8年ぶりに再登場したリビングシェルターV
日本の気候を知り尽くした、国産ブランド「ogawa」のリビングシェルターが8年ぶりに再登場! 快適性を重視するキャンパーにとって、新作「リビングシェルターV」は細かな工夫がなされていておすすめです。
ロッジ型シェルターは夏は涼しく・冬は暖かい、理想的な形のひとつ。ファミリーキャンプでの利用や、グループキャンプでの宴会幕としても活躍すること間違なし。
そんな新型のロッジ型シェルターの魅力を、細かい工夫やテクニックも交えてたっぷりお伝えしていきます。
さすがのogawa品質。快適度は最高レベル
リビングシェルターVは具体的にどう進化したのかというと、「他テントやシェルターたちとの連結」が挙げられます。拡張性があることでリビングルームも拡大でき色んな楽しみ方を模索可能。より一層に長く使える幕に進化しました。それでは細かいスペックをご紹介していきましょう!
床面積3.6メートル四方
「床面積3.6メートル四方」と言われても実際ピンときませんよね。この大きさは8畳ほどなので、テーブルやチェアなどを置いたとしても5~6人はストレスフリーに過ごせる面積だと思っておけばいいでしょう。
キャンプの状況によって、家族でもグループでも対応できて楽しめる適度な広さが嬉しいですね。しかも正方形なのでレイアウトしやすくて◎。
ogawaで人気な「ロッジシェルター2」のサイズ(3.5×4.6m)と比べると、1mほど短いことがわかります。リビングシェルターVはロッジ型の中では小ぶりな方として認識しておくといいでしょう。ちなみに一回り大きいサイズ(4.0×3.4m)の「リビングシェルターN-02」というシェルターもあります。
背も高く、まるで家のような居住性
一番低い部分で175cm、トップの部分は220cm。側面は立ち上がり、テント内は全体的に高く開放的です。また、ワンポールテントのように中でポールが動線に干渉しないので面積を広々使えます。
つまり「家」の感覚に近いスタイルでキャンプができちゃうんです。もちろんフルクローズ式でプライバシーもバッチリ守ってくれます。
雨・風・強い日光からほどよく守る
フライには、女性は特に嬉しいUVカット加工が施されていて紫外線の侵入を防ぎます。生地の色はアイボリー系ではなくTHE ogawaという印象のベージュ色。この色味のおかげでテント内は明るすぎず暗すぎずで適度な明るさ。明け方に明るすぎて眠れない、天気が悪い日は幕内が真っ暗……なんてことはありません。
さらにテフロン加工とシームシールで雨に強く、縫い目からの雨の侵入を防ぎます。
ベンチレーションも上部に大きいものを完備。石油ストーブで暖を取ることもできます。
暖をとったときに厄介なのが「結露」ですが、屋根にはライナーシートが付属され、その点も考えられています。天井にできた結露のしずくが、リビングスペースに垂れるのを防いでくれるんです。
年間を通して幕内を快適に過ごせるような工夫が、細かいところにたくさん凝らしてあります。
設営バリエーションを多く楽しめる
全スペースのメッシュ部分を開き、コットを配置すれば夏は風通しのいい開放的な屋根付きコット寝スポットとして活用可能。
そして上の画像たちのように、テントの後方を全開させてドッキングも。ogawaのドーム型テントやロッジシェルターとの連結が楽しめます。ここが今回のリビングシェルターVの進化した大きなポイントです。
既に持っているテントと連結させたい方や、ちょうどいいリビングルームを確保したい方には最適なシェルターです。もちろん、単体だけでも夏はコットを並べて就寝というコット寝スタイルも可能。
車中泊の場合なら、テント後方に車を持ってきて最小限の移動でシェルターとの動線をつくれたりと、応用もききそうですね。
さてお次は、気になる「価格帯」や「重量」についてです。
スチールポールの重さ=安心感
このタイプのテントは「鉄骨テント」なんて愛称があるほど重量に特徴が。リビングシェルターVのポールも約16.1kgとかなりヘビー級ですが、設営後の安定感はそれに比例してケタ違いです。
そんな重いの一度に持って行けない! と思った方。ご心配なく。幕とポールで収納袋が分かれているので、オートキャンプ場なら楽勝。そうでなくてもキャリーカートなど工夫次第でこの問題はクリアできる重さです。
設営は親切設計で、初心者でも簡単
そんなにしっかりした造りなら、設営が難しそうなんじゃない?と思いますよね。しかし、この進化版リビングシェルターVのポールは、丁寧に色別(赤、青、白)に仕分けされていて迷わないよう工夫されています。
高さは220cmもありますが、屋根部分から作り込み側面のポールをまず半分の高さにし、シートを被せてから残りを伸ばすやり方だと設営はスムーズです。設営時間は2人で15分〜20分程度が目安というから驚きですよね。
価格も重量もヘビー級……だけど?
10万円を超える価格。幕体が約8.4kg 、ポールが約16.1kgの計24.5kgと収納スペースも選ぶアイテムです。しかし、前述したとおりの魅力は相当なもの。4シーズン使えて一生ものだと考えたら納得の価格ではないでしょうか。
ogawa リビングシェルターv
ヨドバシカメラで、お得に買えるかも?
あのカメラで有名な「ヨドバシカメラ」のゴールドポイントカード、コレが意外と使えるんです。電化製品などを買って貯めたポイントを使えば、シェルターを割安で買えることも。
OGAWA専門ストアがさいたま新都心店や、梅田店、京都店、博多店にあるので気になる方はチェックしてみては?
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ogawaのリビングシェルターVで快適なキャンプをしよう
ogawaのリビングシェルターVの魅力をご紹介しました。お値段は張りますが、4シーズン使える点、設営や連結のしやすさ、快適性を考えるとそう高くもないかなと思いませんか?
ロッジ型よりもう少し軽めなシェルターはこちらから
もう少し値段も重量も抑えたいかな……という方はこちらの4種もチェックしてみては?
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