーハイク「Hibyシリーズの2~3人用テント」

ネイチャーハイク NH17K230-N 外観画像

出典:Amazon

ネイチャーハイクからも「魚座型」のテントをご紹介。広い前室は雨風をしのぐだけでなくちょっとした調理も可能です。

スカート無しなので4シーズンとはいかないまでも、3シーズンは使える優秀テント。

出典:Instagram by @narusy

なのに2万円を切るという高コスパが最大の魅力で、時折売り切れになるほど。販売されていたら早めの判断が吉です。

ネイチャーハイク Hiby

●サイズ:テント/200+110(全長)x150(幅)x120cm(高さ)、寝室エリア(台形)/広い側=163cm;狭い側=132cm; 長さ=200cm ●収納サイズ:54x17cm ●重量:2459g(ペグ、グラウンドシートの重量含まれていません) ●材質:テントフライ/20Dシリカゲル生地、PU防水4000mm、インナーテント材質/B3デリケートナイロン通気性チュール

ビッグスカイ「チヌーク 2P」

ビッグスカイ チヌーク 2P 使用イメージ画像

3つのポールで自立するビッグスカイのダブルウォールテント「チヌーク 2P」。キャンパーには馴染みのないブランド名ですが、登山好きの方ならご存知の方もいるかもしれません。

シンプルな見た目ですがドーム型であり3ポールデザインのため、耐風性はとても高く、どんなに悪天候下でも対応可能。設営はインナーテントと一体型の本体を広げ、外側からポールにクリップで止めるだけ。設営時間の速さはトップクラスです。
ビッグスカイ チヌーク 2P ポール2本使用画像

ダブルウォールで結露もおこりにくく、前室上部にベンチレーションを配置し通気性の確保も万全。

また軽量化を図りたい場合は、ポールを2本にしてもOKというウルトラライト設計。3本目のポールが前室を作ってくれるので、シチュエーションによって変更できるのは嬉しい仕様ですね。

フレームが前室まであるテントは、使う場所を選ばない!

出典:Instagram by @namake.monno

ペグを刺さずとも前室を作ることができる、自立型の軽量テントたちをご紹介しました。どんな環境でも前室スペースを作れるように工夫されたテントたちなので、オールシーズン使えるものばかり。ただし、風の影響で飛ばされることもあるので、刺せるようならしっかりペグダウンするのが基本ですよ。

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