風森美絵の”焚火・イズ・ジャスティス”#7~まずは小さな焚火から~
画家でアートディレクターの風森美絵(かざもり よしえ)さんが連載でお届けするのは「趣味としての焚火」。野外でゆらめく炎を愛する風森さんが、味わい深い絵とともに焚火を語ります。第7回は、焚火のつけ方、です。必要な道具も合わせてご紹介します。
2022/09/07 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
風森 美絵
外で食べるごはんと焚火を愛する画家、アートディレクター。 元調理師で、プライベートで作っていた外ごはんが評判となり外ごはんスタイリストとしての著書出版、レシピを含めたビジュアル、空間プロデュースなど雑誌やTVなどの様々な媒体で活動中。
風森 美絵のプロフィール
焚火をするのに必要なもの
焚火にフォーカスしているこの連載。あくまでも『趣味』の焚火として感じたことを自由に書かせていただいております。早いもので7回目ですね。
なるべく多くの人に「私も焚火をしてみたいな」と思ってもらいたいので、なるべく難しいことや技術的(?)なことは避けて書いております。が、今回はちょっと踏み込んで書きたいと思います。
というのも、最近どうしたらいいのかなと思っていて、みなさんにも聞いてみたい。
うまく火がつかない!
私はキャンプブームとともに仕事として、最近はキャンプをしたことがない人とも一緒に行く機会が増えました。
ロケ場所に行ってみると、綺麗に整備されたキャンプ場や、都心のサイトであることが多く、また、真夏のキャンプ場では枯葉や小枝といった、いわゆる“焚付け”になるようなものがない状況です。
キャンプ場に売っている薪の束と、着火剤だけが用意されていて。
この2つだけではアウトドア経験のないスタッフさんだと、焚火を作ることができない。
ほぼ、できない。そりゃそうだ。一度も焚火したことのない人がほとんどだもの。