とあるキャンパーに徹底フォーカス!
インスタグラムに寄せられた『#camphack取材』タグがついた投稿の中から、気になるキャンパーを取材する企画『あのキャンパーのウラ側HACK!』。
今回は、「白」をシンボルカラーに統一感あるサイトづくりを極めている @kazsh さんが登場します。
プロフィール
お名前:カズさん
アカウント名:@kazsh
お住まい:千葉県
ご職業:Webエンジニア
キャンプを始めた時期:2012年
キャンプスタイル:家族や友人と
あれもこれも……白白白!
カズさんのサイトを覗いてみましょう。
タープはニーモ・シャドウキャスター、珍しい白カモ柄です。こちらはmyx別注カラー。さらに白い鹿ベンチにイエティのホワイトギア……どれも”白い”ですね。
おや、カーミットチェアも白色の生地に張り替えていますね。バリスティクスから販売しているカーミット用の生地「スノーカモ」を選んでいます。
よ~く見ると、こんなところまでも白! 一体なぜここまで徹底して白で統一されているのでしょうか……?
飽くなき「白」へのこだわり、その理由は?
白ギアに惹かれるのは、なぜでしょう?
その答えは、極めて明快でした。
最初に購入したテントが、ノルディスクのアルフェイムでした。それに合わせてアイボリー系のギアを中心に揃えていたつもりなのですが、ちょいちょい浮気をしちゃってだんだん統一感の無いサイトに……。
ノルディスク アルフェイム 12.6
好きなものをランダムに買い足した結果サイト全体に統一感がなくなってしまうこと、ありますよね。
そしたら色の組み合わせを考えるのも面倒になってしまって。あるとき「白しか買わない!」って決めたらそれ以上悩まなくて済み、余計なギアを買っちゃうことも減ったので、自分にとっては名案でした。
あえて諦めることで散財を抑えたんですね!
ペトロマックス パーコマックス
ランタンなどの調光具合でビジュアル的に違う雰囲気が楽しめるのも、明るい色味の幕ならではです。
それ以来、ずっと白いギアでキャンプを楽しんでいます。ちなみに本名も白井です……(笑)。
なるほど、白ギアとの縁は必然だったのかもしれません!
ギアのお手入れは、何かされていますか?
カズさんの白ギアは、真冬の豪雪キャンプでこんなことになっているにも関わらず、どれもとてもきれいです。
素朴な疑問として特別なお手入れをされているか伺ったところ……
コットン幕は汚れたり雨が降ったら、帰りにコインランドリーに放り込んで洗濯・乾燥しています。これはメーカーの方から「非推奨です」とハッキリ言われましたので、真似しないほうがいいです!
濡れると一気にカビてしまうコットン幕、あくまでカズさん流のお手入れをされているようですね。
小物は帰ってからこまめに掃除したり、撥水スプレーで汚れを落ちやすくしたりしています。
やはり! この清潔さも、メンテナンスあってこそのようです。
お気に入りのアイテムを、3つ教えてください
今手持ちのキャンプ道具たちの中で、「本当に買ってよかった!」というアイテムを尋ねてみました。
1. ニーモ ペンタライト4p
日本国内ではなかなかお目にかかれない、アルペンカモフラージュ仕様のモノポールテントです。
正五角形ではないとことがお気に入り、というカズさん。その理由は……
フロント両面を開けてもしっかりと自立しますし、奥が一番広いので寝室スペースがより確保しやすくなっています。
遮光性も高く大きなスカートも付属(ジッパーで取り付け可)しているので、寒い時期でも活躍してくれそうです。
見た目のカッコよさはもちろん、専用のウェッジ(インナー)を付ければテントにもなる汎用性も見逃せません。
2. イエティ ロードアウト(バケツ)
イエティといえばクーラーボックスですが、このバケツもサイトに置くだけでサマになります。
ゴミ箱にしたりちょっとしたものを隠したり、リッドもあるので簡易テーブル代わりにも使っています。
3. コノストーブ
二次燃焼機構のストーブで、火をつけてあとは薪を放り込めばガンガン燃えてくれるスグレモノです。
大型ソロストーブ「ボンファイア」と類似の二重構造ストーブ。小枝でも燃やすことができるこの類のストーブは、いくつになっても男心をくすぐります!
カズさん流!レイアウトと収納のコツ
ギアの「配置」や「差し色テク」はありますか?
白でまとめているおかげで、適当に配置しておけばそれっぽく見えるのであまり考えていません(笑)。
色を統一して、似た製品を2つ並べたりすることで簡単にそれっぽく見えるのは、@kazsh さんの「白しか買わない!」と決めたマイルールの成せる業。
写真を見ると、背の高いアイテムを奥に配置したり、黒い小物はまとめていたり細かいテクニックが光っていますね。
また刺し色となるギアも気になっているご様子。ネイタルデザインのビビッドなストライプチェアが、より白さを引き立てています。
収納・積載のコツを教えてください
収納は量より簡潔さということで、すべてコンテナに収納してから車載します。
コンテナボックス4個とバケツ・クーラーボックスに詰め込んだら、あとは車載するだけ! 車に積み込む時間は、本当に5分ぐらいです。
積載も、さすがの痛快さ。あらかじめコンテナに収納できるサイズのギアを選ぶなど、積載にかかる時間を減らすテクとして参考になりますね。
カズさんに直撃!ココだけの話
「キャンプ費用」は、いくらくらいですか?
こちらはsanzokumountainの焚き火台「mouncos」。お値段約26,000円也というエッジの利いた面白いアイテムもお持ちのカズさんに、裏事情も伺いました。
そんな現実を突きつけないでください(笑)。ほぼ毎週末キャンプへ出かけていますが……月5万円で収まっていると信じています!
ここだけの話、失敗や買って後悔したギアはありますか?
かつての撤収時、ハプニングによりカーミットチェアが破損してしまったこともあるようですが……。
寝袋の「最低使用温度-7℃」を信じて、11月のふもとっぱら(気温2℃)で全く寝られなかったのは良い思い出です。
寝袋については各メーカーが数値を提示してはいますが、気候条件に左右されることは覚えておきたいですね。
ズバリ、今欲しいアイテムは?
The Arthとアーバンフォレストのコラボタープ、「幕男」の白が出るという噂があるので、狙っています!
難燃コーティングにストレッチ素材という、小技がきいたこのタープ。美しい張り姿も相まって、インスタグラマーを中心に人気上昇中の一幕です。
また、YETIから白いクーラージャグが出るのでそれも発売されたら使ってみたいですね。
こちらはイエティのニューアイテム「SILO(サイロ)」。現在ショッピングサイトでの取り扱いは始まっていないようなので、いち早く手に入れるにはイエティ公式サイトからになりそうです。
お気に入りのキャンプ場は?
森のまきばオートキャンプ場
家から近いという理由もありますが、10時イン→翌17時アウトなので、一泊でもとてもノンビリ過ごせます。
こちらは千葉県のキャンプ場。チェックアウトが午前中ではなく夕方の時間帯なのは嬉しいですね。都心から1時間で行けるアクセスの良さも◎。
詳細はこちら
ふもっとっぱら
ウォシュレットが付いてるトイレもあって、最強のキャンプ場です(笑)。
どのキャンパーにも人気の高いキャンプ場「ふもとっぱら」。オートキャンプができ、景色も雄大、写真も映えるし設備も十分ということで、初心者から上級者まで根強い人気があります。
広い草原と、林のない開けた景色は手持ちのキャンプ道具たちをより引き立たせてくれますね。
詳細はこちら
おわりに
キャンプは、自由です。クリアすべき明確なゴールがないという比較的気楽なアクティビティなだけに、何をどう楽しむかにこだわることに大きな意義があるのではないでしょうか。
カズさんのように、一本筋の通ったキャンプスタイルを見つけてみませんか?
カズさん、ご協力ありがとうございました!!
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