発売されたら即売り切れ!カマボコテントミニとは?
あっという間に完売してしまった、DODヒット作「カマボコテント」。そのスモール版として2017年に登場したのが、「カマボコテント ミニ」です。2~3人用モデルで、親テント同様に即売り切れと再販を繰り返しています。
10周年記念「カマボコテントミニUL」はすでに販売終了
DOD創立10周年記念製品として、300張限定で生産販売された「カマボコテントミニUL」もありました。すでに販売終了となっており、今や幻のテントとなっています。
「カマボコテントミニ」と比べると40Dと薄めの生地を使用しており、軽量化に重点を置いています。遮光性を上げるためにブラックカラーを採用し、かなりインパクトのある見た目になりましたね。
カマボコテントミニの特徴8つ
「カマボコテントミニUL」は記念モデルなので諦めるしかないですが、「カマボコテントミニ」はまた再販される希望があります。今一度、「カマボコテントミニ」の特徴を振り返ってみましょう。
特徴① 2~3人が伸び伸びとくつろげる広さ
一般的な2ルームテントは、3人以上のファミリーを想定していることが多く、代表格だとコールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」が挙げられます。全長が約540㎝、幅は約340㎝あり、4人家族でピッタリな大きさです。
一方、2~3人用の「カマボコテントミニ」は、全長約500㎝、幅は約250㎝。カップルや夫婦キャンパー、3人家族にとってちょうどいいサイズ感。
特徴② 天井高は女性であれば立てるサイズ
リビングルームの高さは約175cm、インナーテントは約165cmです。大半はリビングスペースで過ごすことになるのを考えると、170㎝以上あれば窮屈さを感じることはないでしょう。
インナーテントも立ったまま着替えができる高さですし、座って作業する分にも問題ありません。
前述したコールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」の場合はどうでしょう? リビングルームは約215cm、インナーテントは約170cmとなっています。
4~5人用モデルとあって「カマボコミニ」よりも高さはありますが、インナーテントだけ見ると約5㎝とそんなに差はないようです。
特徴③ 夏キャンプを涼しくする!風の通り道
「カマボコテントミニ」は、インナーテントの前面、背面の足元をメッシュにすることができます。なのでテント設営の基本であるメインの出入口を風下にくるように建てれば、風が一直線に通り抜ける構造になっています。
特徴④ シェルターにもなる!
吊り下げ式のインナーテントを外せば、あっという間にシェルターに早変わり! 前面、サイド、背面もメッシュにすると開放感も抜群です。インナーテントを片付けてシェルター内でゆっくり朝食をとる、なんて過ごし方もできちゃいますよ。
特徴④ 雨キャンプも快適に過ごせる工夫がたくさん
写真のように、ドア部分3ヶ所は半分だけ閉められる「ハーフウィンドウ」仕様になっています。日差しや雨を遮りたい時に便利。もちろんフルクローズも対応しています。
インナーテントの窓を全開放すると、雨天時に雨が入ってしまう恐れが。だけど締め切ると暑い……。そんな時はサイドの生地を立ててロープを張れば、風通しをキープしつつ雨の侵入を防げます。こういった”痒い所に手が届く”作りは、何かと嬉しいポイント。
室内の空気を入れ替えてくれるベンチレーションは、本体の4隅に配置。前後サイドに2か所ずつあるので、テント全体に新鮮な空気が行き渡るようになっています。
そのためフルクローズ状態でも空気が澱んだりすることはありません。
※冬キャンプで燃焼器具をテント内に入れる場合は、定期的にパネルを開ける必要あり
特徴⑤アレンジ自在のキャノピードア
前面とサイド2ヶ所は、ポールを立てることでキャノピーを広げることができます。
※キャノピー用のポールは別売り
特徴⑥1年中キャンプを楽しめる!
テントをフルクローズ状態にしても、フライシートの下から入ってくるすきま風がネックですよね。それを防ぐためのスカートが「カマボコテントミニ」には付属されています。
さらにスカートにはグロメット穴が付いており、ペグで固定することも可能。風によるバタつきを防いでくれるのも嬉しいですよね。
特徴⑦区画サイトだって楽勝!
カマボコテントミニの魅力の一つである、サイズ感。2ルームテントでありながら、最小で3m×5.5mのスペースでも設営ができてしまうんです!
なので、6m×6mの小さめな区画サイトでもテントとミニバン1台が入りきります。この区画だとタープを張るスペースはありませんが、2ルームテントなのでその必要もなし!
一般的なサイズは8m×8m、10m×10mくらいのキャンプ場が多いので、この区画であればかなり余裕があります。
特徴⑧設営はシンプルで簡単
組み立て方はとてもシンプルで簡単。まず、ポールを組み立てて3ヶ所のスリーブに通し、ポール用グロメットに差し込みます。その後ペグダウンしてインナーテントを取り付ければ設営完了!
初心者2人でおよそ30分程度で設営できるようですが、慣れてしまえば15分ほどで設営できるんだとか。
「カマボコテント2」との違いは?
簡単に言ってしまうと、「カマボコテントミニ」は「カマボコテント2」のミニ版。カマボコテント2がフレーム4本で構成されているのに対し、カマボコテントミニはフレーム3本で構成されています。
それでは、詳しくスペックの違いを見ていきましょう。
サイズ感
・カマボコテント2……幅約300×長さ約640×高さ約195㎝
・カマボコテントミニ……幅約250×長さ約500×高さ約175㎝
・タフスクリーン2ルームハウス……幅約340×長さ約540×高さ約215㎝
サイズを比較すると、「カマボコテントミニ」の方が幅が約50cm、長さが約140cm、高さが約20cm小さくなっています。
また参考までには、先ほどからちょこちょこ出てきている2ルームテントの代表格であるコールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」(4~5人用)のサイズも比較してみました。
「カマボコテント2」と「タフスクリーン2ルームハウス」の場合、高さがあるので、大人でも腰を屈める必要はなさそうですね。3人家族にしては大きすぎますが、4人家族にば程よい広さです。
重量
・カマボコテント2……約16.1kg
・カマボコテントミニ……約11kg
・タフスクリーン2ルームハウス……約16kg
※3テントともに付属品を含んだ重量
「カマボコテント2」とコールマンの「タフスクリーン2ルームハウス」は、ほぼ同じくらいの重量ですね。4,5人用で5メートル以上のサイズとなると、16kgという数字は標準と言えるでしょう。
一方、「カマボコテントミニ」は約11kg。女性でも持ち運ぶのは苦にならない重さです。
基本的な機能スペックは「カマボコテント2」と同じ
大きさや重さは異なりますが、基本的なスペックはカマボコテント2とカマボコテントミニは同じです。
耐水圧、UVカット加工、幕帯、ポールなど各部分の素材などはまったく変わらないので、選ぶポイントとしては、やはり”サイズ”と言えるでしょう。
家族で使うならどっちを選ぶ?
カマボコテントミニは2~3人用ですが、家族3人(大人2人、子供1人)でも荷物が多いキャンパーのだと少し窮屈に感じるかもしれません。
たとえば、寝室にコットを1つとエアーマットのダブルサイズを置いたら、荷物を置くスペースがなくなります。またリビング部も、棚やラックなど荷物をすべて入れるとかなり窮屈になるため、タープがなければ食事をするのも厳しそうです。
荷物が多い、ゆったりと過ごしたいという方には、3人家族でも「カマボコテント2」の方が快適に過ごせるかもしれませんね。
チーカマスタイルもできちゃう!
チーカマスタイル(チーズカマボコ)というのは、カマボコテントとチーズタープを組み合わせたスタイルのこと。「カマボコテントミニ」でもこのスタイルを実現できます。
「カマボコテントミニ」には「チーズタープミニ」がぴったり。日陰の面積が増え、サイトのアレンジ幅も広がりますね!
雨の日は要注意!
「チーズタープ(ミニ)」の耐水圧はTC素材を採用していることもあり、高くありません。またその素材の特性上、水分を含むと重くなります。結果、タープがテントのフレームにのしかかってしまい、本体が傷んでしまう場合も……!? 雨天時のチーカマスタイルは、テントとタープの間に隙間を作るようにするのがコツのようです。
またチーズタープの生地には、コットンも素材に含まれています。ですから、しっかりと乾燥させないと短期間でカビが生えてしまうので、取り扱いには要注意ですね。
再販はいつ頃……?購入方法について
カマボコテントミニは、公式ホームページから通販サイトにアクセスして購入することができます。発売開始日時が記載されているので、その時間に合わせてアクセスすることをオススメします。
予約販売ではなく、先着順での販売なのでまさに早い者勝ち! アウトドアイベント等で販売会を行うこともあるのでこまめに情報をチェックしましょう。
再販について
2017年9月に発売され、即完売してしまった「カマボコテントミニ」。翌年2018年3月に再販され、また完売。つい最近だと9月21日(金)に再販されましたが、すでにどの販売サイトでも売り切れ状態です。(2018年11月19日現在)
最新情報はDOD公式HPをチェック!
オークションという手も!
ヤフオクには複数出品されており、オープンプライス(税込み41,800円)よりも1~2万円高い価格で売りに出されています。使用した中古品が大半ですが、中には未使用のものもあるようです。
フリマアプリにも複数出品されてるので、そちらもチェックしてみてください。
あなたは争奪戦で勝ち取ることができるか?!
秒単位での争奪戦となるほど、人気の「カマボコテントミニ」。2ルームテントでありながらも程よいサイズ感なのが、多くの人が欲しがる理由なのでしょう。
なかなか手に入らないテントなので、キャンプ場では注目の的になるかもしれませんね。まだゲットできていない人は、次回の発売をお楽しみに!
Who can get Kamaboko tent mini?
カマボコテントミニをゲットできるのは誰だ?