アイディア次第で冬キャンプの快適度は、ぐんっと変わる!
「やってみたいけど、寒さが不安」、またやってみたものの「寒さ対策が中途半端で本気で楽しみきれていない」など、心配ごとが尽きない冬キャンプ。
そんな難攻不落の城とも思える冬キャンプを乗り越えてみませんか?
実はちょっとした工夫やアイデア、また装備を足せば冬キャンプも思い切り楽しめるんです。
今回はそんな参考になる先輩キャンパーの寒さ対策をキャッチアップ! どんなスタイルで寒さを乗り切っているのかさっそくチェックしてみましょう。
「こんな工夫してます!」技ありキャンプスタイル10連発
チェアonムートンでお尻ぬくぬく
冬は座っているだけで、お尻からも寒さを感じるもの。そんな時に役立つのがチェアカバー。今、巷のキャンパーたちの間でフワフワのムートンをチェアカバーとして使用する人が増殖中!
チェアにオンするだけで冬仕様になるお手軽さはぜひ真似したいテクニック。底冷え防止に取り入れてみてはいかが?
ホットドリンクは、あっつあつのまま魔法瓶で保存
温かい料理も飲み物も、すぐさま冷めていってしまう冬キャンプ。真空の保温アイテムがあれば、温め直しの手間が減るので、燃料の節約にもつながりますよ!
シュラフinシュラフで暖足し
寒い時は服を重ね着しますよね。そんな重ね着技をシュラフでも応用してみましょう!
手持ちのシュラフでは温かさが物足りない場合に、比較的安価で手に入る3シーズン用シュラフと合わせて使用すれば快適。重ねすぎて汗をかいてしまわないよう、ファスナーで細かな温度調節をしてくださいね。
火傷・転倒を防止!ストーブガード
冬は石油ストーブを使用する人も多いのでは? 寒さ対策だけに気をとられがちですが、しっかりと安全面にも気を付けて過ごしたい冬キャンプ。
ストーブの転倒や火傷防止に一役買ってくれるストーブガードは、あるとないでは安心感が違います。写真のネイチャートーンズのストーブガードは収束型でコンパクトに持ち運びもできます。お子さんのいるファミリーキャンパーさんは導入を検討してみては?
ストーブファンで効率的に温かさを広げる
「せっかくストーブを買ったのに思ったより暖かくない……!?」と感じている人にオススメしたいのがこちら!
まるで扇風機のような見た目のストーブファンは、熱気が上にあがっていく対流式のストーブに設置すると、効率よく熱気を循環させてくれる優れもの。置くだけの簡単設置も嬉しいポイントです。
調理も薪ストで!暖もとれて一石二鳥
冬キャンプの寒さ対策代表ギアといえば、薪ストーブ! しかしこれから導入を検討している人にとっては何を基準に選べばいいのか分からないことも。
そんな時は、調理もしっかり楽しめるデザインのものを選んでみてはいかが? 暖かく調理も楽しめるとなると一石二鳥! オーブン機能をはたしてくれる薪ストーブもあるので、キャンプ料理の幅を広げてくれますよ。
コット寝で2ルームお籠りスタイル
寒いならとことんテント内を楽しむのも一つの手。2ルームテントにマットを敷いてお座敷化し、寝床はコットで底冷えを阻止した完璧なお籠りスタイルです。冬は、しっぽりとお酒を楽しんだり、カードゲームや読書を楽しむのもいいですね。
電源サイトで簡易コタツ
電源サイトを借りれば、キャンプでこたつスタイルだって実現できちゃいます!
ホットカーペットの上にテーブルのフレームを置き、ちょっと厚手なブランケットを用意します。そこにロールトップテーブルの天板だけをオン。下からの暖かさだけでも本格的なコタツが完成しますよ。
DIY技が光る車中泊最強スタイル
DIYパーツ「イレクターパイプ」を使って作られたベッドキッドで車の凹凸の影響を受けないベッドルームの完成!
さらにその上にコンパネ、パネルマット、さらにマットレス……と手厚くベッドメイキングされており、まるでお家のベッドで寝ているかのような仕上がりに。冬は車中泊、夏はテント泊と季節に合わせてスタイルを変えるのも良いですね。
そもそも薪ストを使える仕様のテントを用意する
最初から薪ストーブのチョイスを前提にしたテントを選んでみるのも◎。その仕様を使わない手はない……いや、むしろこの時期を大いに満喫したいですよね。
ビジュアル的にもおしゃれでテントサイトをグッとおしゃれに引き上げてくれますよ。
さあ冬キャンプを楽しもう!
寒さが最大の敵である冬キャンプ。ですが、工夫や買い足しアイテムであなたはきっと「冬キャンプ最高!」を連呼することでしょう。冷え込む冬に暖かさを感じながらゆったりと過ごすキャンプは至福。
寒さをマイナス面ととらえず、凍てつくフィールドに一歩踏み出してみましょう!
冬キャンプに行くときは、移動の備えも必要!
キャンプの装備も大切ですが、冬は雪道などの運転にも気をつけたいところ。事前に知って事故を防ごう!