シンプルなバスケットがかなり使える!
以前CAMP HACKで取り上げたリングスターの収納ボックス「ドカット」、一時は売り切れ状態が続き、かなりの反響がありました。
「ドカット」に引き続き、今回は同ブランドの収納グッズ「スーパーバスケット」を新たにご紹介! こちらもドカットに負けず劣らず、めちゃくちゃキャンプで使えるのです。
一見普通のスーパーのカゴ風なんですが侮ることなかれ! アウトドアで大活躍する工夫がちゃんと詰まっているのでぜひ確かめてみてください。
選べる3つのサイズ!
まずはサイズ違いの3つのラインナップについてご紹介していきましょう!
オールマイティーに収納できる「スタンダードサイズ」
スタンダードサイズは横465mm×縦385mm×奥行280mmと、スーパーの買い物カゴよりも一回り大きく、正方形に近い形です。
本体の重さは1.4Kgと少しだけ重めですが、その分ハンドルで引っ張って持ち上げたときの耐荷重は最大105kgまでいけます。本体の純粋な耐荷重は最大330kgと非常に頑強です。
持ち手を内側に倒してセットすることで、バスケットを重ねることができます。これは収納時にかなり役立つポイントでしょう。
長尺の道具の収納に最適な「ロングサイズ」
ロングサイズは横560mm×縦295mm×奥行220mm。本体重量は1.05kgで、容量は22Lです。ハンドルの引っ張り耐荷重は105kg。
スタンダードより高さはないですがその分ハンドルは長め。横に長いシルエットなので、ポールなど長尺アイテムの収納にはこちらがおすすめです。
別売りのサイドボックスがフィットするのも魅力です。こちらはほかのサイズのバスケットにも装着可能ですが、幅がぴったり合うのはこのロングサイズなのです。
コンパクトで済むなら「ミドルサイズ」
ミドルサイズは横370mm×縦320mm×奥行245mmとスタンダードより一回り小さいです。
本体重量は850gと軽めですが、ハンドルで持ち上げたときの耐荷重は最大75kg、バスケットそのものの耐荷重は最大285kgを誇り、こちらも普段使いには十分すぎるほどの耐久性。
クッカーやペグといった小さめのギア類や、食材を収納するならこちらが手頃でよさそうです。
このようにスタンダードサイズとも積み重ねができます。
実際に使ってみた!
ではこちらのバスケットを実際に使用しながら、そのスゴさの秘密も含めてご紹介していきます。
まずはキャンプで荷物収納&運搬
やっぱりまずはキャンプで使ってみなくては! というわけで、キャンプアイテムを実際に入れてみて容量を検証してみます。
今回はこのボックス(無印良品「ポリプロピレン頑丈収納ボックス・大」)に入ってるアイテムたちが、どれだけ収納できるのか見ていこうと思うのですが、なかなかの量です。
それではさっそく入れていきましょう! まずはスタンダードサイズから。
スタンレーの保温ボトル(1.89L)や大きめのクッカー、まな板や給水ボトルもしっかり入りますね。このサイズ感のものがしっかり収納可能なのは心強いです。
残りのアイテムをすべて入れて収納完了! すっきりと全部入れることができました。
この容量であればソロキャンはもちろんファミリーキャンプでも十分活躍してくれますね。
密閉されたボックスとは違って横から中身が確認できるので、どこに何があるのか分かるのが地味に便利。
ではお次はロングサイズに収納していきます。やはり横長なのでオノやスタンレーやまな板は楽々収納できました。
高さは低めなので、ナルゲンボトルの1.0Lを立ててジャストくらい。高さのあるものははみ出す可能性がありそうです。
幅を生かして、こちらもすべて収納! 若干クッカーがはみ出てますが……この「ロングタイプ」は持ち手が長いので許容範囲としましょう。
では最後のミドルサイズもすっきり収納! といきたいところですが、やはりこれまでの2タイプよりコンパクトなだけあって、これらの大物は厳しめ……。
なのでスタンレーの水筒やオノは断念し、ほかの小物類を収納してきます。
少しだけはみ出てますが、収納完了! 小さめとはいえなかなかの容量で、小物関係はこのサイズで事足りそうです。
ハンドル部分がしっかりしていて持ちやすい
持ち手の部分は握りやすいよう細めに。かつ滑りにくいデコボコ加工が施されています。
そんな工夫のおかげで持ったときは手の負担が少なく楽に運ぶことができます。ハンドルの耐荷重も十分あり、持っていて安心感がありました。
クルマにも積み込みやすい
車に載せて収納するのにもぴったり。出し入れしやすく、スペースを有効に活用できます。
両サイドにもしっかり握れる持ち手があるので、出し入れがとてもスムーズ。
自分のクルマの荷室に合わせて、なるべくデッドスペースができないようサイズを使い分けるのがよさそうです。
家の中でもそのまま収納
もちろん家で普段使いの収納としても使用可能です。こちらも棚やラックなどのサイズにあわせて使用しましょう。
ただ、実用本位な「道具感」が漂うので、この点は好みが分かれるところ。部屋の男らしさをアップさせるにはもってこいのビジュアルです。
また通気性がしっかり確保されているのも大きなメリット。湿気の多い季節も安心して置いておけます。
逆さにすればイスにも!
キャンプで椅子が足りなくなったときは、「スーパーバスケット」を空にして逆さまにすればOK。かなりワイルドですが椅子としてだって使えます。
どのサイズも十分な耐荷重を備えているので、シートを敷いたりすればしっかりとした座り心地になりますよ。
他にもこうやって使ってる!
皆さん自分らしく、さまざまな使い方を楽しんでいるようです。ヒントがありそうなのでちょっとのぞいてみましょう。
バスケットならではのサイドの隙間を使ってポーチなどを装着。全面好きなところに付けれるのでこれは便利!
「ドカット」と並べて、スタンダードサイズを2つにミドルサイズを重ねた3段重ね! 高い耐荷重性能を生かした豪快な積載、見事です。
レアな限定カラーがうらやましい限り。これはキャンプサイトでも目を引きそう。定番カラーに飽きたらDIYで好きな色に塗り替えても楽しめそうです。
リングスター スーパーバスケット(スタンダードサイズ)
リングスター スーパーバスケット (ロングサイズ)
リングスター スーパーバスケット(ミドルサイズ)
リングスター スーパーバスケット用 SBサイドボックス
この収納力はたまらない
「ドカット」に続き、またしてもリングスターの素晴らしい収納アイテム「スーパーバスケット」を知ってしまいました。
シンプルで無駄のない設計が抜群の機能性を発揮しつつ、非常に頑丈なこのつくりは本当に優れモノ。キャンプはもちろん、日常においても、ぜひいろいろな場所で収納に活用してみてください!/執筆:髙橋敦
こちらのボックスも積み重ねOK
こちらも優れモノ。「折りコンシェルフ」も要注目!
Let’s use Super Basket!
スーパーバスケットを活用しよう!